気持ちがあれば変われるのか・・・
本人に変わりたいという自覚があり
低い自己肯定感の沼から這い出そうとしても
大変な困難が立ちはだかります
【困難1】
そこから這い出す手立てを見つけること
【困難2】
手立てを見つけ、自分を変えるために行動し始めても
自分が変わるためには、人格が削られ、自分のほとんどが無くなってしまう感覚に陥ること
【困難3】
そのためには自分以外の力が必要だということ
わたしは現在54歳
自分が社会生活で困難さを持ち合わせていることに気付いたのは小学生の時
ずっと自分が悪いと思っていた → 自己肯定感はとても低かった
40歳を過ぎて、仕事で必要があり、発達障害などのことを詳しく知る
その時に、障害のことと併せて心理学も勉強し始めた
そのことで、自分の生きづらさの原因は親にあるが
変わる必要があるのは自分だと理解
何が自分の生きづらさの要因になっているかを調べるため
心療内科でのカウンセリングをしようとするが
あなたは診察を受ける必要はないと門前払い
42歳の時、仕事で問題を起こし、
数ヶ月間 本来業務から外され、上司から指導を受ける
最後まであきらめない辛抱強い上司の指導と
自らの心理学の学びにより、自分の変化を自覚するまでに
それから現在に至るまで自分のことを見つめ
自分が成長するために変化を続ける
現在は、自分を信じて生きることができている
こんな感じです
自分が強い意志を持ち、父の考えに迎合しないよう抵抗を続けても
自分を守ることに精一杯で
自分が変化するまでに、人生の大半の時間がかかった
自分が変わって豊かな人生を歩むためには
気付いたところから変えるしかないし
親を恨んでも自分が変わることはできないし
過去に戻ることもできない
だから親を恨むことはない
自分に光を当て、変わるきっかけをくれた当時の上司には心から感謝している
わたしが自分を守るために必死だった分、上司もきつかったと思う
【仕事で起こした問題】
相手を自分の思いどおりにしようとしてパワーハラスメントを繰り返す
相手は職場に来れなくなってしまった
自己肯定感の低さから、まわりが自分の思うとおりに動かないと
威圧したり恫喝していた
これは、父がわたしにしていたことだった
この数年 父とは絶縁状態に近い状態だった
父を恨んでいなかったが、人として認められず
わたし自身が会うことを拒んでいた
これも50を超えるまではできなかった
父に心を縛られていたから
父は昨年、孤独に亡くなった
父が亡くなって数日間 わたしは不安定になった
こんなことは初めてで気がどうにかなるかと思った
50年以上、自分に載っていた「父」という大きな重圧がなくなったからだろう
自己肯定感の沼から這い出したいと思ったとしても
その人の変化に結びつくまでには
本人の相当強い意志と努力
本人以外の周囲の力
が必要であり、自分の答えを見つけることは並大抵ではないと思います
結婚してから20年
わたしをそばで見守っていてくれた妻の存在がなければ
わたしがここまで変わることはできなかったと思います
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