見出し画像

【10月発売】 オレンジやピーチを思わせる明るい酸味「ケニア グアマ」

みなさん、こんにちは。今週もウッドベリーコーヒーのnoteをご覧いただきましてありがとうございます。焙煎事業部の井上です。

さて、今回は10月より販売開始の「ケニア/ グアマ」のコーヒーをご紹介します。根強いファンも多いケニアコーヒーが約1年ぶりの登場です。

ケニアは国全体で品質が高いコーヒー生産国として知られています。香り高いフルーティーな風味と明るい酸味があり人気の高い生産国であり、かく言う私たちも毎年ケニアのコーヒーが手元に届くのを楽しみにしています。

今回はそんなケニアからグアマ・ファクトリーのコーヒーをご紹介します。


グアマ・ファクトリーの基本情報

ケニアでは小規模農家の栽培したコーヒーを組合の精選所に集め、
一括してプロセスが行われる場合が多く、
このため精選所(=ファクトリー)を単位とした銘柄で呼称されます。

地域:キリニャガ
生産者組合:バラグウィ
標高:1,600-1,800 m
品種:SL 28 / SL 34 / Batian / Ruiru 11
プロセス:ウォッシュド


ケニアのSL品種とキリニャガのテロワールが作り出す味わい

グアマ・ファクトリーは、1953年に設立されたケニア最大規模のバラグウィ組合が運営するファクトリーです。グアマ・ファクトリーのあるキリニャガは、ケニア山の南麓に位置し、近くのニエリ地域とともに豊かなフレーバーをつくる生産地として世界的に知られています。

キリニャガは「火山性砂質土壌」という珍しい土質をもっている点が特徴で、水分保持特性が低い傾向があります。コーヒーは基本的には水分を必要とする植物であり、砂質土壌はあまり適していないと考えられています。そうした背景から、1930年代に国立の研究機関であるスコットラボラトリーで干ばつ耐性のある品種の選抜が行われて生まれ、広く配布されたのが、スコットラボラトリーのイニシャルを冠した「SL28」や「SL34」という品種です。誕生から100年近く経った現在でも、ケニアで栽培されているコーヒーのほとんどが、このSL28、SL34品種です。

グアマ・ファクトリーは、ニエリ地域のコーヒーと比べても、SL28品種と土壌に含まれているリン酸が組みあわさることで生まれる明るいオレンジを思わせる酸味が特徴的です。くわえて、SL34品種のピーチを思わせる、甘さをともなった酸味やグリーンティーの風味が味わいの奥行きをつくっています。プロセスの品質もよく、ケニアらしい味わいともいえる明るいオレンジの酸味がより一層楽しめるグアマ・ファクトリーのコーヒーをお楽しみください。


ケニア/グアマの美味しい淹れ方

ケニア/グアマはテロワールに由来するリン酸による明るいフレーバーと甘い後味が特徴的です。今回はその明るいフレーバーを楽しめるように、4回の注湯にすることで抽出効率が上がる頻度を減らし、明るさを維持できるようなレシピを組んでみました。ぜひ、お試しいただければと思います。



オンラインストアでも好評発売中

オンラインストアでは全国へ発送しています。
ケニア / グアマの商品ページはこちらから↓↓



ウッドベリーコーヒーの公式アプリがリリースしました!

App Store または Google Play よりダウンロードいただけます。


さいごに

公式noteをご覧いただきありがとうございました。
SNSでも様々な情報発信をしていますのでぜひチェックしてみてください。

公式Youtubeチャンネルでもコーヒーに関わるさまざまな情報をアップしています

毎月3種類のコーヒーがポストに届く、便利でお得な定期便はこちらから

カフェやレストラン、オフィスコーヒー向けのホールセールも承っています


この記事が参加している募集