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【春の食養生】

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皆様こんばんは!
ライフスタイルブランド 「W-NUDGE」です🌷
記事を開いて頂き誠にありがとうございます!

本日の内容は!
春の食養生

~こんな方におすすめ~
・立春を迎えてから不調が続いている
・最近イライラしやすい
・ライフスタイルを見直したい

【春とは】

立春から始まり、二十四気の雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨の期間を指します☘️
卒業式や入学式、入社や人事異動、引っ越しなど、新しいことが多く春は何かと慌ただしい季節ですね。

自然界では気温が徐々に暖かくなり、植物は芽を出し、新緑が出てきて、花が鮮やかに咲き、冬眠していた動物たちは目覚めて「生長・発育・成長」の時期に入ります。
”陰陽”の関係で見てみると、冬に高まった"陰"が徐々に弱くなり、夏に向けて"陽"が次第に大きく充実していきます!

そんな「春」の季節の特徴は、"風"です。
東風で暖かく、風が吹くと山は青く、木は緑に作物を生長させてくれます。
冬に凝り固まった身体も暖かい春風を感じると、体内の"陽"の気が伸び伸びと生長します。
冬の間に溜め込んだエネルギーを開放し、いざ行動に移す時期なのです✨

【春と五臓の関係】

「春」は五臓のうち"肝"と深く関わりを持ちます。
”肝”の"気"を上昇・発散させる「疏泄」という働きが盛んになります。
”精神・情志"を安定させる働きは、上昇・発散することで興奮状態を招きやすくなります。
五臓六腑はそれぞれが協力し影響を及ぼし合っていることから、この”肝”の興奮状態は"脾胃"の働きにも影響を与えます。

"肝"については3/28の記事
>>>【肝の弱りタイプのススメ】をご覧ください♪

【春の不調】

三寒四温の温度変化は自律神経の働きに影響を与え、交感神経優位の緊張状態が続きます。
すると冬に貯め込んでいた毒素により"血"の巡りが悪くなり滞りが生じやすくなり、解毒機能が低下します。
筋肉を痛めやすい、ぎっくり腰、寝違え、こむら返り、のぼせやすい、動悸、疲れが取れないなどの症状が現れます。

また、汚れた"血"が頭に上昇することで気分的にイライラしやすく、感情のコントロールが難しくなります。
肝の"気"の上昇・発散がエスカレートし興奮状態が過剰になると、胃腸の働きを低下させます。
ストレスで胃がキリキリする、食欲不振、過食に走る、吐き気がするなどの不調が起こってしまうのです。
また、花粉アレルギーをお持ちの方は性鼻炎が悪化し、結膜炎や疲れ目など"目"のトラブルも起こりやすくなります。

このように「春」は”肝”の働きの不具合による不調が現れやすいのです。

【春の養生】

「春」の養生の基本は「発陳」です。
「発陳」は「陳(ふる)きを押し出し、新しいものを発生させる」という意味を持ちます。
体調を崩しやすかったり、気持ちが不安定になりやすい時期なので、しっかり養生して参りましょう🌸

養生①生活習慣

・朝早めに起床しましょう!
"陽"の気は筋肉や皮膚など身体の表面に向かって発散します。
しかし朝寝坊するとその働きを妨げてしまうのです。
少し早めに起床し、窓を開けて大きく伸びましょう♪
気持ちの良い朝のスタートです☀️

・ゆったりと過ごしましょう!
髪留めをキュッと引き詰めて結んだり、身体を締め付けるようなタイトな服を着ると、"陽"の気の生長を妨げてしまいます。
出来るだけ緩やかな髪型と服装を心がけ、長距離移動は避け、のんびりリラックスすることが大切です。

・散歩やストレッチ
軽く発汗する運動をすることで、高ぶった"気"を発散させ感情を落ち着かせ、”気”を巡らせることが出来ます。
”気”を巡らせることで「肝」の働きも高まります。
楽観的な気持ちを保つ為にも、気が休まることに時間を使ってみたり、好きな事に取り組んでみるのがお勧めです🧘‍♀️

養生② 食習慣

ストレスから過食に走りがちな方、”脾胃”の弱りから食欲不振になっている方など様々かと思います。
共通して消化吸収を高める為に、過度な水分摂取や揚げ物、味付けの濃いこってりとした料理、チョコレートなどの加工された甘い物の摂取は出来るだけ控えるようにしましょう。
甘味を欲する際は芋類や穀類などの自然の甘味を取り入れ、”脾”をサポートしていきましょう!

・春の味「酸味」

→梅干し、みかん、ゆず、レモン、オレンジ、アップルサイダービネガー、金柑、カボス、キウイフルーツ
「酸味」は一番"肝"に影響を与えやすく「春」にお勧めです。
しかし摂り過ぎてしまうと"陽"の気の生長作用に影響を及ぼす為、適量の摂取を心掛けましょう!

・春の旬野菜

→ふき、筍、春キャベツ、アスパラガス、セロリ、スナップエンドウ、クレソン、菜の花、タラの芽
春野菜には、ほろ苦いものが多くあります。
程よい「苦味」は冬に溜まった老廃物の排出を促してくれます。

・“気”の巡りを活発にする食材

→生姜、ネギ、ニラ、ニンニク、セロリ、春菊、胡椒、唐辛子
香味野菜・スパイスは"気"の渋滞を取り除く働きがあり、イライラを解消、ストレス発散に効果的です。
ただし、ニンニクやスパイスは"陰"を消耗します。
日頃顔や手足が熱く感じる、喉が渇きやすい、興奮しやすい、寝汗が出る、などの症状がある方は摂り過ぎに注意しましょう!

【春のお勧めレシピ】

・レバーとほうれん草の炒めもの

''血"を補い"肝"を補ってくれます。

新鮮なレバーを薄切りにし、紹興酒、醬油、胡椒、ネギ、生姜、にんにく、片栗粉で下味をつける。
ほうれん草は3cm幅に切り、炒めて塩を振ったら一度取り出す。
鍋を熱し山椒を炒め、香りが出たら、レバーを加え炒める。
最後にほうれん草を戻し入れ、合わせたら完成です!

・鯛の蒸し物

鯛は低脂肪高タンパクで”肝”の働きを高めます。
香りの良い旬の野菜と摂ることで”気”を巡らせ発散させます。

鯛は洗って水気を拭き、紹興酒と海塩を少々振りかける。
菜の花、筍、ウドは食べやすい大きさにカットする。
ふきは塩で板ずりして皮を剥く。
蒸籠に晒しや耐熱皿を敷き、具材を全て乗せたら紹興酒を振りかける。
火にかけ沸騰したら弱火で数分蒸す。
最後にオリーブオイルをかけたら完成です!

いかがでしたか?
東洋医学では”私たちの身体は自然界の気候の変化に応じて、正常な生理活動を保つ力を持つ”とされています。
季節に合わせた毎日の過ごし方一つで、より正常な身体の機能を引き出すことが出来るのです。
毎日コツコツ、心と身体に優しい習慣を実践してみるのはいかがでしょうか?🪷

次回木曜日は!東洋医学の基礎を学ぶ
【五行学説とは?】をお送りします!
それではまたお会いしましょう❇︎°

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