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季石で四季を感じる:穀雨

穀雨(こくう)は、二十四節気の第6番目で、4月20日ごろです。

穀雨の期間の七十二候は以下のとおりです。
初候:葭始生(よし はじめて しょうず)、葦が芽を吹き始める。
次候:霜止出苗(しも やんで なえ いず)、霜が終わり稲の苗が生長する 。
末候:牡丹華(ぼたん はな さく)、牡丹の花が咲く。

穀雨は、「地上にあるたくさんの穀物に、水分と栄養がため込まれ、元気に育つよう、恵みの雨がしっとりと降り注いでいる頃のことです。」この時期は、定期的な雨に加えて寒暖の差もあり外に着ていく服も迷います。しかし我々人類が生きていくに必要な穀物の成長には重要な季節のようです。

① 案内石での位置と記載は、添付の写真の通りです。
赤い線と丸で囲んでいるところです。

「案内石」

② 季石の置かれれている場所です。
背面に立川拘置所

「穀雨季石・外観」
「穀雨季石」

③季石に描かれているデザインは、添付の写真になります。
中央の緑色の曲線模様は、七十二候の初候「葦が芽を吹き始める。」と、次候「霜が終わり稲の苗が生長する 。」沼地か水田に生えているの葦と稲のように見えます。中央に広がるの3つのピンク色の模様は、末候「牡丹の花が咲く。」の地面に落ちた牡丹の花のようです。また、季石には、二十四節気の「穀雨」「Kokuu」が描かれています。石はデザインが彫られていないところは鏡面なので、季石の横に植えられた木々を映し出しています。

「穀雨季石・デザイン」

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