台風のときは川を見に行くな。スズメバチにわざわざ近づいて行くな。
台風のとき、裏手の川を見に行った老人が流されるっていうニュース、昔からなくならない。
台風のときの裏手の川なんてそもそも見に行っても仕方がないのに、よしんば相応の事情があったとしても、普通に考えたら危ないことくらいわかるのに、どうして人は見に行ってしまうんだろうと思う。
最近、田舎に秘密基地のようなものを建てたお客さんがいて、時々打ち合わせがてらそこに遊びに行くことがある。
その人はそこで養蜂にチャレンジしてるんだけど、集まるミツバチを狙ってスズメバチが大量に出没している。
周知の通り、スズメバチとかたった2発でアウトだから、危ないどころの話じゃない。
でもその人は、「スズメバチをあんまり恐れない風」の空気を出していて、見てるこっちが心臓が止まりそうになる。
この感じって、前述の台風の川のくだりに感覚がすごい似てるのよね笑
そもそも近づいても仕方がないのに、どうしてそんなことをするんだろうと笑
もしもの時、誰が一番面倒くさい思いをするのかわかっているのかと笑
こういうのって何というか、「みんなが怖がるものを怖がらない俺」を証明するためにやっているように見えてしまうのよね。
その人は、そういう子どもっぽいところがとても魅力的な人なんだけれども、この証明だけは命に関わるので本当にやめてほしいと思っていて、伝えるかどうか本当に迷っている笑