■唯一無二な経年変化を提案するANCELLMのラインナップ。
皆様こんにちは。WOODYHOUSE LBR店の酒井でございます。
早いものでもう4月。グッと気温も上がり過ごしやすい気候になりました。
そして4月というと新しい季節の始まり。
気分を変えて色々なことに挑戦したい気持ちも高まってきます。
当店でもお客様に更にLBRをお楽しみ頂けるよう、本年度から新規でお取り扱いを行うブランドも多数増えております。
その中からお客様は勿論、スタッフ間でも抜群の人気を誇るホットなブランドが入荷を致しましたので、本日はそのご紹介になります。
■ANCELLM(アンセルム)
ANCELLM(アンセルム)は"視点を変えた経年変化の提案"をテーマとし、着込んで馴染むごとにそれぞれの美しい表情になっていくことを新たなる価値として提案するブランド。素材・加工など経年変化するという視点を持った選んだものを、熟練の職人の手によって形になったプロダクトを展開しています。
写真からも見てわかる通り、ブランドの最大の特徴は、そのダメージ加工にあります。
他に類をみない唯一無二な雰囲気。ハンガーにかかっているだけで圧倒的な存在感です。
しかしながら、いわゆるダメージ加工というのものは様々なブランドでよく見るアプローチですし、新鮮味にも欠ける印象。
加えて、30代を境にこざっぱりとしたファッションに移行しつつある私にとっては避けていたジャンルでした。
当店自体も3,40代のお客様に向けた商品ラインアップが多いということもあり、必然的に綺麗目な商品群が多く、従来の当店とはやや異質な雰囲気のブランドです。
ただ、私を含めてスタッフ一同が深くこちらの商品に魅了されているのはそのダメージ加工が他のブランドのアプローチと一線を画しているのに他なりません。
例えばこちらのデニム。
ビンテージのペインターパンツを連想させる抜群の雰囲気が光る一本。
ただ、通常この手のダメージデニムに表現されるはずの「ヒゲ」やひざ裏の「ハチノス」が表現されていません。
私個人も古着は好きでよく購入するのですが、いわゆる新品のもの古着っぽく加工したものや古着でもダメージが強すぎるものを着ることはほぼありません。
こちらのデニムの場合、いわゆるユーズドデニムと異なるアプローチの加工、そしてだらしなくなり過ぎない計算されたシルエットも相まって、見た目のインパクトとは反して非常に品の良いバランス感に仕上がっています。
その為、弊社の他ブランドとのスタイリングにおていも非常に親和性が高いです。
また、ANCELLMですが当店のようなセレクトショップは勿論ですが、古着屋さんがセレクトブランドとして展開されているのもよく見かけます。
我々よりも目が肥えていらっしゃる方が既存の古着ではない、という判断をされ仕入れをされているのだと思いますし、私もそれがアンサーというかこのブランドの素晴らしさの証明のような気がしています。
正直、画面越しでは伝わりにくいのかもしれませんが、着用して頂くと良い意味での「違和感」をきっと感じて頂けると思います。
次は私も購入したANCELLMらしいアプローチが光るダメージスウェット。
笑っちゃうくらいの激しいダメージですよね。実際私も3歳の娘に笑われました。
ただ、これの関してはここまで振り切ったダメージ故の格好良さだと思っています。
実際他ブランドからここまで潔い加工をするブランドは私の知る限りありません。
そして何より生地も素晴らしい、糸は空気の力を使って紡いだ「空紡糸(くうぼうし)」。
ドライタッチだけどふんわりとした風合いが魅力的で、着始めこそ硬さはありますが、3回目の着用時には既に馴染んできました。
勿論デザインが好きで購入しまたが、最近は着心地が良くて楽なので着用頻度が多い程です。
後お客様からダメージについてのご質問もよく受けます。
「穴は広がりますか?」「洗濯できますか?」というものが多数です。
結論からいうと洗濯も可能です。ただそれによって多少ダメージは大きくなるでしょうし、着用によって生じるダメージもある程度は避けられないかなー。。と思います。
しかし、穴や破れの位置はランダムではなく比較的耐久性も考慮し計算された位置に空けられておりますので、私自身はそこまできになりませんでした。
とはいえ、ブランド自体が「着用者それぞれの完成形・経年変化」を楽しんでほしいという提案ではあるので、私はその自分自身の完成形に向けて何もきにせずガンガン着ております!
私はというと、先日ダンボールの角にひっかりより一層裾の穴が広がってしまいましたが、それも「完成形」へ一歩近づいたと思っています。
個人的にはそれも気にせずラフに着て欲しい一着です。
昨今、この手のダメージアイテムは良く見かけますが、ブランドのもつストーリー、そしてデザイナーの山近さんのルーツや考えも含めて面白いブランドだと思います。
ANCELLMの提案する「ボロの美学」に私もどっぷりハマっておりますし、
実際に店頭でお客様ともそういったお話しが出来たら嬉しいです。
本日は2型のみのご紹介ですが、Tシャツやシャツ等多数入荷をしております。
既にオンラインサイトでもご紹介しておりますので、是非そちらもご覧くださいませ!!
WOODY HOUSE LBR 酒井
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