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季石で四季を感じる:芒種
芒種(ぼうしゅ)は、二十四節気の第9番目で、6月6日ごろです。
芒種の期間の七十二候は以下のとおりです。
初候:螳螂生(とうろう しょうず)、蟷螂(カマキリ)が生まれ出る。
次候:腐草為蛍(ふそう ほたると なる)、腐った草が蒸れ蛍になる。
末候:梅子黄(うめのみ き なり)、梅の実が黄ばんで熟す。
芒種は、「『芒』は『のぎ』と読み、米や麦などの穂先にあるトゲ状の突起を表します。『芒種』とは『稲などの(芒のある)穀物を植える』頃という意味になります。」
芒種の頃に咲く代表的な花と言えば、紫陽花(あじさい)です。紫陽花というと文字どおり紫色の花をイメージしますが、よく見るとピンク色っぽいものから青色っぽいものまで、きれいなグラデーションになっています。様々な色と形の紫陽花が咲き、人々に心の落ち着きと潤いを与えてくれます。本格的な夏を迎える一時の静寂のようです。
① 案内石での位置と記載は、添付の写真の通りです。
赤い線と丸で囲んでいるところです。
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② 季石の置かれている場所です。
背面に立川拘置所、正面玄関に近い所です。
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③季石に描かれているデザインは、添付の写真になります。
中央の緑色の模様は、七十二候の初候「蟷螂(カマキリ)が生まれ出る。」、カマキリのようです。中央の茶色の葉と黄色の玉模様は、次候「腐った草が蒸れ蛍になる。」腐った草と蛍のように見えます。また、季石には、二十四節気の「芒種」「Boushu」が描かれています。石はデザインが彫られていないところは鏡面なので、季石の横に植えられた木々と建物を映し出しています。
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