強烈な人と共存する
はじめての投稿です。日々のことを書いていきたいと思います。
わたしは色々な感覚が敏感(場合によっては過敏)で、いわゆる生きづらさを感じて生活しています。その分、相手の心の動きにすばやく気付くことができるため、自分に手立てをして日々せまりくる荒波を乗り越えているそんな感じです。
とんでもない職場に来てしまった
さて、今回は私が少し前まで同じ部署で仕事をしていた相手の話しを書きます。私の職場は各営業所を7〜8年で異動しているのですが、その方(Aさんとします)は私が異動して来た時にはそこで9年目に突入していました。
Aさんは職名的には下っ端なのですが、部署の長や年上の人などものともせず、とにかく自分の考えを押し付けて来て、時には強圧的、時には恫喝する、時には裏で手を回し相手を締め上げて言うことを聞かせようとする人です。
そんな方なので、自分に抵抗したり、彼が思うような結果を出せない人のことは、人間以下の扱いで、いつも仲間と悪口大会をしています。
私はと言うと、確かに自分の思う通りにしたい気持ちはありつつも、仲間と意見を出し合いながら、力を合わせて進めて互いに気持ちよく仕事を進めた方が良い結果を得られると思っています。異動前までそんな雰囲気で仕事をしていただけに、来た当時は、自分を人として尊重されていないことが苦痛でしたし、何かにつけ嫌な思いをしながら仕事をしていました。
そんな中で私はどうしていたのか?
そんな中でわたしは、ひたすら相手の意思に沿って指示通りに業務をこなし、ひとつずつ結果を積み上げていきました。その中でAさんの欠点を見出して行きました。
Aさんは、頭の回転が早い(狡猾)なわりに、基本的な流れをおろそかにして仕事をする方なので、同じ作業をするのに毎回違うことを言います。そのため必ず矛盾が生じて行き詰まります。本当はAさんに問題があるのですが、私は全て自分のミスとして謝り、そのことを報告しその解決法を尋ね続けました。Aさんは、さすがに自分のやり方に問題があると気付いて、矛盾が生じないように自分が言ったことを書いて示してくれるようになりました。
私はAさんの矛盾を拾い集め、指示の正しい部分をつなぎ合わせ続け、結果を出し始めました。するとAさんから私への攻撃は減り、その矛先は、私のチームで問題が起きた時も、同じチームの私以外人に向くようになりました。それでも私の部署が他部署から非難を浴びたりして(Aさんが最大の問題点なのに)大変な2年を過ごしました。
2年後私は他部署に移りましたが、Aさんはそのままそこに居座り続け、わたしのあとに配属になった人は、配属になった1年目に職場をお休みするに至りました。
私がAさんと同じ部署にいた時にしていたことは
・Aさんに逆らわない
・徹頭徹尾指示を守る
・私自身にとって都合が悪いことも含め、速やかに結果を報告する
・毎回違う指示の本質を探し出し、できるだけ早く結果を出しそれを積み上げる
・悪口大会が始まったら、少し離れたところで作業をしてそれに集中しているような顔をして適当に相槌を打つ
・大きな問題が起きたら、管理職に事実を端的に報告(Aさんの悪口は絶対に言わず、起きた事実だけを淡々と話す)
そんなところです。
これを続けていたら、周囲の同僚やお客様に私のことを認めていただけるようになり、その空気がさらに周囲の空気を変え・・と言ったように、私の職場の客層も変わって来て自然とトラブルが減りました。また、私が来てからの3年間で人事異動で人が入れ替わり、新しく来られた方々もバランスが取れたものの見方をする方が増えて、職場全体の空気感も良い方に変わりました。
その中で、今まで悪どいことをしていても尻尾を出さなかったAさんがとうとう、大きな失態やらかしました。そのことで一見大人しくなったように見えますが、おそらく本質は変わってないと思います。今回は多少の指導で済んだようですが(本当はそんなレベルでおさまらない事案です)、Aさんが本当に反省していないとしたら、そう遠くないうちにもっと大きなことをやらかすでしょう。
私が生き方の道しるべのひとつとしている、しいたけ占いのしいたけ.さんが、最近の投稿で、まさにこの話しを語っていて、私の考え方は間違っていなかったのだと確認できてうれしかったです。
結局私の行動をさらに掘り下げると
・相手を冷静に観察→分析→矛盾点を見つける
このことでマウンティングしてくる相手を冷静に見ることができる
・気持ちよく仕事ができる場所(天国)から人扱いされないような場所(地獄)に身を行く場所が変わっても、自分の実力を貯めつつ諦めずに突破口を探し続ける
ということにまとめられると思います。
以前の職場や妻の職場でも同様な対応で良い方に向けることができているので、考え方は間違っていないのかなと思っています。
そそ、こういう方のエネルギーは異様なくらい高い、というのも共通したことだと思います。
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