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Kyo
2021年11月27日 09:41
遠い過去の経験を振り返ってみて。 どこで成長したとしても、家族や友人や先生と笑い合ったり、あるいはもめてギクシャクしたり、日常を形成する出来事に大差はない。 自分の気持ちをタイムラグなくストレートに「英語」で伝えられない歯がゆさや、それゆえのすれ違いや勘違いは確かにあったが、それは、例え母国語同士の会話であっても、同じことが起こり得る。 そもそも、自分が経験
2021年11月27日 09:18
私は、友人・知人を家に招くことが多い家庭で育った。 狭小マンションに住んでいた幼少期、週末は両親の友人ファミリー3~4組集合して家の中はギュウギュウの密状態。子ども部屋はちょっとした保育園みたいになっていた。 その頃から、自分より小さい子と遊んだりお世話をするのが大好きだった。保育業に関心を持ち、やがて保育士資格を取得するに至るのも、この時期の自分の中にすで
2021年11月27日 09:05
在英時、唯一の習い事はピアノだった。 一瞬、近所の教会でやっていたバレエ教室にも通ったが、バレエの先生によるあからさまな有色人種差別がとても苦痛ですぐに辞めてしまった。(生活の中では、数々の差別体験や怖い経験があったけれど、その一方で日本人として受け入れられ、優しくしてもらったことの方が遥かに多かったと思うので、ここでは悲しい&辛い思い出などは書かないことにする
2021年11月27日 08:54
英語力ゼロで学校生活を送るには、観察力がものを言う。 同級生の言動に注目していると、学校の掟みたいなものが少しずつわかってくる。 「トイレに行きたくなったら、授業中であっても申し出てよい」 「中休みや昼休みは、大雨でない限り、全員校庭に出て遊ぶ」 「意地悪そうな子は、お友達に話しかけられると、‘So what??’と強い口調で答えることが多い。」などなど。
2021年11月27日 08:32
小学校に上がるタイミングで、私は引っ越しをした。新しい景色や友人と出会った。ワクワクした。その数ヶ月後に、父の海外転勤が決まった。一度、引っ越しをしたことがある人なら想像つくと思うが、ようやく段ボールの中身を全部出したと思ったら、また荷造りしなくてはらならないという現実ほど溜め息の出るものはない。父は英会話を習い、私たちより一足早く渡英。残された母は、再び荷造り