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第18話:移住支援金を申請しての体験報告と感想

こんにちは、兼業投資家ヒロッキーです。

従業員から投資家・世界旅行家への道に向けて、ジリジリと一歩一歩地味な作業でも資金を構築していく施策の1つとして、今回は移住支援金を実際に申請してきました。

移住支援金については、第9話:FIREのために時流を掴んでお金をもらう方法
でも、書きましたが、

今回は私が実際に申請した時に体験したことを記載しておきます。

私の場合は、独身での移住なので、60万円になります。

必要な書類は、自治体によって若干異なると思いますが、下記の書類が事前に必要になりました。

  1. 地方創生移住支援事業補助金交付申請書(移住先の自治体所定の申請書)

  2. 本人確認書類(写真付き身分証明書等の写し)

  3. 市税の滞納がないことを証明する書類

  4. 移住前の居住地および居住期間が確認できる書類※(移住前の居住地の住民票の除票の写し等)

  5. 転入後の住民票の写し ※世帯向けの申請を行う場合は世帯全員が記載された住民票謄本

  6. 東京23区以外の東京圏から東京23区内に通勤していた方の場合    (1)雇用保険の被保険者(つまりは従業員):就業証明書などの、勤務地、雇用期間および雇用保険の被保険者であったことを確認できる書類→雇用保険被保険者証
    (2)法人の経営者、個人事業主:登記簿謄本、確定申告書の写し等、移住前の在勤地および在勤期間の確認できる書類
    (3)大学等への通学期間を通勤期間として申請する場合:卒業証明書の写し等、在学期間、卒業校の確認できる書類

  7. 就業証明書

  8. 自分の振り込み先銀行口座情報(通帳の名前と口座番号が明記されているページのコピー)→これが最終出口です

移住前に入手・準備するものは、5を除いて全部になります。
なので、移住を決めたらまずは地元の役場と現在の会社にお願いして取り寄せて書類を揃える必要があります。

そして、転入後に5を揃えます。
ちょっとわかりにくいのは、6の雇用保険被保険者証でした。

私の自治体の説明書きには明確に「雇用保険被保険者証」とは書いていなかったので、就業証明書で事足りると思ったのですが、どうやら違うようです。なかなか紛らわしいです。

「雇用保険被保険者証」は、会社の方針によりますが、入社時に渡してしまうものと会社の方で保管している場合もあります。

私の場合は、社員個人管理だったのですが、入社時にもらったのは8年以上も前で、どこに保管したのか、家にあるのかどうかもあやしく、探すのが一苦労でした。

しかたなく、再発行を依頼するため、ハローワークに問い合わせると今はe-Govでも再発行の申請できるらしく、PCを使ってこれで申請する方が、費用も掛からずイチイチ家を出なくてもよいので一番楽であることが判明します。

ただ、e-GovはPCにインストールして、マイナンバーをカードリーダーで読み込めるようにしておく必要があります。(確定申告をPCでしている人は同じカードリーダー使えます)

そして、e-Govだと大体5日営業日くらいで、再発行が完了しました。
注意点としては、e-Govのデフォルトは、メールとかでの通知案内がないため、大体5~7日後に自分でPCにインストールしたe-Govアプリを開いて確認する必要がありました。

私は、申請した後、いつまで経っても連絡がこないので、e-Govの電話問い合わせ窓口に問い合わせることになりました。対応していただいた方は、アプリの操作を丁寧に教えてくれたので、どこを見れば良いのかようやくわかり、助かりました。https://www.e-gov.go.jp/contact

役場というのは、いろいろ書類が必要ですね。。。
結局、数回役場と自宅を往復することになりました。。。。

また、地域によっては、転入してから3ヶ月後~1年以内に申請するという風に決めていたりと、なかなかウエルカムな感じがしません。

こうして、すったもんだで再度役場に行ってみると、こういう移住支援の担当は企画課が担当しているそうです。ここも各自治体によって微妙に課が異なるかもしれないので、総合窓口で聞いた方がいいですね。

そして、書類がようやく受理されて注意書きを渡されたのですが、3年以上~5年未満で転出した場合は、半額は返金しないといけなくなる点。3年未満であれば、全額返金義務が発生する点を言われました。

なので、移住後は、そこを拠点に活動する感じになります。

移住支援金の着金は、すぐではなく、数ヶ月はかかりそうです。
なので、移住支援金とは書いてはいますが、もらうまでに時間がかかるので、当面の移住に関するお金は自前で用意する必要があります。

正確に言うなら、「移住後の5年紐付き支援金」ということになります。
完全に5年以上済むことが確定しているなら使ってもよいとは思いますが、私の場合は、住所は置いておくにしても、5年後に自分がどこに住むことになっているのか、確信が持てない部分もあります。

このため、支援金をもらったとしても、5年間は元本を割らない国債で運用する感じになりそうです。

移住支援金とはいっても、実際には5年間は紐が付いているので、消費としては5年間は使えないお金ですね。

5年後の解放まで、年2~3%で運用できる資金を得られたと思って、引続きFIRE(Financial Independence & Revealing Excellence)に向けて精進します。

移住と移住支援金が必要な人の参考になれば幸いです。

それではまた!

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移住支援金の書類を揃えて、支援金を5年間運用する方法を考える


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一従業員から大和的投資家・旅行家への道~兼業投資家ヒロッキーの人生戦記&遺言書&留魂録
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