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【マッキンゼー】賢いモノの考え方とは? 世界一やさしい問題解決の授業 渡辺健介 #2

「分解の木」

漠然とした問題や、途方にくれそうな大きな問題でも、じっくり原因を見極め、小さな問題に分解し、一つずつ解けばいい。


どうも、東京で起業のため奮闘するウッディでございます。

さてさて前回の「イシューからはじめよ」に続く2冊目です。

今回の本は渡辺健介さんの「世界一やさしい問題解決の授業」の紹介をしたいと思います。これは本当に良書!!

この本は、読むスピードが遅い僕でも1日の隙間時間で読みきれました。何より、将来自分の子供にも早い段階で読ませてあげたいと思うくらい理解しやすかったです。

この本の著者である渡辺健介さんはマッキンゼーご出身との事で、イシューからはじめよの著者である安宅和人さんと同じです。

この問題解決の考え方はマッキンゼーでは当たり前に使われているらしいのです。

この本は「イシューからはじめよ」で書かれている基本の部分をかなり分かりやすく、中学生にも分かるくらいにして説明してくれます。

「あー、こーゆー事だったのか」と理解できました。

僕の今後意識したい部分や、良いなと思った内容を少しシェアします。


問題解決の流れ


❶現状理解→❷原因特定→❸打ち手決定→❹実行


❶現状理解

まずは今自分が、どんな状況下で、どんな問題に直面していて、その先の結果をどのようなものにしたいのかを把握します。

「イシューからはじめよ」では、この問題(イシュー)の見極めの重要性を知りましたが、今回の本ではもっともっと簡単に考える事ができました。


❷原因特定

では、その問題はなぜ起きているのか。

その原因を「分解の木」「課題分析シート」などを使って特定していきます。ここでの注意点はあくまでそのように特定した原因はこの時点では「仮説」という事です。

・分解の木とは

例えば、学校のクラスを(男の子)と(女の子)や、(部活動をしている)と(していない)などで分類し、その後どんどん細かく分解していきます。

そーする事で原因をもれなく探したり、アイデアを幅広く、具体的に絞り出したりするのに役立ちます。

・課題分析シート

左から、課題 / 仮説 / 根拠 / 作業分析 / 情報源 と並べます。

課題(欲しい物のために出費を抑える)
仮説(毎月購入してるゲームソフトを我慢すると××円出費が減るのでは?)
根拠(自分が買う物の中で一番高額だから)
作業分析(今まで何にお金を使っていたかを思い出し、どのくらい出費を減らせるか分析する)
情報源(過去3ヶ月の出費を思い出す)


といった感じで分解の木で得た原因やアイデアを全体の流れで考える事ができます。実際やれるようになるまで意識して使おうと思いました。


❸打ち手決定

❷までで出した仮説が本当に正しいのか、数字も使って具体的に出来るよう調査していきます。

僕は思いました。。。

この打ち手のアイデアの部分で、「現在、常識とされているものを壊しにいく」ようなものを出せるからキングコング西野亮廣さんは天才と言われるし、ヒットするんだろうな。。。と。

打ち手も、しっかりと分解して原因が掴めれば沢山出てきます。

全てを実行するのは大変なので、優先順位をつける事が大切になってきます。(優先順位が低いものも、自分が不得意な部分を誰かにまかせ、実行することも大切です)

そこで役立つのがマトリックスです。

十字に線を引き、縦軸を効果、横軸を実行しやすさとします。

もちろん軸は他の比較したいものを置いてもOKです。

できた四つのスペースにアイデアを置いていくことで、必然的にどれが効果的で実行しやすいのか、または実行しにくいけど効果的なのかなどが分かります。


❹実行

❸まででできたやることリストを最後はしっかりとスケジューリングし、実行します。

「良いプランを立てる×しっかりと実行」

頭でっかちになることなく、ちゃんと行動することが最終的に大切になります。「イシューからはじめよ」では、イシュー度の高い問題でこの流れを素早く回転させる事で質の高いアウトプットを目指していました。

実行の早さも意識したいところです。



今回の本も、もっと早く読んでいたかった。。。笑

すごく読みやすいので何度も確認で読み直したいと思います。そして何より、しっかり身に付けらるように使っていきたいです。

早速、今の僕のぶち当たっている問題を分解するところからやっていきたいと思います。笑


今回も読んでくださった方、ありがとうございます。

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