無理なく子供を動かす方法(おうち編)
ここしばらく
womomラボの主宰者としての記事が
続いたので
今日は久しぶりに
オモシロがるをデザインする
womomウーマム代表として
子供の行動デザインについて
書こうと思います。
私の行動デザイン事例については
ナッジ研究者竹林博士のnoteをご覧ください↓
子供ってなかなか動いてくれない
自分で歩けるようになる1歳くらいから
就学前くらいまでの子供は特に
目に映るいろんなことに興味津々。
「○時までにしなければならない」
という時間の概念がまだ難しかったり
理性よりも好奇心や本能が強くて
気になるものを見つけたら
そこからずーっと動かないことって
ありますよね。
道端の石ころや花、虫に夢中で
家の前の駐車場まで帰ってきたのに
30分家に入れない…みたいなことも
よくあります。
昨日もwomomラボの
オンラインランチ交流があり
「フルタイム会社員時代は特に
時間がなくて、子供がモタモタしてると
イライラ怒鳴ってしまっていました」
みたいな話も。
私もそうだったなぁと
共感しながら聞いていました。
毎日がんばるウーマムさんお疲れ様です。
子供に動いてほしい
なるべく叱りたくない
おやつで釣るのも限界…
そんなときにやってみてほしい
私が自ら実験して成功している
ナチュラルな子供の動かし方を
ご紹介します。
子供は夜行性の虫?
例えば寝る時間になって
「はい、そろそろ寝るよー」
と言っても
なかなか寝室へ来てくれないこととか
ありませんか?
よく
育児本や育児メディアで
「就寝時間へ向けて徐々にテレビや音を消して寝る体制をつくりましょう」
みたいな情報もあり
うちの娘たちにやってみたんですが
「やーーお母さん何でテレビ消すの?!」
「音聞こえないと楽しくなーい」
と非難轟々の子供たちの対応に追われ
家事や身支度が終わらない!笑
これは
やるべきことが全て終わった状態
っていう限定条件をクリアするのが
難題でした。。
他にも色々試した結果、
「子供は光に集まる」
ということを発見したのです。
夜行性の虫かよ(笑)
そこで私が実践したのは
光を活用したこんな方法です。
明かりで導きたい場所へ誘導する
一時期、うちの娘たちが
トイレに貼ってあるカレンダーに
シールを貼ったり絵を描いたりするのに
ハマっていたことがありました。
トイレで用を足してから
なかなか出てこない。
そこで
「はーいそろそろ出るよー」
とか声をかけつつ
廊下の電気をつける
↓
トイレの電気を消す
(うちの子たちは若干開けていて
廊下の明かりが漏れ入ってくるので
真っ暗にはならないんです)
やることは
たったこれだけ。
こうすることで
廊下の光に吸い寄せられるように
出てくる娘(笑)
廊下へ出てきたら
リビングの電気をつける
↓
廊下の電気を消す
リビングへ出てきたら
寝室の電気をつける
↓
リビングの電気を消す
こうやって
一歩前の場所の電気をつける
今いる場所の電気を消す
これを繰り返して誘導していけば
怒鳴る必要もなく
モノで釣る必要もなく
子供たちは動いてくれています。
子供が光で動く、ということについて
私なりに調べてみたのですが
全然検索に引っかからないので
多分
私オリジナルの行動デザインだと
思います(笑)
この2つだけは気をつけよう
いきなりその場が暗くなったら
大人でも怖いと思うので
必ず行く先の場所の電気をつけてから
今いる場所の電気を消してあげてくださいね。
また
無言で照明が変化するのも
子供にとってはドキドキするかも?
「そろそろ寝るよー」
と声かけをしてからやってみてください。
子供もストレスなく
親もストレスがない。
それって最高だなと思いませんか?
持続可能なウーマムでいるために
自身も周りもストレスフリーな生活を
していきたいですね。
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