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【壱岐島】過去の自分に「ありがとう」を言う旅
衝動的に、壱岐島へ旅
2024年の春分、4年ぶりに壱岐島を旅しました。
自身を取り巻く状況が大きく変わった2023年、これからの人生をどんな風に生きるのか、また改めて考える年になりました。春分は、暦の大きな区切りの一つ。そのタイミングで壱岐へ行きたいと思い決行。たまにあるのですよね、駆り立てられるように旅に出ることが。
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お役立ち★旅ノート
九州の北部、長崎県の壱岐島。離島の旅は何かと勝手が違うので、再びの旅で役に立つようにノートを作っていました。交通手段の詳細、体験談、失敗談、未来の自分に向けた「次はこんな旅がいい」という要望など、読み返してみると中々面白いものになっていました。
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飛行機じゃなきゃ行かない
前回訪れたのは2020年の1月末。日本でコロナが本格化する直前でした。新幹線で博多へ向かい、ジェットフォイル(高速船)で島へ。わたしは乗り物酔いしやすい体質で、特に苦手なのが船。でも、それなりに大きい船だし大丈夫だろうと乗船してみたのですが、とんでもない。乗り物酔いに最適な気持ちの悪い揺れが続く続く。
「あかん、ムリ。もし次来ることがあるなら絶対飛行機。飛行機で来られへんのなら来ない」と思ったことは、ハッキリ覚えていたので、飛行機一択。船ルートと比較すると費用は倍になるのですが、わたしの唯一でベストが飛行機。迷いは皆無です。
実際に空路を利用した感想は「最高!ラク!快適!飛行機バンザイ」
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関西スピリット
「ワイファイ、タダやで?」
伊丹空港でWiFiを利用しようと画面を開いたらコレ。おもろ。こんなところで関西味出してくるのねと感心。わたしは生まれも育ちも大阪、お笑い大好き(吉本興業で働いていたこともある)ですが、関西人全てがそうではないということをここに書いておきます(笑)
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ソウルフードには抗えず
伊丹で食事をするつもりは無かったのに、見たら食べたくなってしまった。なんでやろう。くくるさんのたこ焼きの容器、めっちゃカワイイ。好き。
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小さい飛行機とイヤな予感
たこ焼きを容器ごとエンジョイした後、長崎空港行きの飛行機に搭乗。
めちゃんこビックリ、小さい!そして、機内に入って焦る。キャリーケース、頭上の荷物入れに入らないのでは?!慌てて乗務員さんに尋ねると、素敵な笑顔で「前の座席の下のスペースにお入れください。もし入らなければお声掛けください」と言われ、ナルホドと試してみると難なく収まりホッと安心。
100席以下という壁
国内線の乗り継ぎは案内してもらえるのでとてもスムーズ。しかし、搭乗口にて問題発生。「100席以下の機内持ち込みサイズ」という規格を知らなかったのです。さっきの飛行機に乗った時からイヤな予感はしていたさ。案の定でした。座席数が100席以上と以下では、キャリーケースの高さに10センチの差が有り、これは誤魔化せない。(幅と厚みはマイナス5cm)
搭乗口で「すみません、これは持ち込み出来ないですよね?」と一応聞いてみると「そうですね」と計るまでもなく言われ、その場で預けました。事前リサーチ不足で申し訳ございません。
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もっと小さくなり、予感的中
長崎行きの飛行機も小さい!と思ったのに、壱岐島行きは更にちっちゃくて「飛行機のサイズがデクレシェンド」なんて思いながら搭乗。乗った時のサイズ感は最早バス。満席で、観光客より島民の方が多い印象。
二度目だけど、ただいま壱岐
壱岐空港はビックリするくらい何もない空港です。(写真を撮り忘れるくらい・笑)
宿からのお迎えタクシーに乗車。島内を走り出してすぐ、懐かしい気持ちが込み上げて、帰ってきたような感覚。ドライバーさんが、大型観光船の寄港など、耳寄り情報を話して下さったり、こちらも壱岐の暮らしについて質問したり、とても楽しいドライブになりました。
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芸能人のつもりで泊まります?
宿泊する「海里村上」に到着。ドライバーさんに3泊すると言ったら「芸能人が泊まる宿ですよ?!」と驚かれて、笑った(笑)
壱岐島随一の高級宿。ドライバーさん曰はく、高級宿なのに島内で最も繁盛している宿で、連日ほぼ満室。その実態や如何に。
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書きたいから、旅
見てください、寝室からの眺望。「美」です。次、壱岐島に来るなら絶対に「海里村上」さんがいいと思っていました。遠路遥々訪れるのだから、その魅力を最高潮で味わいたくて。
”快適なホテルステイ”は、わたしの旅の重要項目。どこへ行こうと、やりたいことは書くこと。執筆しやすそうな机&椅子、執筆が捗りそうな部屋・カフェ、執筆のネタになりそうな場所を探します。でも、体力尽きて書けなくなることも。そんな時は「何しに来てん!」とセルフツッコミ。
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書けなくても、旅
大きい窓、最高の見晴らしと美しい海空。ここから眺めてくださいと言わんばかりに設置されたテーブルとチェア。さぞ、執筆も捗るでしょうと思ったのですが、旅の間は、ぼーっとすることが心地よくて、ほとんど何も書いてません(笑)「何しに来てん!」
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寝室の隣に和室、バルコニーには温泉に浸かれる浴槽があります。蛇口を捻ると熱々の源泉が出るので、自分でお水を加えながら溜めて入ります。
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お部屋にスタンバイ、お水とビール
わたしは普段から水をたくさん飲むので、ホテルに泊まる際は大きなペットボトルを泊数に合わせて買います。
海里さんの客室の冷蔵庫&給湯スペースを見てビックリ仰天。ウォーターサーバー?!買いに行かんでええやん!しかも、体に嬉しい活性水素水。
スタッフさんに「ウォーターサーバーあるんですか?!」と興奮気味に言ったら「10リットルですけど、足りなければ仰ってください」と。さすがに3泊で10リットルは飲まない。充分です。
冷蔵庫には、壱岐のクラフトビール・炭酸水・お茶等が入っており「これも無料ですか?!」と尋ねると「飲まれましたら、また補充しますよ」と。
最高です。あと、騒いですみません。高級ホテルって、これが普通?!
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1泊目は海里村上の夕食を堪能
海里さんは御食事も素晴らしいと聞いていたので、1泊目に夕食を予約。
案内されたのは、海に面した丁度いい低さ(←低さが座り心地の肝)のカウンター席、料理長さんの目の前でした。
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前菜は「玉子味噌漬け・トマト密漬け・赤海鼠酢・烏賊の塩辛・唐墨大根」です。和食屋さんあるあるでしょうか、お品書きが漢字表記で何のお料理なのか分からないという(笑)「海鼠」は「なまこ」です。
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旅先で出逢う土地の特産品が好き。今回はクラフトジン。海里さんでは3種扱っていたのですが、最新作のストロベリーをチョイス。グラスだけ見ると水に見えてキケン。しっかりキツめのお酒です。飲みやすくて好みの味でした♪
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「栄螺壺焼き」→”壺焼き”と書いてあったので、サザエかなと当たりを付けられました。料理長さんが「殻が熱いので気を付けてください」と予告して下さったので、触ってビックリ!とならずに食べられました(笑)
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料理長から、料理しない女子へ
「九絵の米麹焼き」と箸休めの「梅紫蘇大根」です。
お魚のクエは”九絵”って書くんですね。美しい字面。
料理長さんが「梅紫蘇大根は簡単に作れますよ」と仰ったのですが、料理しない女子のわたしはきっと作らない。でも、もし!自分でおつまみを作らなければならない時が来たら作らせて頂きます!(どんなシーンだ?)
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壱岐島の美味代表は、塩!
「黒鮑と烏賊の炭火焼/しゃぶしゃぶ」
いろんな漬けダレが用意されているのですが、料理長さん的には「塩一択」だそうで。甘み?コク?味の説明が難しいのですが、壱岐島の塩はめっちゃ美味しいです。わたしも好きで、塩はお土産に買って帰ろうと思っていました。料理長さんは「刺身、揚げ物、焼き物、とにかく何でも壱岐の塩で食べると美味しい」と熱弁。わたしもナルホド!と感化され、いろんなお料理を塩で頂いてみました。美味しい塩は、魚や肉の美味しさを引き出してくれますが、逆もまた然りです。
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料理長さんと日本の美味いものトーク
着席した時は、料理長さんの真ん前で気まずいかなと思ったのですが、とても楽しかったです♪料理長さんは壱岐島の食材の魅力を、わたしは高知の食材の美味しさをプレゼン。高知はノーマークだったようで、わたしが熱く語ると、料理長さんは「高知ですか?!」と驚きつつ熱心に耳を傾けて下さりました。(高知を愛してやまない大阪人)
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「壱岐牛のすき焼き」
壱岐に行ったなら壱岐牛をぜひ。とっても美味しいです。前回の旅は焼き肉でしたが、今回はすき焼きで。目を閉じて、全力で美味しさを堪能。
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美味の三択、あなたならどれにする?
ご飯物は「寿司/雑炊/浅利と筍の炊き込みご飯」の中から選びます。
これはめっちゃ迷った。どれも美味しそう過ぎる。やっぱり寿司かな?そう思う人はわたしだけじゃなかったようで、お寿司を選んでいるお客さんが多かったように思います。ワサビ抜きをお願いしそびれて辛さに撃沈しましたが、お魚の旨味にうっとりしました。
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干し貝柱入り若芽スープと浅漬けも頂き、デザートのメロンで〆。壱岐の素晴らしい食材と素敵な料理長さんのお蔭様で、最幸のひと時でした。
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壱岐島の夜は、墨色
壱岐の夜は真っ暗というより真っ黒。都会の夜に慣れていると、その暗さに驚くかも。真っ黒の空と海にぼんやり浮かぶ灯り、この夜景がわたしはとても好きです。海が墨汁に見える(笑)
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島の静寂が、思考を鎮める
部屋の窓からは月も綺麗に見えました。墨色の中で、緑や橙色の灯りがゆらゆら揺れる。深い瞑想がしたいけど雑念が浮かぶという方は、壱岐島でやってみてください。物理的な静けさも手伝って、思考が鎮まります。
思考がグルグルしてしんどい方、ぜひ、壱岐島でのんびり過ごしてみてください。本当の休息が出来るかもしれません。
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壱岐の朝は海里から
壱岐島でモーニング営業をしているお店はいくつかあるのですが、せっかく海里さんに宿泊しているので、今回はホテルモーニングのみ。2日目の朝も、前夜の料理長さんが担当されていたので、早過ぎる再会に(笑)
揚げ物は、着席後に調理されて出てくるのでホカホカ!朝食もとても美味しかったです。
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レンタカーで島内トリップへ
海里さんで美味しい朝食を頂いた後は、レンタカーでお出掛け。海里さん所有の電気自動車もレンタル出来るのですが、わたしが乗りたい日は予約が埋まっていたので、別会社で手配して頂きました。レンタカー会社が宿に配車をしてくれて、返却も宿で完結。この借り方、めっちゃラクチンで良かったです。
わたしは、壱岐島観光に車は必須だと思います。自転車で回っている観光客(主に外国人)も見掛けますが、島全体が一つの山みたいな地形なので、心臓破りの坂が多く徒歩や自転車はめちゃキツイ。地図は平面、前回はそれで失敗したのです。地図で見たら「近いからイケる」と思ったのに、実際その場所に立ってみると、急こう配でムリ!
近い未来、3Dの地図が販売されたらいいなー。
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夏越の大祓でお世話になった男嶽神社
先ずは「男嶽神社」へ。小高い山のテッペンにあります。この写真は車で登った道を上から撮ったもの。ね?中々の坂でしょ?
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空に向かって伸びているかのような階段、その向こうに鳥居と社屋。
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鳥居をくぐって、辺りを見渡すと眼下に壱岐島の自然と町が広がります。最も見晴らしのいい神社の一つなのではないでしょうか。とても気持ちのいい場所です。
男嶽神社に来たかった理由は、昨年の夏越の大祓でお世話になったから。式典当日の来島は出来なかったので、Instagramのアカウントから申し込みをした後、紙の人形に名前等を書いて送り、参加させて頂きました。
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壱岐島に守られて4年
写真の右端に写っているのが、授与品の神符と茅の輪。めちゃくちゃカワイくてキュン。これが欲しくて申し込んだとも言える(笑)
並んでいるものを眺めて気づいたのですが、わたしのお家にある護符は全て壱岐島の神社のものでした。4年前の旅から、わたしの人生は壱岐島のエネルギーに見守られていたのですね。
今年も申し込みをして紙の人形を送りました。わたしの人生において夏は、分岐点になることが多いです。さて、今年は何が起こるのでしょう。
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壱岐のクラフトビール
次に訪れたのは「ISLAND BREWERY」さん。Yahoo!ライターの仕事で取材したことがキッカケでクラフトビールにハマり、以来旅先で見つけるとテンションがぐわんっ!と上がります。この日は一日運転の予定だったので、お店で飲むのではなくテイクアウト出来るものを見に。
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壱岐島で大阪人に出逢う
店頭に立っていたスタッフさん、なんと同郷でした。なぜ壱岐島に?等々、気になることが盛りだくさんで質問攻めにしてしまいました(笑)
楽しくおしゃべりしつつ、こちらで製造されているビールについてのお話を聞き購入。実はこちらのビール、海里さんの部屋の冷蔵庫に常備!なので、冷蔵庫に入っていたGOLDEN ALE以外の中から選びました。
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ドライバーに嬉しいノンアルコールのキュンな飲み物(キュンは心の旬)があったので、そちらを頂くことに。
壱岐島産の苺ソーダ。シュワッとスッキリ甘くて美味。他にも、めっちゃ美味しそうなおつまみをテイクアウトで購入。今宵の晩ごはんです★
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最も行きたかった場所、猿岩
テイクアウトしたビールとおつまみを一旦、宿に持ち帰った後、再び車に乗って次の目的地「猿岩」へ。
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駐車場から猿岩近くまで歩く道中の草原が、素敵過ぎて歓喜爆裂。舗装されていない、人の足で踏み固められた道を海に向かって歩きます。
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何とも言えない不思議なワクワクが、一歩進む度に湧き上がります。
Instagramに歩きながら撮った動画を投稿しているのでぜひそちらを!
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海の際まで行くと見えるこちらが「猿岩」です。もっと近くまで行けると思っていたら、崖に阻まれてココまで。あわよくば岩登りしたいと思っていたのでちょっと残念。わたし、巨石好きでして、見つけると登ろうとしてしまうのです(笑)(登れる巨石で大好きなのが、高知の唐人駄馬!)
猿岩~海の風景も動画で撮りました。↓↓↓
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果てしなくときめく草原
在るのは、空と大地と低木のみ。なのに、ときめきが止まらなくてずっとここに居たいと思いました。海辺で空模様も不安定だったので、めちゃくちゃ強い風が吹き荒れていましたが、そんな風も含めて、自分の周りに広がる空間まるごとがたまらなく好きだと思いました。
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普通に撮っているのに、空が平面じゃなく球状に歪む。ワクワクする気持ちを終わらせたくなくて、道を外れて歩き回りました。
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いいなぁ、あの岩場も登りたいけどムリだなぁの図(笑)頑張ったらイケそうだったけど、危ないので諦めました(そりゃそうだ)
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壱岐島の海は、とても美しい青。海も素敵ですが、わたしはやはり、先ほどの草原の虜です。
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強風が止む一瞬のタイミングを狙って自撮り。猿岩接近の証拠写真?
そこそこ長い時間、風に吹かれていたので髪はボッサボッサ。風と遊んだ証です♪
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あそこは歩けそうだなぁ、とちょっと思っているの図。(歩いてませんよ。ここも諦めました)
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Cupid cafe/わたしの夢と恩返し
猿岩の風景を存分に楽しんだ後は、吉野さやかちゃんが運営する「Cupid cafe」へ。
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壁面には、カフェ建設の出資者のネームツリーがあり、そこにある自分の名前を見に来ました。
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発見!(「堀内 愛」です)カフェオレ色♪
吉野さやかちゃんは壱岐島で様々なプロジェクトを進めている実業家ですが、以前は”子宮委員長はる”という名で女性の心と体、幸せな生き方と働き方について発信されていました。彼女の言葉や書籍に大変助けられたので、恩返しが出来て嬉しい(*^_^*)
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この場所がまた、誰かの幸せな人生が始まるキッカケになりますように。
わたしには「カフェのオーナーになりたい」という夢があるのですが、ちょっぴり叶った気分。カフェという場所が大好きで、現場運営のノウハウはあるけれど、自分は自由に動きたいので、プロデュース&オーナーがいいなぁと思っているのです。この先の人生のどこかのタイミングで、自分の好きを形にした、旅人・旅に出たい人・自分の人生を楽しく創りたい人の拠り所になるようなカフェを創りたいです。
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さやちゃん考案のオムライスを頂きつつ、壱岐島に移住したスタッフさんのお話を伺いました。さやちゃんにも会えるつもりで来たのですが、お子さんの学校行事と重なってしまい会えず、残念。
ちなみに、先ほどの写真の壱岐島の神社護符3種の内の一つは、さやちゃんが創立した「輝夜神社」のもの。Cupid cafeと同敷地内に、神社・あとりえ林檎(店舗)・さやちゃんの御自宅があります。
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4年ぶりの「龍光大神」
カフェを出て向かったのは、こちらも山の頂にある神社「龍光大神」です。前回来た時より立派な出で立ちになっているように感じました。前回は曇天の雨の中訪れ、それでも神社のある場所は清々しくて心地のよい場所でしたが、今回の晴天かつ4年後の未来に座す龍光大神は、晴れやかでやさしくて尊さを感じました。きっと、以前よりも多くの人が参拝し、ますます愛される場所になったのだろうなと思います。
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この神社を訪れたら、ぜひ木々もじっくり見て欲しい。地脈・血脈のように伸びる様が、力強くて美しいです。
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わたしのお家の3つの護符の最後の一つは龍光大神の神符。新しいものを授かり、御神籤も引きました。「おもうがままになる運」だそうな!ここにある通り、短気をいましめて身をつつしみ、心のままに進もうと思います。
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龍光大神のある山の頂からの風景。壱岐島の静けさと美しさを感じられる場所です。こちらも動画に収めているので、ぜひ。↓↓↓↓
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夜のお楽しみ、はじまり
お宿に戻り、大浴場&露天風呂でリラックス。夜に落ちていく空と海を眺めつつ、晩酌準備。お部屋のバルコニーでも温泉に浸かれるのですが、サクッと入浴したい時は大浴場を利用、時間に余裕があって一人でゆっくり浸かりたいなと思う時は部屋風呂、と使い分けました。
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昼間にISLAND BREWERYさんでテイクアウトしたおつまみ、島のフィッシュ&イカリング。これがもう!めちゃくちゃ美味しいっ!お腹空いてなくても食べて欲しい!(笑)
このブルワリーさんはフードメニューも充実しており、壱岐牛や味玉などお酒と一緒に楽しみたい壱岐の恵みが色々。何人かツレが居たなら全メニュー制覇するのにな~!
クラフトビールは、オールラウンダーな感じのGOLDEN ALEが飲みやすくて好みでした。
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毎朝美味しい、楽しい
海里さんの朝食は3回頂きましたが、メニューが毎回変わっていました。あちこち探し回らずとも、壱岐の美味しいものがここに集結!という具合で、色々楽しめて最高でした。海里さんに宿泊するなら、朝食付きが超おススメです!
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壱岐島に、巨大木造ビル出現
3日目は、前夜にInstagramで見つけたカフェへ。カーナビ通りに車を走らせ、ここかなぁ~?と駐車場に入っていくと突如、巨大なビルが出現。壱岐には背の高い建物がほぼ無いので、だいぶビックリ。
このモクヨンビルの1階がD・Dcafeで、2階はゲストハウス、3~4階はコワーキングスペースという構造。なんて素敵な場所!!
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建物の中央が最上階に向かってズドン!と吹き抜け。外から見ると近代建築のビルに見えますが、中に入ってみると木造で温かい雰囲気。すごくワクワクする、お伽話の世界のような空間。好き過ぎる。
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訪れたタイミングが良く、席が選び放題!こちらのL字になったソファ席にしました。ほぼ個室ですね。
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インスピレーション全開になる空間
コーヒーと一緒に頂いたのは、壱岐牛すじカレー。めちゃウマです。DDカフェさんは、軽食・スイーツ・コーヒー以外のソフトドリンクも豊富で、メニューを見ているとアレもコレも試したくなります。建物にも驚きましたが、一番ビックリしたのは、その居心地。インスピレーションの扉が全開し、降って湧いて止まらなかった。こんな感覚は初めてなのではと思うほど、創作意欲がムクムク。ここに籠りたい。去るのが惜しい。住んでる場所が近くなら絶対に毎日来てます。くぅ。(悔しさの唸り)
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カフェを目指したら温泉に着く
ずっと居たいと思ったけれど、そういう訳にもいかず、コーヒーとドーナツをテイクアウトしてお店を出ました。こちらのビル&カフェ、温泉施設と共用の駐車場で、車で行くと、アレ?温泉に来ちゃった?となるのですが、奥に入って行けばビルが見えるので、温泉に辿り着いたら正解と思って大丈夫です◎
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取材のような、旅、人生
またまたISLAND BREWERYさんへ行き、フライとハニーレモンをテイクアウト。お店では、また別のスタッフさんと色々おしゃべりしました。この旅は人と話す機会が多くて取材旅行のよう。そもそも、わたしの人生は365日まるごと取材かもしれない。
人は変わる
クラフトビールはとても個性的で、ブルワリー(醸造所)ごとに違った魅力と逸品に出逢えます。「ビールはあんまり好きじゃないな~」と思っていたのに飲んでみたら「あれ?これ好きかも!」となることも。(わたしがソレです)人って意外と、簡単に変わります(笑)
どんなおもしろビールがあるの?と気になった方、わたしのYahoo!記事で紹介しているのでそちらを覗いてみてください♪
離島の店休日
ISLAND BREWERYさんは10時~22時オープンで、なんと基本的に店休日が無い。なぜ?と伺うと「いつでも開いているお店にしたかった」とのこと。わたしも体験しているのですが、壱岐は離島ゆえ、店休日の多いお店、閉店時間の早いお店が多々あり、旅程のタイミングによっては行きたいお店が全部閉まってる!なんてことも。そんな中で、いつでも開いているお店の存在はめちゃくちゃ有難くて拝みたくなります。(実際、わたしが行こう♪と思ったお店の2軒が店休日で行けず)
もしお目当てのお店があるならば営業時間と店休日を調べてから旅程を組んでくださいね。
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何度でもコレがいい
リピートの魚&イカフライ。海里の料理長さんとの会話を思い出し、塩でも頂きました。やっぱりうまー♡ISLAND BREWERYさんは立ち飲み屋スタイルなので、座ってゆっくりじっくり味わいたい方はテイクアウトで。
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壱岐島滞在4日目は帰る日。飛行機が朝の8時50分なので、ちょっぴり慌ただしく最後の朝食を頂き、空港へ。
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無念を回収、大満足
思わず笑ってしまうほど強風だったり、少し雨が降る日もありましたが、基本的に晴天、旅に最適な気候でした。前回の壱岐島旅は連日雨で、行くのを断念した場所がいくつもあったのですが、今回はその無念を回収できて大満足です◎
島を車で走っていて驚いたことが一つ。コンビニが増えてた!前回訪れた時、島内のコンビニは1軒だったのですが、今は4軒もあり、少しずつ便利になってきているのだなぁと感じました。
壱岐の暮らしを愛する人
島で暮らす人たちに色々お話を聞きましたが、皆さん、多少の不便さは特に気にしておらず、壱岐での暮らしを楽しみ愛していました。わたしの頭の中に”移住”の文字がチラと浮かんだほど、訪れると好きになる場所です。
壱岐島と過去の自分に”ありがとう”
前回は、心身共に病み上がりで、不安な日々が続く中での起死回生を懸けるような旅でした。壱岐島は、そんな切実な思いを抱えたわたしをやさしく受け入れ癒し、希望を持たせてくれました。
懐の深い壱岐島と、人生を諦めなかった過去の自分に、大きな大きな愛とありがとうを。
壱岐島の旅は、より楽しい旅に出るための旅でした。
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旅がしたい人へ
現地のフリーペーパーは便利
最後に旅の情報収集について。ガイドブックがあまり出版されていない土地へ行く時は是非、現地で地図や観光案内をゲットしてください。わたしも、今回の旅では宿でもらった地図と案内を見てお出掛けしました。
旅の費用を調べてみる
旅をしたいけれど予算が無い時は、とりあえず、いくらかかるのか調べて計算してみてください。調べてみたら意外と安くて行けるやん?!となることもしばしば。今回は高級宿の海里さんに宿泊しましたが、前回の旅で宿泊したリーズナブルな「ビューホテル壱岐」もとても快適でした。諦める前に調べてみてくださいね!具体的な情報を得ると、何だか行けそうな気分になっちゃいますよ(^_^)
ここまで読んで頂きありがとうございました。
楽しい旅の終わりは、次の楽しい旅の始まり。
次はどこへ行こうかな♪
みなさまも素敵な旅を!
4年前の壱岐島旅は、アメブロで綴っています。
投稿記事が多くて長いですが(笑)、興味のある方はどうぞ!
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