武器商人 秘書オリガのノートブック#38 : 「ゴルゴ13とM16」
今回は「ゴルゴ13とM16」についてコメントをさせて頂きます。
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ゴルゴ13使用: M16アサルトライフル
武器兵器調達課#68: 「M16アサルトライフル」 <ー あのゴルゴ13の使っているライフルなのですが...|武器商人秘書:オリガの資料室 (note.com)
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ゴルゴ13のM16:歴史と変遷
ゴルゴ13の愛銃であるM16は、ベトナム戦争を象徴するアサルトライフルとして誕生しました。作中でゴルゴが使用しているM16は、物語の進行とともに変化しており、その変遷は時代背景やゴルゴ自身のニーズを反映しています。
初期型M16(1960年代~1980年代前半)
ゴルゴ13が最初に使用したM16は、初期型のM16A1です。ベトナム戦争で米軍が主力装備として使用していたモデルで、軽量で扱いやすい点が特徴でした。ゴルゴはベトナム戦争を舞台としたエピソードでこのモデルを使用しており、彼の冷酷な狙撃シーンを印象的に演出しています(笑)。
M16A2(1980年代後半~2000年代前半)
1980年代後半になると、ゴルゴはM16A2を使用し始めます。M16A2は、M16A1の改良型で、銃口のフラッシュハイダーやハンドガードなどが変更されています。ゴルゴはこのモデルを、より精度の高い射撃を求めて使用していました。
M16A4(2000年代後半~現在)
2000年代後半になると、ゴルゴはM16A4を使用し始めます。M16A4は、ピカティニーレールを装備しており、スコープやレーザーサイトなどのアクセサリーを容易に取り付けることができます。ゴルゴはこのモデルを、現代の戦場における様々な状況に対応するために使用しています。
ゴルゴ13のM16カスタム
ゴルゴ13は、M16を独自に改造し、自身のニーズに合わせたカスタムモデルを使用しています。具体的な改造内容は作品によって異なりますが、射撃精度向上や消音化など、ゴルゴの狙撃スタイルに合わせた改良が施されています。
M16の使用理由
ゴルゴ13がM16を使い続ける理由は、以下の点が挙げられます。
軽量で扱いやすい
精度が高い
部品調達が容易
信頼性が高い
ゴルゴ13は、世界中の様々な場所で活動するため、上記の理由からM16を使い続けていると考えられます。
とはいえ、実際は(確か)「ゴルゴにとって、最新の銃より、M16の方が一番使い慣れているから」だったと思います。
タイトルは忘れましたが、ゴルゴの物語の中でとある武器メーカーが開発した最新式の銃の性能を証明するために「古いM16」を使っているゴルゴをターゲットにした物語があったとおもいますが、なんと最新式を使った軍人の方が返り討ちにあってしまい、開発者が得た結論は「どんな高性能の最新の銃より、「ゴルゴにとって、最新の銃より、M16の方が一番使い慣れているから」という結論に至りましたが、恐らく、ゴルゴがM16を使い続けている理由はこの点の比率が大きいのではないかとも考えます。