資料室(人名)#13: 「Abu Mohammed al-Julani(アブー・ムハンマド・アル=ジャウラーニー)」
今回は「Abu Mohammed al-Julani(アブー・ムハンマド・アル=ジャウラーニー)」について見ていきましょう。
このかた、今回シリア反乱軍の親玉でこれから政権を(とりあえず)握るとおもわれるのですが、ちょいヤバい方です。
こちらアルジャジーラさんが報道しています。
検索キー: Who is Abu Mohammed al-Julani, leader of HTS in Syria?
というかですね~
このかた、シリアの政権を握ろうとしているのに米国から懸賞金のかかった方です:↓
検索キー: US has a $10m bounty on the Syrian terror leader it’s negotiating with
またも、 $10m / 15億円 だと・・・
で、米国はどうするかと思ったら(敵(アサド派)の敵(Mohammed al-Julani)は味方なので
米国政府的には、様子見だそうです。
なお、今回もシリアの件少なくとも米国はともかく、バイデン大統領は知らなかったようです。
なんだかね~
です、これじゃ国際社会も支持していいのか、悪いのか困ったものです。
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余談ですが、こんなに簡単にシリアが反政府に置き換わったのは、シリア政府が正規軍に給与の未払いどころか、食事の提供も正常にされておらず、ほとんど戦っていないので、ほぼ戦闘ナシで勢力をのばせたからという噂が漂っています。
ちなみに、ロシアはこのことを知っていて、ちゃんと管理したら~
と言っていたらしく、それでも改善されずシリアはロシアに見放され、確かにロシアは中東で足場をうしなったのですが、必ずしも世界のニュースがいうより、ロシアは「シリア、もういいや」の状態だった可能性が大きいです。
そもそも、いくらウクライナで戦闘をしているロシア軍でも、現実はやる気になれば自分が手塩にかけたシリア政府の支援に数百、数千ぐらいの兵はおくれたはずなのに、全然送っていないことを考えると、この話の信憑性はたかいのではないかと考えられます。 そうでなければ、不自然ではありませんか?