情報技術課#9: 「情報操作#6: フィルターバブル効果」 <- 量が勝負? 「逆フィルターバブル効果」+「五毛党(に限らず、政府の息のかかったインフルエンサー利用もあり)」利用で合法的にも情報操作ができてもおかしくありませんね~
今回は「情報操作#5: フィルターバブル効果」について見ていきましょう。
今風です。
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「フィルターバブル効果」: インターネット利用者が、アルゴリズムによって自分好みの情報だけが表示されることで、偏った情報しか得られなくなる現象のことです。
具体的には、以下のような仕組みで起こります。
検索エンジンやSNSは、利用者の検索履歴や閲覧履歴、いいねやシェアなどの行動データなどを分析し、その人にとって興味関心が高いと思われる情報を優先的に表示します。
これは、利便性を高めるという目的で行われていますが、結果的に同じような意見や価値観を持つ人たちの情報ばかりに囲まれてしまうことになります。
フィルターバブル効果の主な問題点は、以下の通りです。
情報の偏り: 自分の意見に合致する情報ばかりが表示されるため、多様な視点や異なる意見に触れる機会が減少し、視野が狭くなる可能性があります。
思い込みの強化: 自分の意見に合致する情報ばかりを見ることで、思い込みが強化されてしまう可能性があります。
分断の深刻化: 異なる意見を持つ人同士が互いの情報に触れる機会が減少し、社会の分断が深刻化する可能性があります。
フィルターバブル効果を防ぐためには、以下のような対策が有効です。
意識的に異なる意見に触れる: 自分の意見と異なる意見を発信している人やメディアを積極的に検索してみる。
フィルターバブルの外に出る: 普段利用しているSNSやニュースサイトとは異なるプラットフォームを利用してみる。
多様な視点を持つ: 自分の意見と異なる意見にも耳を傾け、理解しようと努める。
インターネットは、多様な情報に触れることができる貴重なツールです。フィルターバブル効果に陥らず、広い視野を持って情報収集を行うことが重要です。
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例で理解するフィルターバブル効果
SNS:
あなたが普段「いいね」やシェアしている投稿は、どのようなものですか?
政治に関する投稿であれば、特定の政党や思想に偏ったものが多いかもしれません。
すると、SNSのアルゴリズムは、あなたにとって「興味深い」と判断し、同じような意見や価値観を持つ人たちの投稿を優先的に表示するようになります。
結果的に、異なる意見に触れる機会が減少し、視野が狭くなる可能性があります。
ニュースサイト:
普段利用しているニュースサイトは、どの様な記事を配信していますか?
特定のメディアや思想に偏った記事ばかりだと、多様な視点を得ることが難しくなります。
また、アルゴリズムは、あなたの閲覧履歴に基づいて、あなたにとって「関心が高い」と判断した記事を優先的に表示するようになります。
その結果、重要な情報を見逃してしまう可能性もあります。
検索エンジン:
普段、どのようなキーワードで検索していますか?
過去の検索履歴に基づいて、あなたにとって「関連性の高い」と判断した情報が優先的に表示されます。
異なる視点や新しい情報に触れる機会が減少し、思い込みが強化されてしまう可能性があります。
フィルターバブル効果の深刻な問題点
某超有名ECサイトでは、よく見かける手法かもしれませんね~(笑)
情報の偏り: 自分の意見に合致する情報ばかりが表示されるため、多様な視点や異なる意見に触れる機会が減少し、視野が狭くなる可能性があります。
思い込みの強化: 自分の意見に合致する情報ばかりを見ることで、思い込みが強化されてしまう可能性があります。
分断の深刻化: 異なる意見を持つ人同士が互いの情報に触れる機会が減少し、社会の分断が深刻化する可能性があります。
フィルターバブル効果を打破するための対策
意識的に異なる意見に触れる:
普段利用しているSNSやニュースサイトとは異なるプラットフォームを利用してみる。
真逆の意見を発信している人やメディアを積極的に検索してみる。
多様な視点を持つ人々と議論してみる。
フィルターバブルの外に出る:
普段利用していない情報源から情報収集してみる。
新しいことに挑戦してみる。
自分の意見とは異なる意見を持つ人々と交流してみる。
多様な視点を持つ:
自分の意見と異なる意見にも耳を傾け、理解しようと努める。
思い込みや偏見を捨てる。
批判的思考を身につける。
フィルターバブル効果は、誰にとっても起こり得る問題です。意識的に対策を講じることで、多様な情報に触れ、広い視野を持つことが重要です。
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ついでながら、これに「逆フィルターバブル効果」+「五毛党(に限らず、政府の息のかかったインフルエンサー利用もあり)」で大した$もかけずに効果が発揮できます。
都合の悪い動画投稿、Blog投稿には集団で「低い評価」マークを押すと、AIが不適切と判断し、表示を下にもっていくか(俗にいう「沈める」)、最悪BANになり、敵の思うつぼになります。
皆さんもご経験がありませんか、特に濃い情報を挙げているCHが最近レコメンドにあがってこないな~ など。
大体、この方式で合法的にレコメンドや上に出ないように操作できたりします。
この方式、合法なので利用価値が大きいです(苦笑)。
最近では、ロシア関係のYOUTUBE番組をみていると以前は中村逸郎さん(ロシア専門家)の番組があがってきたものですが、最近あがってこないので、ピンポイントで検索したら、一応ひっかかってくるので、この場合「沈められた」のかもしれません。
以前はメディアにも出演していましたが、最近観ません。
中村逸郎さんは、若いころモスクワ大学に留学し、ロシアの内部事情に詳しく、ロシアのネガティブなことをかなり言っていたのが理由かもしれません(笑)。
結果的に「フィルターバブル効果」&「逆フィルターバブル効果」+「五毛党(に限らず、政府の息のかかったインフルエンサー利用もあり)」でEC、選挙などだいぶ操作できると思います。
米国ですら、最近の選挙ではかなり使われていますからね~ ある意味、効果実証済というかんじです。