テーマパークの習い事 |テーマパークの魅力 働く私たちは”ここ”が好き!part2
前回のテーマパークの植栽のこだわり、、、
まずは、お約束した通り、答え合わせからスタートしましょう。
隠れミッキーの中でも有名な木の緑がミッキー型にくり抜かれている植栽は、トゥーンタウンの中にあります。
ここまでが答えになるので、あとは、自分の足で探してみてくださいね。
これがやっぱり楽しい秘訣。全てお伝えするのではなく、自らが見つける楽しさってありますよね。是非とも次回インパークした際には、トゥーンタウンに足を運んでくださいね。
本当にこの隠れミッキーの植栽だけでなく、街頭がきれいに囲まれている植栽もですが、もちろん、木は生きています。毎日枝葉を伸ばしているのです。でも、パークに日々いるとその伸びている感じは全くしません。
昨日もこだわりとしてお伝えしましたが、邪魔ではなく、活かすという選択、それは特別な考えではなくて、常に当たり前として働く全てのスタッフの心にあり続けます。
同じ様に働く全てのスタッフの心にあり続ける『毎日が初演』という言葉があります。
1983年4月15日に東京ディズニーランドはグランドオープンを迎えました。
その日から、まもなく、今年で38年が経とうとしているわけですが、東京ディズニーランドは毎日が1983年4月15日に戻ります。
日々日々が、初演なのです。あのグランドオープンした日に毎日が戻るのです。
少し分かり辛いでしょうか💦毎日がグランドオープンに戻る?
それはどういうこと?
そんな声が聞こえてきます。。。
例えば、わかりやすいのが、シンデレラのゴールデンカルーセルというメリーゴーラウンドのアトラクションがあります。
(参考資料:東京ディズニーランド ファンタジーランドにて)
このアトラクションですが、白馬を支えている支柱が真鍮(しんちゅう)という材質でできています。真鍮とは磨くととてもきれいな金色に光るんですが、人の手で触っていると、その触った部分が黒く変色してくるんです。
(参考資料:東京ディズニーランド ファンタジーランドにて)
つまり、パークにて多くのゲストが支柱に触れて、アトラクションを体験します。
皆さん想像できますよね。真鍮は黒ずんでいきます。それは、1日の中でも黒ずんでいくんです。でも、そうならない、行き届いた清掃を日々行う。
なぜそんな手間がかかることをするのか?
そこにこの『毎日が初演』という、
働く全てのスタッフの心にあり続けるこだわりのチカラがそうさせています。
常にグランドオープン時のパーク内の状態が基準でオープンを迎えるというこだわりです。
このこだわり(基準)を守り続けるということは並大抵の努力では厳しいことは皆さんもわかると思います。
パークを歩いているとそういう本当に遊びに来ているゲストにはわからないこだわりがたくさんある現場がそれぞれに存在するのです。
毎日、日々日々オープンする時に昨日のオープンと全く同じ、1983年のグランドオープンからそれを守り続けている姿、本当にかっこよいです。
働く私たちの特権の一つかもしれません。
まだ、ゲストが入っていない、グランドオープン時と同じパークの現場に立ち、オープン前からゲストがいらっしゃるのを今か今かとお待ちしている。
あのとてもきれいな景色(植栽も昨日と同じ様子)、アトラクションも昨日と全く同じ状態、全て昨日(グランドオープン)と同じ状態にリセットされ、毎日がスタートする。
本当に毎日のこだわりが繋がって、今がある。。。
とてもすごいことですよね。
遊びに行くと、気づかないことかもしれませんが、毎日が気持ちよく同じスタートをきれる幸せを働く私たちは感じています。
皆さんの現場は、日々グランドオープン時のとても気持ちのよい綺麗な姿を毎日維持していますか?
明日も言われてみたら「なるほど!そんなこだわりがあったんだ!」という、私たち働く側のこだわりについてお話をしていきたいと思います。
テーマパークの奥深さを今後も発信していきます。テーマパークのこだわりから自分自身の周り、仕事の現場を振り返りたい。学びたいと思っていただけた方は、是非とも下記の「テーマパークの習い事」にご参加ください。
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Q:いつも整った服装のスタッフさん、その服装への考え方に『オシャレは無限と身だしなみは有限』と教えることがあります。どんな意味でしょうか?A:答えは、オシャレは自分のセンスで自分のためにする無数の選択肢、身だしなみはお客様の為にするお客様が私たちに期待する格好、つまり限りがあるという考え方です。自分を中心に考えるのではなく、常にお客様、相手の立場にたって考える。そんな考え方が服装にも現れています。夢の世界が生まれる秘訣がここにもあります。