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離任するにあたって【徒然】

こんばんは!土地勘もなく学校中を走り回って疲れているわやです。
会議づくめですが情報が頭に入ってきません・・・(笑)

さて、今日は前任校に思いを馳せて、離任にあたって生徒に伝えたいことを考えたいと思います。


①君たちの存在は素晴らしい

卒業して生徒が離れていったことに加え、コロナウイルスの影響で気付かされたが、学校においてぼくが「楽しい」「悔しい」「悲しい」と感じるためには君たちが必要不可欠だった。君たちとの関わりがあるからこそぼくがあると再認識できた。何か嫌なことがあって「自分なんて」と思うこともあるかもしれないが、「君たちが存在してくれている」ただそれだけで、誰かにとって価値があるということを知っておいてほしい。

②自分のワクワクに従って生きてほしい

自分がやりたい、おもしろそう!と思えることをやれているか?やらされることばかりになっていないか?アインシュタインの言葉に次のようなものがある。

誰もが天才だ。しかし、魚の能力を木登りで測ったら、魚は一生、自分はダメだと信じて生きることになるだろう

やりたいことにチャレンジせず、まだ自分の才能に出会っていない人もいるだろう。学校がすべてではない。自分がワクワク、心動かされることにこそ、楽しさは見いだせるし、そこでは天才になれるかもしれない。自分のワクワクに従って、自分を信じて生きてほしい。

③君たちの幸せを願っているが、願うことしかできない

3月31日、卒業生の何人かが異動と聞いて会いに来てくれた。他愛もなく「明日から出発かー頑張れよ」なんて話したが、ぼくにできることはそこまでだ。幸せを願うことはできても、幸せにすることはできない。だからこそ、幸せに生きられる力を身に付けてほしいと思って授業をしていた。ぼくは異動すればそれまでだが、周りの人とのつながりは一生続けることができる。一人で抱えて辛いことも、みんなで分け合えば割と軽くなる。周りの人に一言「助けて」と言えるだけで人生はずいぶん楽だ。どうか幸せに。

最後に、ぼくが授業で変わったやり方をやっていたのは、君たちにとって重要だってこともあるが、それと同じくらい自分がそれにワクワクしてたからやってきたことだ。教育業界だけでなく、社会全体で変化が起きている時代。君たちが未来を作っていくんだ!と言いたいが、違う。ぼくも未来を作っていく一員だ。みんな進む道はバラバラだが、一緒にワクワクする未来を作っていこう。


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