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「ぴぃぴ」─突然の真相

今朝、娘が部屋に入って来て、寝起きのわたしを見るなりこう言った。
「今日、なんか不細工だね。あと耳、そんなに後ろについてた?」

不細工なのはいつもだけど、夜中に何があった、耳。

思いがけないことを言われると、とりあえず笑いが止まらなくなるみたい。

久々に大笑いした。涙が出た。

そしたらこうだ。
「出たよ。その笑いかた。『ぴぃぴぃ』って」。

お?初めて聞いたぞ。
なんだ。そうだったのか。なるほどね。


noteを始める時、新たな自分になりたくて改名した。
「ぴぃぴ」…ついでに鳥になった。
名付け親は、反抗期だった中学時代の娘。

自己紹介。固定記事にしている。

名前の由来を聞いてくださった方がいる。
コメント欄にも書いたが、娘になぜ「ぴぃぴ」かと問うと「口が鳥みたい」とか「うたた寝してるとき、鼻がぴぃぴぃ鳴る」とか「喘息の発作のとき、ぴぃぴぃうるさい」とか、その都度違う答えだった。

笑いながら答えるので、本当は違うんだろうなと思っていた。真相を聞きたくない気持ちもあった。
今は「ぴぃさん」と呼ばれているが、2人だけの世界。反抗期から続く10年は、かけがえのない愛しい時間。色々あった。理由なんてどうでもいい。

「ママ」と呼べない年に成長し「うるせぇ、ばばぁ」の反抗期を経て、何て呼ぼうか考えてくれたのだろう。
それが「ぴぃぴ」だったならそれでいい。


…今朝までは、そう思っていたんだよ。


どうも大笑いすると、引き笑いになって「ぴぃぴぃ」聞こえるらしい。自分ではわからん。そうかなぁ?

10年来の謎は今朝、あっけなく解明された。
ちょっと淋しいけど、まぁいいや。


ところで、別の真相を究明しなければならない。

わたしの耳は、なぜ後ろについてたんだ?

何日か前に髪を切ったからかな?

んー。ワケがわからない。
















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