怪しい、やばいの悪評は本当?サングローブ株式会社の総合職の面接を受けてみた
サングローブ株式会社という会社の面接を受けてきました。前回記事にしたWOW WORKS株式会社のほかにも面接を受けていたので、3社目の面接になります。
2社目はあまり書ける内容がなかったので記事にしませんでしたが、サングローブ株式会社は、検索すると怪しいとかヤバイという関連ワードが表示される一方で、業績がよく営業職の求人内容にも惹かれる部分がありました。
良くも悪くも記事にしたくなる会社でしたので、サングローブの総合職の面接がどんな感じだったか、誰かの役にも立つかもしれないと思って書いていきたいと思います。
なんでサングローブ株式会社を受けようと思ったのか
そもそも、なんでサングローブ株式会社を受けようと思ったのかですが、単純に未経験可だったということ。あと、転職するにあたって、IT業界で無形商材を扱える営業の求人を探していて、それに合致していたからです。
(なんでIT業界で無形商材なのかは過去記事にあります)
正直、サングローブ株式会社って会社を知らなかったですし、怪しいとかヤバイ、クビみたいなワードが表示されているので、面接前の志望度は高くありません。ただ、マイナビ転職の求人情報を見て、面白そうだと感じたのと、自分の転職軸には合っていたことが応募した理由です。
個人的に気に入ったところ
求人情報から面白そうな会社だと思った
未経験の入社が87%以上とあって、営業経験がなくても大丈夫なんじゃないかと思えた
年功序列じゃない
給与・インセンティブが魅力的だった
求人情報から面白そうな会社だと思った
あくまで求人情報での印象しかありませんが、面白そう。面白いことができそうという印象を持てました。いろんな企業の求人情報見てるなかで、そういう風に思えたのがサングローブでした。
未経験の入社が87%以上
くわしくは過去記事に書きましたが、もともとアパレルの販売員で、IT業界にも携わったこともないので、完全に未経験です。だから研修制度がちゃんとしてるところがいいなぁと思っていたところ、サングローブは未経験の入社が87%と書いてあって、これなら私でも大丈夫なのでは?と思えました。
年功序列じゃない
前職での経験を経て、自分の出した成果をちゃんと評価されたいという思いが強いので、年功序列は絶対に嫌でした。面接1社目のWOW WORKS株式会社も「年功序列が微塵もない」という記載を見て応募しましたから。営業未経験なので生意気に聞こえると思いますが、実力主義バンザイです。
サングローブの求人情報には「最短半年で管理職に昇進」した社員もいると書かれていて、ほんとに実力で判断してくれそうだと期待しました。その人は営業経験あったのかもしれませんが、それでも年功序列ではないことは間違いないんだろうなと。
インセンティブが魅力的
営業やるなら夢を見たかったです。「入社2ヶ月目で月収160万円以上」「年収3,000万円以上を達成」など、とにかく成果に対してしっかりインセンティブで還元してくれているんだなと思いました。
もちろん、こういう収入を得られるのは一部の人だけっていうのはわかってます。でも、ここまでの金額を稼げる制度があるということは、自分にもチャンスあるっていうことです。数字盛ってるのかなとも思いましたけど、求人情報に嘘書いたら、離職率とか定着率に影響するだろうし、そこまで嘘書くことはないだろうなと判断しました。
怪しいとか、やばいとかネガティブな要素があるのを除けば、私の希望にかなり近い会社なんですよね…。別にホワイト企業に行きたい欲はないですし、ハードでもちゃんとスキルアップしていきたいと思えるようになったので、ネガティブな要素は気になったものの応募してみた、という感じです。
それで無事に書類選考も通過したので、面接を受けることになりました。面接で不安に思っていることを確認して、払拭できなければ選考辞退でいいやっていうスタンスです。
サングローブ株式会社のある西新宿三井ビルディング
サングローブは、新宿にある東京本社の他、大阪、名古屋、福岡にもオフィスがあるらしいです。そんな中で、自分が面接にいったのは新宿のオフィス。
西新宿駅から徒歩3分くらいのところにある西新宿三井ビルディングという27階建てのビル。西新宿といえば、超高層ビルが立ち並ぶTHE・オフィス街。一階にはスタバやファミマがあり、周囲にもなか卯やラーメン屋など、さすがに充実しています。
こういう環境で働いている自分を想像したら、ちょっとテンション上がってしまいました。それと到着してから気づいたのですが、サングローブ株式会社は西新宿三井ビルの4F、16F、18F、20Fの4フロアも入っているんですね…
3回目の面接だったのでそこまで緊張していなかったのですが、これまでの2社と比べて大きな企業で、緊張してきました…
サングローブ株式会社のエントランスと面接スペース
エントランスは広々としていて、真ん中に電話が置かれていたので、受話器をとって面接に来たことを伝えます。
明るくて開放的だし、緑もあり、タワマンのエントランスみたい。
面接スペースに案内してもらい、面接官を待ちます。面接官は比較的若い男性の方でした。もっと緊張感のある面接になるのかなと思ってたけど、温和な印象の方で、とても話しやすかったです。
面接前の雑談ですっかり緊張感もなくなりました。
サングローブ株式会社の面接内容と聞かれた質問まとめ
面接で聞かれた内容は、こんな感じでした。
自己紹介とこれまでの職歴
サングローブの応募理由
営業に転職しようと思った理由
前職で身につけたスキルで営業に活かせると思ってること
前職をやめようと思った理由
前職の不満点に対する対応について
前職で頑張ったことと大変だったこと
WEB業界を選んだ理由
今後のキャリアプランについて
サングローブへの逆質問
忘れてるのもあると思うけど、私がどんな回答したかを残しておきます。
自己紹介とこれまでの職歴
最初に聞かれた質問は、定番の自己紹介と職歴についてでした。前職は販売職だったので、できるだけ営業職に活かせるように話をしたつもり。面接官の人が相槌をうちながら話を聞いてくれたので、とても話しやすかったです。
これまでの面接って、だいぶ年上の面接官が多かったこともあって、話しやすいなって思ったことはあんまりなくて。
年齢が近そうだったからというのもあるかもしれないですけど、事前に用意しておいた回答以外にも、「あ、この話もしておきたいな」と思えたのは初めてだったので、第一印象は本当によかったです。
サングローブの応募理由
続いて聞かれたのも、定番の「応募理由」でした。応募理由はしっかりと考えてきたのと、これまでにも何度か話したことがあったのでスラスラと言えました。
あと、ここは熱意を見せるタイミングだとも思っていたので、サングローブの求人を見ていいなと思った、未経験でも活躍している人が多いこととか、インセンティブについて惹かれたことは正直に伝えました。
そしたら、面接官の方も「そこに魅力を感じてくれる人が多いんですよ。未経験でも活躍している人、本当に多いです。」って教えてくれて、すごく安心しました。
最初の自己紹介の時にも感じたのですが、ただ一方的に質問されるんじゃなくてしっかりと会話しながら答えを引き出してくれる感じ。そういうところも話しやすいと思った理由だったんだと思います。
営業に転職しようと思った理由
応募理由を聞かれたあとは、営業に転職しようと思った理由を聞かれました。これも想定通りの質問です。
最初は「自分を成長させたい」とか「より成果に直結する仕事がしたい」とかっていう内容を伝えようと思っていたのですが、話やすいこともあって、素直に前職で自分の成果に対する評価に不満を抱えていたことを伝えました。なんだか、上手く本音を引き出された感じもしますが…
前職で身につけたスキルで営業に活かせると思ってること
営業に関する質問を受けた流れで、「前職で身につけたスキルの中で、営業に活かせると考えていることは何か」も聞かれました。
私としては、お客様に服をおすすめするときのトークは営業に通じるものがあると考えていたので、そのあたりは素直に伝えました。
それとファッションにはトレンドがあるので、世間の情報やニーズには敏感になる必要があります。これって営業も同じなのかなと思っていて、世間ではどんなニーズがあるのかとか、どんな新技術があるのかとかをしっかり勉強しておく姿勢っていうのは、営業でも活かせると思うと伝えました。
この回答から会話も弾んだので、悪くない回答だったんじゃないかなと思ってます。
前職をやめようと思った理由
「営業に転職しようと思った理由」で話をしたことが、退職理由の主な理由だったので、そのまま伝えました。
営業に転職する理由と、退職理由に一貫性があるっていうことと、第二新卒とはいえ3年弱は今の会社にいたので、そのあたりがポジティブに受け取ってもらえたと思います。
WEB業界を選んだ理由
あと印象に残ってる質問は、WEB業界を選んだ理由について。営業志望として、なんでWeb業界にチャレンジするのかは、聞かれるんじゃないかなと思ってましたが、WEB業界について色々と教えてくれたことにびっくりしました。
最初は、アパレル業界でもECサイトとかSNSを使ったマーケティングがどんどん出てきているので興味を持っていたこと、できるだけ新しい技術に触れるためにはWEB業界にいた方がいいと思ったことを伝えました。
そこから、「WEB業界の知識はどうやって身につけようと思っていますか」とか「よく見るWEBサイトやよく使うWEBサービスはなんですか」とかを聞かれたんですが、それ以外にも、「逆に今、WEB業界について聞いてみたいことはありますか」って聞かれて。
そこから業界の中でしか聞けないこととか実際に働くとなったら先に身につけておいた方がいいこととかを教えてくれたので、とても身になる面接になりました。
サングローブの良くない口コミについて逆質問
ここまでとても、面接官の方がフレンドリーに喋っていただいたこともあって、気になっていた「怪しい」とか「やばい」などのネガティブな情報について、遠回しに聞いてみたのですが…
結構、面接時に聞かれる話のようで、笑顔(苦笑?)で答えてくれました。
内容については、勝手に書いていい内容ではないと思うので、詳細には触れませんが、私自信は納得のいく話だし、確かにそうなってしまいそうだなと感じました。
実際、他社を検索しても、怪しいとかヤバイみたいなワードが出ることも分かったので、これは気にしても意味がないようですね。
サングローブ株式会社の面接の感想
面接後、サングローブの印象はかなり良くなりました。1時間ほどの面接で、こちらが質問されるばかりでなく、サングローブに営業として未経験で入社した際の、やりがいや、大変なところなど、包み隠さずに話してくれたように感じます。
これまでの2社は、別に圧迫面接というわけではないですが、面接中に何となく「ほんとに頑張れんの?」みたいな圧のある雰囲気を感じられたんです。サングローブはそういったのが無くて、始終フレンドリーに対応してくれました。また懸念してたサングローブの噂?についても、実は全然そんなことないことが分かったので、面接受かるといいなと思える内容でした。
まとめ
求人情報に興味を持ったのがキッカケで応募したサングローブ株式会社。企業研究を進めると、サングローブの悪い評判を見かけたので、一気に志望度下がりましたが、書類選考通過したので面接を受けてみました。
そしたら、思った以上に面接の印象が良くて、オフィスや社員の方の雰囲気も良かったんですよね。ネガティブなワードが表示される理由についても納得できたので、かなり入社意欲が高まりました。
志望度が激しく下がったり、上がったりする会社だなぁと思いつつも、今はかなり入社意欲高まっています。サングローブの面接は結構手応えあったと感じているので、受かってるといいなと思います。