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【先輩教えてください!Vol.9|小林さやかさん】 『ワクワクを起点に選択を叶える秘訣とは』

パーソナリティのモヤモヤを、人生の先輩であるゲストに相談する、ゆるーいトークラジオ、その名も「先輩教えてください!」。毎回変わるパーソナリティと、そのパーソナリティが今会いたいゲストにご出演頂く、Women’s Innovationの配信型ラジオ番組です。

Vol.9前編のパーソナリティを務めた、津田塾大学総合政策学部3年の猪野陽菜です!
今回は、ビリギャルモデルの小林さやかさんをゲストにお呼びさせて頂きました。Women’s Innovation読者(高校生・大学生・社会人初期)にとって、勉強のモチベーションは「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話)」だった方も多いのではないでしょうか。
私猪野もビリギャル(本)との出会いは衝撃的で、こうやって努力を積み重ねたら納得のいく進路選択が叶うと教えて頂いたロールモデルでした。

小林さやかさん(ご本人提供)

ご自身の興味関心を「教育」に絞り、その時々学びたいことを学べる場所に身を置き、年々学びを極められている姿。また自分を信じる力が強く、迷いなく選択されている姿を、著書や記事を通じて感じ、憧れを抱いていました。

小林さやかさん(写真左3列目)
※電波の都合上、カメラオフに出来た瞬間を切り取ったメンバーも含めた写真です。

今回はZoomでの収録(4月17日(日))となりましたが、観覧者が今感じている悩みやモヤモヤに向き合う時間も作って下さったさやかさん💌その温かさと包容力に心が浄化され涙し、一時は画面オフメンバーが増えてしまったほど...! パーソナリティも観覧者も、見事に全員さやかさんに心掴まれていました💘

前編は、『あれもこれもとつまみ食い状態にならない、興味関心の絞り方』がテーマ。
前編パーソナリティの猪野は、高校2年冬ベトナムに行き、ベトナム戦争で撒かれた枯葉剤の影響を受け、障害を持って生まれてきた子どもたちに出会いました。教育や就労機会が制限されていることに疑問を持ったその時から、将来は国際協力系の仕事に携わりたいという思いを抱いていました。

そこで課題解決に特化した総合政策学部に入学。学んでいくうちに、興味関心の幅が広がり、自分が追求したい分野を絞れないもどかしさを感じていました。興味のある分野で自分がやってみたいことを行動に移し、進路を考え続けてきたものの、大学卒業後の自分がイメージできず…。

さやかさんは何を基準に進路やキャリアを選択されてきたのかが気になり、自分の悩みをお伝えしながらお話を伺いました。ここ数年現場経験と研究の両軸で教育分野の課題を目の当たりにされてきたさやかさんが、「とにかくワクワクすることをやっていきたい」と語る声のトーンは、これまでのワクワク経験を貯金されてきたことを感じる瞬間でした。

後編は、『自分自身のワクワクを選択に反映させる方法』について。
後編のパーソナリティである藤倉先輩は、強みを作りたいと意気込んで大学に入学。大好きな英語と何かスキルが欲しいという気持ちが高まり、今秋からイギリスのエディンバラ大学院で経営学を学ぶそうです。その一方で、働き始めた同期の話を見聞きする度、自分で決めたはずの進路にも関わらず、社会に出る年齢が遅くなることに不安を感じているといいます。
同じく今秋から留学されるさやかさんは、「世界が広がれば広がるほど選択肢が多くなるから、プールが大きくなって初めてワクワクすることに出会えたらいい。それは何歳になって出会うでも良くて、今手元にある選択肢から選び取ろうとしなくていい」。「学びは投資で、一瞬でお金も出会いも返ってくる」とお話下さりました。

最近会話していると、「自分のために幸せになりたい」よりも「人を幸せにできる社会構築に貢献したい」と思う友人が増えているように感じます。「誰かのために」と思うとつい忘れがちですが、まずは自分自身の心が躍るほどワクワクできること、そしてそれを実現するために日々やるべきこととは何かに気付きました。

固定観念や周囲の目が気になってしまう私ですが、さやかさんの言葉に背中を押され、1度しかない人生を楽しくワクワクしながら過ごしていきたいです💌

小林さやかさん1988年3月生まれ。中学、高校で学年ビリを経験し、高2の夏に小学4年生レベルの学力しかなかった。当時の全国模試の偏差値は30弱。中学時代は素行不良を理由に何度も停学になり、学校の校長に「人間のクズ」と呼ばれたことも。高2の夏、塾講師・坪田信貴氏との出会いを機に、日本最難関レベルの私大、慶應義塾大学の現役合格を目指すことになる。結果、1年半で偏差値を40上げて、複数の難関大学のほか、慶應義塾大学に現役で合格を果たした。卒業後、ウェディングプランナーとして仕事をし、2014年にフリーランスに転身。現在は講演、高校現場でのインターン、学生や親向けのイベントやセミナーの企画運営など幅広い分野で活動中。2019年3月には、自身初の著書『キラッキラの君になるために ビリギャル真実の物語』 マガジンハウス を出版した。2019年4月より、教育学の勉強 のため 聖心女子学院 大学院に進学。「どうすれば子どもたちは主体的に学び、より学びが深くなるのか」を学習科学を基に研究している。2020年1月、YouTubeにて「ビリギャルチャンネル」を開設。学生・先生・親、すべての人に送るエンタメ教育番組を、毎週配信中。2021年3月 聖心女子大学大学院文学研究科人間科学専攻教育研究領域博士前期課程修了。2022年3月 コロンビア大学教育大学院に合格。

前編『あれもこれもとつまみ食い状態にならない、興味関心の絞り方』


1. 興味関心の絞り方
大学受験やあーちゃんの存在がさやかさんの人生に大きな影響をもたらしている気がするのですが、いつから子どもの教育に関心を持つようになったのでしょうか。私猪野は何事にも興味関心を持ちやすいのですが、その反面つまみ食い状態になりやすいです。どうしたら興味関心を絞れますか。

2. 就職
様々な社会問題に対して、積極的に活動しているNPO法人の活動促進を行っている学生団体TsudaOutreachで活動しているのですが、自分が向き合いたい社会課題をビジネスの力で解決しようと取り組んでいる会社に出会う方法が分かりません。さやかさんが同じ立場に置かれた場合、どのように行動しますか。

3. 人と出会う力&マインド
・さやかさんはやりたいと思ったことに対して、ご自身から働きかけられている印象があるのですが、自分の思いを伝える際にどんな工夫をされていますか。
・さやかさんが使命感や当事者意識を持って行動できるのは、性格なのか過去の経験なのかどちらが大きいのでしょうか。

パーソナリティ:猪野陽菜
2001年生まれ、津田塾大学総合政策学部3年。高校時代にベトナムや国内の児童養護施設におけるボランティアを経て、子どもや女性を取り巻く課題に関心を持つ。現在は、NPO法人の活動促進に取り組む学生団体TsudaOutreachや、BusinessInsiderJapan編集部でのインターンのほか、様々なコミュニティで活動している。趣味は、ダンスと映画鑑賞。

後編『自分自身のワクワクを選択に反映させる方法』


1. 仕事選びの軸
新卒でウエディングの会社で身体を壊すまで働いていたそうですが、当時に戻ったら好きなことを仕事にするか、自分の得意不得意で選ぶのか。どちらを重視しますか。私藤倉はアットコスメストアに入り浸ってしまうほどコスメが大好きで、仕事にしたいという気持ちがありつつ、好きを仕事にするのは違うのかなと思ったり、迷いが止まりません。

2. 人生の岐路での選択基準
20代の間で2,3年に1回フリーランスや大学院進学などシフトチェンジされていますが、どんなタイミングでその選択をしようと決意されてきたのでしょうか。人生の岐路に立たされた時の選択基準が気になります。

3. マインド
コロンビア大学教育大学に今秋入学されるさやかさんにとって、受験勉強のモチベーションの源泉は何だったのでしょうか。

パーソナリティ:藤倉加那
2000年生まれ。2022年3月に津田塾大学総合政策学部を卒業。大学時代はベンチャー企業や省庁のインターン、フィリピンへの1ヶ月半の留学を経験。大学3年次にワシントン大学へ留学が決まるが、コロナの影響で中止に。その後就職活動で内定を貰うものの留学が諦められず、海外の院進を決断。今秋イギリスのエディンバラ大学院に進学予定。専攻はMSc management。

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