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好きなことは”走ること”です

走ることが好きです。
というよりも、最近好きになりました。
特に長距離走が好きです。


子どものときは走るのが本当に大嫌いで、小学生のときに「私は走ることが嫌いです」という作文まで書いた。(読んだ先生は、何の宣言だよって思ったよね、多分)

バスケットボールとかサッカーとか、団体競技特有の、チームで盛り上がるということができないのに、一人で辛い思いして走ってなにが楽しいの?とかって思ってた。


それでも走り始めるようになったのは会社員になってから。
少し体重が増えて、運動不足が気になりまして...。トドメのように、当時の彼氏(今の旦那さん)に「あれ、最近、少し太った...?」と言われた1時間後には家の近くのジムを契約。
ただ、難しいマシンの使い方は分からないし、スタッフの方に聞くのもなぁ...と思ってしまって、とりあえずランニングマシンで走ることに。


それが、今日まで約8年。
1回も休むことなく、とまではいかないけれど、”毎週1回走る”ということをゆるゆる続けてきました。
最初は3キロから、今は10キロ。
ジムを走ったり、外を走ったり。


あんなに嫌いだったものを、なんで続けられちゃってるんだっけ...?

ふと思ったんだけど、長距離走は、自分のペースで、自分のことだけを考えられるスポーツなのだ。
目標だって、前回の自分と比べてどうか、を考える。
例えば、先週は1キロ6分ペースで8キロ走ったから今日は同じペースで9キロまで行ってみよう、とか、今日はもうキツイなぁ、でも先週の私が出来てるんだからもうちょい頑張るか...!みたいな。


サッカーとかバスケットボールのようなチームスポーツだと、メンバーに迷惑をかけてしまわないか心配になっちゃうし、分かりやすく敵がいるわけだから、相手との比較もしちゃったりする。

一方で走っている時は、自分にとことん集中できる。少なくとも私はできている。

周りを気にしちゃう私にとっては、ちょうどよいスポーツなのかもしれないです。


それでも、まさか自分が、走ることを好きになるとはね。
大人になると、好きなものって変わるものなんですかね。

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