イヤーマフをつけて出かけたら、疲れずにすごせた。
外食に行ったとき。
ふだんは混雑を避けていくのだけど、その日は急に決めたのでばっちりピーク時になってしまった。
待っていると、30分も立たないうちに頭が痛くなってきた。
「お腹すいてるから、頭痛くなってきた」と言ったら、オットが「混んでてザワザワしてるからじゃない?」と。
その発想はなかった!
確かに音が多いことを意識してみるようにしたら、頭痛はそれ以上悪化せずにすんだ。
オットにイヤーマフをすすめられたので、その場でポチった。
数日後、届いたので早速装着してみたら、冷蔵庫の音や暖房の音が消えて、家の中にもたくさんの音があることを知った。高音っぽい音が遮断されるけれど、家族の声は聞こえる。
家でさえこれだけ音があるのなら外はさぞかし騒がしいだろうな、と思った。確かに大きいショッピングセンターでいろいろ用事をすませてから外に出ると、音が急激に少なくなりいつもホッとしている。
音楽とかマイクで声が流れてて、スピーカーから出る音がある一定の音量より大きいと耳に膜が張ったようになって、喉の奥が苦しくなるのだけど、それを初めてオットに言ったら、他の人はそうじゃないんだと教えてくれた。知らなかった。
これまで、子供の学校行事に行くのも疲れて億劫だった。
登校して少ししたら頭の後ろや首の後ろからだるくなりはじめて、イライラしてくるし、帰る頃には肩が全部だるくて帰り着く頃には頭痛がはじまっている。
イヤーマフを持っていって「ああ、これはもうダメだな」と思った時につけてみて、そのまま過ごしたら頭痛の兆候すら出ないで、快適だったし疲れずに帰ってこれた。感動した。
人の多い場所に外出しても、家にいる時と変わらない身体の状態でいられて頭痛のないまま帰ってこられる体験は30数年生きててはじめてかもしれない。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートいただければもちろん嬉しいですが、読んでいただけたりリアクションいただけるととても嬉しいです。