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小さな成長を過小評価しない

急がば回れ

先人が残した偉大な言葉の一つ。この言葉の重みを痛感する今日この頃です。

過小評価してしまう原因

小さな成長がしばしば過小評価されるのは、『すぐには目標に達することができない』ことに対して努力している時です。

ダイエット・筋トレ・勉強などがわかりやすい例かと思います。

これらは、確実に成長しているという事実があっても、その成長は非常にわかりづらく、表面的には全く変わっていないとさえ感じます。

これは当事者にとってはなかなか苦しい問題で、多くの場合これらの努力は苦労を伴うものですから、継続するにあたって非常に大きな障壁となります。

でも、本当に努力できているなら確実に何かしら成長しているはずなんです。

ex.)
筋トレ:実際は0.01kg重いダンベルを持ち上げられるようになっている
(通常2.5kg程度刻みでこの成長は表面化しない)

ダイエット:食事に気を使っている。カロリーを調整した。
      (これだけでも成長!!)
(1日カロリーを抑えても体重はほぼ変わらない。しかもプラマイ1kgなど水分で容易に変わる。)

勉強:新たに一つ英単語を覚えた。
(このあとすぐTOEICをうけても点数はUPしない。)

なぜ小さな成長が'大きな成果'につながるのか

それは、能力は直線的には上昇しないからなんですね。
能力はあるタイミングから急上昇し始めます。なのでその時まで辛抱強くまたなければいけない。

下のイメージ図を見ればわかりやすいかと思います。

努力した期間に対する能力の変化(イメージ図)

【対策1】数値化し、記録する

シンプルかつ強力な対策です。

私は筋トレでベンチプレスが苦手で長いこと100kgから抜け出せませんでした。しかし、ある時から小さな成長を重要視して本当に小さな成長にフォーカスしました。

90kg 8回のセットができた→記録

次ベンチプレスやる時は、

92.5kg 7回のセットを目標にする。

(いやいや、2.5kgも重くなってるし、回数も少なくなっとるやないか、と思われた方もいるかもですが、実はこれある計算式上では0.3%だけですが確実に成長しているんですよね。この計算式などは今後の記事で詳しく書きます。ぜひフォロー&スキよろしくお願いします!)

【対策2】常に注意深く、自分に言い聞かせる

これに関しては精神論ですが、自分への戒めでもあります。
やっぱり、わかっていてもより大きな成長を求めてしまうものなんですね。

(調子に乗って重い重量設定でベンチプレスをして潰れる。なんてこともあります。)

欲張って大きな挑戦を求めて失敗し結果成長できないより、確実に小さな成長を積み重ねた方が大きな成果が得られる。』

肝に銘じて生きていきましょう。

急がば回れ。

ですよ。

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