パラレルワールド新聞: 「ロシアのコンサートホール襲撃、ISが犯行声明「数百人を殺傷」」  <ー このニュースなにかがおかしい

今回は「ロシアのコンサートホール襲撃、ISが犯行声明「数百人を殺傷」」についてコメントをさせて頂きます。

毎日新聞: 23 Mar,2024

「ロシアのコンサートホール襲撃、ISが犯行声明「数百人を殺傷」」 

「ロシアの首都モスクワ近郊のコンサートホールを武装集団が襲撃した事件で、過激派組織「イスラム国」(IS)が22日深夜、犯行声明を出した」

「声明は「多くのキリスト教徒」が集まっている場所を攻撃し、「数百人を殺傷して大規模な破壊を引き起こした」と主張。襲撃した戦闘員は「無事に拠点に引き上げた」」

Reuters:  モスクワ銃乱射の死者93人に、容疑者11人拘束 ISが犯行声明

「<米が攻撃の可能性を警告>
米当局者は3月22日、ISの犯行声明を確認する情報を持っていると述べ、米政府がここ数週間、ロシア政府に対し攻撃の可能性を警告していたと語った」

つまり米国は、以前からこの計画を知っていた。

と言うことは、本来ロシア側も知っていたわざと見逃した可能性もありますね(自国民にたいして、そんなことをするか? と思うかもしれませんが、ロシアに限らず、そういう事をやる国はあると思います。)。

では、なぜこのニュースを不自然に思うのか?

基本2つの理由があります。

1.ロシアに行ったことがある人ならわかりますが、特に首都モスクワでは、外国人の移動は直ぐにバレます。だいたい、日本で言っても信じてもらえませんが、大きな地下鉄の出口では、現地ロシア人も含め、特に外国人はパスポートかビザの提示を求められることが多く。 大きな通り、日本で言えば東京 竹下通り、もしくはそこらへんの道ですら定期的に(特に夕方に)軍関係の人々がうろうろしていて、直ぐこれまたパスポート+ビザの提示を求められます。 

なお、ビザにはどこのホテルにとまっているかが記述されています、ホテルを変えた場合は、それも記述されます。ホテルにもよりますが、基本各階に監視役がいて、客の出入を監視ています(少なくともロシア、ルーブル危機の時代はそうでした)。 昔の西側スパイ映画でこんなシーンがありますが、あれは私がモスクワにいた時は本当にそんな感じでした。

こんな環境で、外見の純正ロシア人と外見かなり違うと思われるISが自由に動くのは相当難しく、かつ、武器を持っていたと?

いくら、ウクライナにセキュリティ関係の若者をウクライナに送り、人手不足とはいえ上記のような環境にいたわたしからすると「?」です。

どうやって、武器の持ち運びをしたのか、そもそも市内を移動していれば一日に何度もパスポートチェックがはいり、怪しいとすぐ警察です(私はパスポートを不携帯しただけで、警察に何時間も拘束されたことがあるので分かります)。

で、テロですか?

とすると考えられるのは、ロシア内でそうとう権力のある何者かがISの手引きをしたとしか考えられずそれは、西側か、ロシアそのものかはわかりませんが、明らかに不自然です。

2. 声明では「「多くのキリスト教徒」が集まっている場所を攻撃し、「数百人を殺傷して大規模な破壊を引き起こした」」ことになっていますが、「多くのキリスト教徒」ならもっとテロのやりやすいところに大量にいます。 で、どうしてロシアなのでしょうか? だいたい、ロシアの場合はロシア正教で、これまたカトリックとは違いがあるではありませんか。

真実が、表に出ることはないと思いますが、ともかく不思議な事件であることだけは確かです。

事件発生時、メドベージェフ氏も含め、有力者と言われる一部はウクライナのせいにしておきながら、ISが声明を出すおそまっさ。

やはりロシア側もこのテロを知っていたとすると、ほんの一握りだったと思います。 プーチン大統領は、特に何も言っていないとすると今回の事件で誰が、どのぐらいの情報を持っているか分かってしまいました。

少しのことでも、内情がバレるいい例となりました。 これを応用すると、中枢に関係ない人物(情報を持っていない人物)は、話すだけ時間の無駄ということになるでしょう。

どこからの誰かがなにかの意図をもって行われ、それはISの声明とはまっちするかどうか、怪しいとパラレルワールドの住人は考えています。

検索キー(Reuters):   モスクワ銃乱射の死者93人に、容疑者11人拘束 ISが犯行声明

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