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“繊細さんはサービス業向き”って本当?心がわかるからこそ、しんどいこともあるんです



「繊細な人は相手の気持ちがわかるから、サービス業に向いているよね!」
そんなことを言われることがよくあります。

確かに、相手のちょっとした表情の変化や、声のトーン、空気感に敏感だからこそ、気配りができるのは事実。お客様が何を求めているのか、言葉にしなくても察して動ける。それが「強み」だって言われることも多いです。

でも、実際に働いているとこう思うことがあります。

「わかるからこそ、しんどいんだよ。」


たとえば、
☑️お客様の不機嫌そうな顔を見ただけで「何か失礼なことしたかな?」と不安になる。
☑️同僚のちょっとしたため息に、「私のせいかな?」と気にしてしまう。
☑️職場の空気がピリッとしただけで、自分まで緊張して疲れてしまう。

“気づける”ことが、逆に自分を疲れさせてしまうんです。

周りに気を使いすぎて、自分の心が置いてけぼりになることもある。
「もっと気楽に考えればいいのに」と言われても、気づいてしまうからこそ無視できない。それが繊細さんのしんどさなんだと思います。

でも、そんな私が最近気づいたことがあります。

「気づいてしまうなら、せめて自分にも気を使おう。」
☁️周りに優しくするのと同じくらい、自分にも優しくしてみる
☁️「疲れてるな」と思ったら、少し立ち止まって深呼吸する。
☁️すべての気持ちを受け止めようとしない。流していいこともある。

完璧じゃなくていいし、無理して気づかないふりをする必要もない。
ただ、「今日はちょっと疲れたな」って素直に認めることが、心を守る第一歩なんですよね。

繊細さは、決して弱さじゃない。
気づけるからこそ優しくなれるし、誰かの心に寄り添える力でもある。
だからこそ、その優しさを、まずは自分にも向けてあげたいと思っています。

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