デスゲーム系と韓国映画の相性の良さ

イカゲーム見た笑

面白かった笑

ネタバレにならない程度に気をつけて感想書くけど、保証はしないし他の映画のネタバレをしてるかもしれません。


日本の漫画だと飽和しまくったデスゲーム系も、韓国映画フィルター通して見ると新鮮すぎてニヤついてしまった。

そもそもが、底知れず救いのない絶望や、人間が内面に持っているどす黒さを描かせたらこの民族に敵う者はないんじゃないかというのは以前から思っていて、そうした特有の感性と「人生を賭けた命懸けのゲーム」というテーマの相性が良すぎる。


ただ、7話までは夢中でガッと見たけど、最後の2話は少し失速した印象だった。


何でだろうと考えたとき、ひとつ思ったのだけれど、自分は「もったいない死」を目の当たりにすると途端に冷めてしまうところがある。

「もったいない死」というのは説明が難しいな...「宿命を感じない死」とか「もっと感動的にできたであろう死」とか、そういうことだと思うんだけども...


例えば、マトリックスシリーズのヒロインであるトリニティとかはまさにそうだった。

いや、詳しい人から見れば何か意味があるように見えるのかもしれないけど、自分からすれば、「3部作の最後で、ずっと一緒に戦ってきたヒロインがいきなり交通事故で死んだ」というようにしか見えなかった。

重要な人物は、それ以上に重要な何かのために命を使ってほしいわけよね、こっちとしてはね笑


何か、そういうのが最後の方にあって冷めちゃったんだけど、それをなしにしてもシンプルに最後らへんはだれた。

だれる展開の中で、喋りが遅いやつ出したら絶対だめ。

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