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明日の種をまく 076_20231125

運動不足を痛感する

今日は疲労で寝坊した。
さすがにソロ活2日間のアクティビティには疲れたな。
夫と合流したのもあって、安心したのかゆっくり眠って疲れをとった。

2日間、とんでもなく歩いた。
足がパンパン。
私がどれだけ車に頼った生活をしているか、痛感する。
ボルダリングをやって運動しています、なんて言えないな。
ただ歩いているだけでこんなに足が疲れるとは。

同じ1日を過ごすのに、都会の人はどれだけ運動しているんだろうか。
圧倒的な敗北感に苛まれる・・・

今日と明日もどんどん歩くぞ。

今日は朝9時から行動開始。
夫と一緒に、二人で行きたかったところを巡る予定。
二人の思い出の場所というべきか。
昔働いていた場所周辺を散策。
昔食べていたものを食べたり。

夕方には同窓会もあるし、今日は「思い出に浸る」1日になるだろう。

私の30歳。
東京で1年働き、その後シドニーで2年。
この時がピークといってもいいかもしれない。

シドニーに着いてからしばらく「放心状態」になった。
海外で生活するという夢が叶って、その後どうしよう?みたいな。
「満足する」というのを味わった。

「満足」はいいことだが、生きる意欲を奪われてしまうこともある。
あんなにがむしゃらだったのに「私はもうこれで十分です」みたいな。坊さんかよって感じで、なぜかシドニーで瀬戸内寂聴さんの「青空説法」の本を熟読して「人生とは」を考えてしまった。

いやいや、今一番頑張る時ですから~

そんな風に自分にツッコミを入れながら何とか頑張ろうとしたが、絶頂期に一番頑張れなかった感は否めない。

そんな時に出会った人たち。
私のコンディションとしては最高期にあたるが、やる気が少し下降気味。

満足した理由のもう一つは、彼らが私よりも断然に優秀すぎたせいだ。
頑張って、頑張って、ここまでやってきたと思って、辿り着いた地で自分よりも強い人たちがウジャウジャいる。そういうステージに上がってしまい、萎縮してしまった。
出会った瞬間に負けた気がした。
あー、私もここまでか。
せっかく登ってきたのに、もうこれ以上は闘えない。
そう思った瞬間だった。

自分のステージがあがると出会う人、見るもの、全てが変わってしまう。
私はそこに馴染めていただろうか。
不思議と帰国した時に、もう前の社会に適応できない自分がいたのを覚えている。

あの時切磋琢磨した仲間。
夫もそのうちの一人だった。
今日はあの時の仲間に会う。
さて、今日はどんな刺激をもらえるだろう。

あれから15年ぐらい経過したわけだが、私としてはまた別の形で頑張ってきた自負がある。
今、私はこんなことをしています!ボルダリングもしています!大学生です!
と胸を張って自己紹介できる自分がいる。
それが彼らと出会うことで落ち込むか、自信をもつか。

「今の私」は「今の彼ら」とどう向き合えるか。
楽しみである。

私の日々の生活が「運動不足」でないことを祈る・・・


タイトル画像は、仲良くさせていただいているnoterさん温水温(ぬくみず ゆたか)さんの作品です。


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