「ライター」を意識した一番古い記憶
皆さま、お疲れ様です。
今日もnote書いていきます。
今日はですね、僕が「ライター」を始めて意識した時の話をしようと思います。
それはもう、今から25年以上前のことです。
バンドブームがだいぶ落ち着きを見せ、小室ファミリーが盛り上がりを見せようか、という頃。僕の大好きなミスチルもヒット曲を連発していた時期のことです。
当時、僕は仮面大学生で。
在籍はしているけど全然授業に出席せず、バイトと彼女に夢中でした。
高校時代からお付き合いしていた彼女が、大学生になったのを機にバンドにハマりまして。
UNICORNから始まってその周辺のバンドをめちゃめちゃ聴きはじめたんです。中でも、SPARKS GO GO(スパゴー) というバンドに傾倒していきまして。
自然と僕もスパゴーを聴いて、ハマりました。
東京で開催されるライブに行ったり、数少ないTV出演などもこまめにチェックしたりしていました。
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因みにスパゴーは今年30周年だそうで。
しばらく聴いてなかったんですが公式ページのMV観たら当時とほとんど変わっていなくていい感じでした。
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そんな時。
近所の本屋で1冊の本を発見しました。
19(ナインティーン)
著者は宇都宮美穂さん。著名な音楽ライターです。
さまざまなアーティストの19歳~20歳頃の話を、ドキュメンタリータッチの文章で読ませる作品です。
この本、当時の人気アーティストがいっぱい登場していまして。
奥田民生、福山雅治、カールスモーキー石井、奥井香、そしてスパゴーの面々。
19歳のころ、20歳のころ、アーティストたちが何を思い、どう動いていたのか、その心の裡みたいなところを、みずみずしい文章で描いています。
僕はそのアーティストの想いが文字を通して伝わってくる、そして頭の中に情景が浮かぶような、言葉にするのが難しいですが、圧倒的な文章にすごく引き込まれて、凄く感動しました。
読み終わったところで著者名を確認しました。
宇都宮美穂さん。
著者紹介か何かに「音楽ライター」みたいな肩書を見つけて、あぁ、こんなに素敵な文章を書ける小説家以外の職業があるんだなぁと初めて意識しました。
それから一時期、強烈に「音楽ライター」という肩書にあこがれて、目指そうかな、と思ったくらい衝撃的な出会いでした。
まぁ、当時は憧れで終わってしまいましたが、四半世紀経った今、また「ライター」と付く仕事を意識するようになって、改めてどんな文章を書きたいんだろうと思った時に、あの時の衝撃と憧れを思い出しました。
このnoteを続けていった先に、そんな素敵な文章を書けるようになれる未来があるといいな、と思います。
※19はまだ取ってあるのですが、クローゼットの奥の奥の段ボールの中にあるので引っ張りだせませんでした。
画像やリンクを載せたかったんですが、ネットを検索してもパッとしたのが無かったので文字だけになっちゃいました。
いつか再び引っ張り出せたらまた読んで、写真撮って載せたいと思います。
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