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”男性の育休”体験記で何を話すのか、担当者に聞いてみた

「わたし・みらい・創造センター」で毎月開催しているHRCafe。

10/21(木)は「ダイバーシティ・働き方改革」がテーマで、サブタイトルは「”男性の育休”体験記」となっています。

前回もたくさんの人が参加したこの企画。どんなお話になるのか、当日のファシリテーターで1歳のお子さんがいる小室雄生さんに聞いてみました。

小室さん挿絵 (2)


■ダイバーシティ担当が3割、人事が6割

ーー前回の「男性育休」は盛況だったみたいですね。

小室 はい。おかげさまでたくさんの企業の方にご参加いただきました。3割はダイバーシティ推進担当の方々で、あとはほとんど人事担当の方でした。

ーーダイバーシティや人事担当の方はなぜHRCafeに参加したんでしょう?

小室 男性の育休はだんだん広がっていますよね。メディアでも取り上げられることが多くなりました。

そういった世の流れを受けて、企業では男性でも育休が取得できるように制度を整えないといけません。

でも世の中の変化に迅速に対応するのは大変であり、現場の担当者は手探りなんです。男性育休推進の施策を進めていきたいけれど、何が効果的かわからないのが本音だと思います。

「育休推進のヒントが何かつかめれば」という気持ちで参加された方が多かったですね。


■今回の「男性育休体験記」、内容は?

ーー今回のHRCafeはどんな内容になりますか?

小室 まず2022年4月に「育児・介護休業法」が改正されますので、こちらに触れておきます。男性の育休取得が直接的に謳われているわけではないんですが、5つの改正ポイントにより男性でも取得がしやすくなりました

次に私を含めて現在育児中の男性3名がそれぞれ体験談をお話しします。

弊社では男性の育休取得が1例あります(わたしです)。さらにこの10月から取得する男性社員がいます。これから導入を考えている企業の方にとって「やってみてどうだったか」は気になるところではないでしょうか。参考にしていただける話ができると思っています。

あとは受講者同士のディスカッションです。

HRCafeに参加した方の感想を見ると、「他社との意見交換が非常に有意義でした」「グループワークの時間が多く、たくさんの企業様の情報を得ることができた」といったものが多いです。参加者の方にとって一番価値の高いパートと言えるかもしれません。

ディスカッションのテーマは、「どんなことを話したいか」事前にアンケートを取って決めます。他社ではどうしているのか知りたいことがありましたら、アンケートで教えていただけるとうれしいです。


■育児休暇とってみてどうだった?

ーー小室さん自身は育休を取得してみてどうでしたか?

小室 育児経験は仕事にも活きてるなと思います。わたしは営業職なのですが、人相手の仕事ですからものごとが思った通りに進むことは少ないです。

でも子育ては思った通りにならない度合いがその比じゃなくて(笑)。忍耐力は以前よりもついたと思います。(まだまだこれからですが)。

やってみてわかったんですが、育児はものすごく大きな仕事で、わたし一人ががんばってもダメ。奥さん一人に任せきりにするのも当然無理。

だから人の力を借りざるをえませんし、そのためには相手のことを想像する力も必要です。育児ができる時期は限られているので、個人的には経験できてよかったですね。

いまうちの子は1歳になっています。わたしの育児休暇は終わりましたが、会社から疲れて帰ると、家では疲れた顔の奥さんが待ってたりします(笑)。それ見ると、自分だけが大変と思っちゃいけないなと。

こういう想像力がついたのも育休を取得できたからこそなので、当日もそんな側面をお伝えできればなと思っています。


■HRCafe10月の参加は受付中

10/21(木)のHR Cafe「ダイバーシティ・働き方改革 ~”男性の育休”体験記~」は参加受付中です。

しかし今回もすでに多数の申し込みがあり、残席はわずかです。

少しでも興味のある方は今すぐお申込みください。

日 時 :10/21(木)14:00-16:00 
テーマ :ダイバーシティ・働き方改革 ~”男性の育休”体験記~
・“男性の育休”第一号からその後…
・仕事・子育て・キャリアの本音は
・“男性の育休”を推進した組織だけが知っていること
※内容は当日のご質問・ご相談により変わる場合があります。
参加方法:オンライン開催(Zoom)
対 象 :経営者の方、企業の人事・教育に携わっている方、育休推進ご担当の方
参加費 :無料
定 員 :20名程度(先着)

男性育休表紙01



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