もしかしてこんな感じかも?
子供の頃にローラースケート靴を始めて履いて立ち上がった瞬間に、そのままつるって転んで膝を何かの角でぶっつけて血を出した。それから2度とローラースケートはしなかった。
ローラースケートって靴の下に車輪がついてて自然にクルリンと動くものだから、普通に歩いたりとは全てにおいて速度が違うし、体重の掛け方も違う。慣れれば平気だったのかもしれないけど、あの滑る感覚に体がついていかなかくて、怖さだけが残った子供ながら後味の悪い経験です。
今の時代なんでもデジタル化してて、スマホでほとんどなんでもできてしまう。
この手軽さが素晴らしいのだけど、これも慣れないと恐ろしい。手軽さ、速さ、これらが本当に、安全になされているのかしら?みたいな疑問が頭をよぎる。不安になるし、なんだか恐ろしい。でもみんな使ってるから大丈夫なのかもって。
若い人にはこんな感覚はないと思う。小さい頃からデジタルグッズに身を任せてきたからね。私個人の感覚的にいうならば、生まれた時からローラースケートをやっているからその速さは当たり前。ビュンビュン動き回ってしまえれる。それも怖くもなんともない。そしてその速さがないと逆に不安になるのかも。
この差は大きい。
世の中どんどん全ての面で二極化が進んでいるけど、かたや普通に歩く人、かたや足下に車付きなんだから速い。いや、もしかするとこちらが遅くて、あちらが普通なのかもしれない。
ドキッ!!
私は普通に歩きながら、時々その速い人たちを捕まえて、怖いながらも新しい世の中にぶら下がっているのかもしれない。