子どもの成長に役立つ!PDCAサイクルを使った“動きながら考える”習慣
みなさん、こんにちは
キッズ体操教室Beesの岩本です!
先日、地域のイベントで ”リアルお店屋さんごっこ” が開催されました。
私たちも、プロアスリート講座をやらせていただき、たくさんの子どもたちにご参加していただき、とても盛り上がりました!
ありがとうございます♬
今日はこの普段の体操教室とは違ったレッスン
選手向けのガチトレーニングと運動の向き合い方をトレーナー魂から熱く語らせてもらいましたので、今回のテーマへ
1. PDCAサイクルの基礎知識
PDCAサイクルとは、「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(確認)」「Act(改善)」の4つのステップを繰り返すことで、物事をより良い形に進める考え方です。この方法は仕事の場面だけでなく、子どもの成長にも大いに役立つことがわかっています。
たとえば、子どもが苦手な課題を克服する際、このサイクルを使うと自分で「どうしたらうまくいくか」を考え、試行錯誤しながら改善できます。単なる成功体験ではなく、「失敗しても次に活かせる」という自己効力感が育まれるのが特徴です。
2. 「動きながら考える」習慣の重要性
「動きながら考える」とは、身体の動きと頭を使った思考を同時に行うアプローチです。これは学術的にも注目されており、身体を動かすことで脳の血流が促進され、創造性や問題解決能力が高まることがわかっています。
たとえば、子どもが公園で遊びながら「次はどの遊具で遊ぶか」を考える場面や、友達との遊びのルールを即興で決める場面が挙げられます。このような活動を通じて、瞬時に判断し、計画を立てる力が鍛えられます。
3. PDCAサイクルを子どもに導入する方法
PDCAサイクルは、家庭の日常生活や遊びの中に簡単に取り入れることができます。以下の手順を参考にしてください:
Plan(計画):一緒に目標を設定します。たとえば、「今日は自転車で3回転ぶまで練習する」など。
Do(実行):計画に基づいて実際にやってみます。
Check(確認):終わった後に「どうだった?」と結果を振り返ります。
Act(改善):「次はどうしたらもっと楽しくなる?」と改善案を話し合います。
このプロセスを繰り返すことで、自然とPDCAの考え方が身につきます。
4. 家庭でできる具体的な取り組み例
遊びを通じた実践
・積み木で「高い塔を作る」という目標を設定し、失敗と改善を繰り返す。
・かくれんぼで「次はもっと見つかりにくい場所を考えよう」と工夫を促す。
学びを通じた実践
・夏休みの自由研究でPDCAを取り入れる。「どういう実験をしたいか→やってみる→結果を見直す→改善する」という流れを体験させる。
・宿題のスケジュールを子どもと一緒に立て、振り返る習慣をつける。
5. PDCAサイクルで身につく力と成功事例
PDCAを習慣化することで、子どもは以下のような力を自然と伸ばしていきます:
問題解決能力:目標を達成するための方法を考える力。
自己効力感:「やればできる」という自信。
計画力:時間を意識しながら行動を組み立てる力。
ある家庭では、週末の料理を子どもに任せるプロジェクトを通じて、PDCAを実践しました。初めて作る料理で失敗したものの、次回は改善し、家族全員が驚くほどの成長を見せました。このような小さな成功体験が子どもの成長に大きく寄与します。
まとめ
子どもの成長にPDCAサイクルを取り入れることで、計画力、実行力、振り返りの習慣が自然と身につきます。「動きながら考える」というアプローチを組み合わせることで、柔軟で創造的な思考が育まれ、さらに効果的です。
今回はアスリート講座でトレーニングの中の運動との向き合い方日常の中で伝えさせていただきました。運動以外にも使える力であり、将来的にも必要な能力になりますので、少しずつ取り入れ成功体験を積み重ねることで、子どもの自信と能力が大きく育つので、是非みなさんもやってみてください。