整体師・セラピスト1年目のための基本24『意外に見過ごされがちな“後頭下筋群”を緩めて頭痛を撃退する』
こんにちは、HKRです。
今回は頭痛持ちの方には必見‼︎後頭下筋群のアプローチをご提案いたします。
後頭下筋群とは、頭と首の境にある筋肉の総称で(大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋)顔や頭の向きを細かく調整している筋肉です。
目や頭の動きに合わせて、顔の角度や向きをつねに微調整しているので、頭痛の原因になりやすいと言われています。手元の資料を見ながらパソコン作業をする、⋯そのように目や顔を細かく動かすとこの筋肉を酷使しやすい。
後頭下筋は緊張で硬くなると頭痛に発展しやすい筋肉です。姿勢の崩れや目の疲れでも悪い影響が出やすいので、小さな筋肉ですがしっかりと緩めていきましょう。
この筋肉を緩めればボーッとする頭や頭痛、首の違和感などの解消に役立ちます。
※頭と首の境目にある後頭下筋群へのアプローチは小脳と呼ばれる脳幹の後ろ側に近い部分にあたります。やり過ぎてめまいや吐き気など気分を悪くならないように短い時間で丁寧にアプローチしてください。くれぐれも力づくや雑なやり方は厳禁でお願いします。
後頭下筋群ほぐし
今回ご提案する後頭下筋群へのアプローチは全て寝ながらでも行うことができます。寝る前にも取り入れやすいので、ぜひお試しください。
①回旋の動き
①首の後ろに枕を用意して仰向けになります。(座って行なう場合は姿勢を正してしっかり正面を向きます)
②左右どちらかにゆっくり回旋します(45°以内)。3秒程度かけてゆっくりと回し、そして3秒かけて戻します。
正常な人の可動域は約60度なので難しくはありません。注意点は目を向けるだけで首が回していないこと。首に問題がある人がやりがちなので目は正面を向けたまま顔ごとを斜め前を向けるように意識しましょう。
寝ながら行うと、後頭部を地面に預けている状態なので姿勢保持に使われる筋肉もリラックスしながら行えます。他の動画でもお伝えしている“脱力”がしやすい状態なので、くれぐれも勢いよく行わないようにしてください。
②うなづき運動
①仰向けで寝ます。顔は正面からスタートして始めはやや斜め上向きます。
②次に首を真っ直ぐに立てるように顎を引きます。これを繰り返します。
※目をつむって3秒以上かけて斜め上を向き、3秒かけて顎を引いていく。
顎を胸骨部分に近づけるイメージで引くといいでしょう。座って行ってもいいのですが、その際は姿勢を丸めないようにしてください。1回の運動で10往復行えれば充分でしょう。(少ない回数でもOK)
首へのアプローチでは毎回お伝えしていますが、回数は“上限の”目安とお考えください。少しずつ、確実に行うことで首まわりのお悩みを解消できると思いますので、ぜひコツコツ取り組んでいただきたいと思います。
自分の体に関心をもっていただくことが私が発信する目的の1つなので、ぜひ今後もいろいろなアプローチをしたいとおもいます。ぜひフォロー&いいねをお願いします。
まとめ
今回は頭痛持ちの方には必見の後頭下筋群へのアプローチをご提案いたしました。
首を回すのと上下の動きのアプローチ、どちらも地味ではありますが確実に首こり解消に役立つ動きなので、ぜひ少しずつ取り組んでいただけたら幸いです。
他にも首に対するアプローチや根本的な姿勢全体に対するアプローチなど、動画に残しているので併せてチャンネル登録をしてご覧ください。
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