ワークショップの様子
今回は,第1回目ワークショップのDAY1,DAY2の様子をご紹介します。
DAY1 6/28
初回は6/28 の18時から,コラボレーターの方々がいる海外と東京藝大にてリモートでの開催です。
海外とのSessionに向け,英語圏との通訳にご協力いただける方を探したり,Slackの立ち上げなど英語圏のコラボレーターの方々とコミュニケーションを取るための様々な準備を行ってきました。
当日はまず会場設営から。
参加する学生たちは全体で30人近くいるのでプレゼンルームという広い空間に机や椅子を出してセッティングします。
また,リモートによる会議が円滑に行うため,機材やZoomの設定などに精通した助手さんにご協力いただいております。(皆一同感謝です。🙌 )
定刻の18時になり,いよいよスタート!
まずコラボレーターの筆頭である,イギリスのクリエイター集団 Åbäke のMaki Suzuki から,過去展覧会の概要やコンセプトなどをおおまかに説明がありました。
会話は基本的に英語です。各グループに通訳さんを付けたり,Zoomの自動翻訳機能を使うなどで対応します。
続いてキュレーターのSofie Dederen(ソフィ・デデレン)から展示空間や構成の説明をいただき,各グループに分かれ,現状のリサーチをプレゼンします。
グループに1名通訳さんが付き,グループリーダーのプレゼンをリアルタイムで翻訳してコラボレーターとやりとりします。
また,このプロジェクトに登場する様々なモチーフはデザインだけでなく,歴史や政治,文化,社会といった文脈を含むので,説明や概要をすぐに理解するのは簡単ではなく時間と労力を要します。
その上,言語や環境が不完全な状況だと誤訳が起きます。
ただそれをネガティブに捉えるのではなく、私達ならではの“翻案”が生じ、思考がジャンプしたり、思ってもみなかった展開になるのでは?!というスタンスで楽しんでいくつもりです。
DAY2 6/29
この日はワークショップの前に,クラウドファンディングでサポートいただいているReady forさんと打ち合わせを行い,7月1日公開のクラウドファンディングにおける広報に関して打ち合わせと全体への周知がありました。
皆が協力しないと目標金額に達成できないので焦りを感じます!
全体写真の撮影も。
昨日のワークショップの写真撮影につづき,カメラマンの助手の縣さんに撮影いただきました。素敵!!
17時から各グループに分かれ,昨日のアドバイスやコメントをもとに話し合います。
大学のOBでありグラフィックデザイナーとしてご活躍されている鈴木 哲生さんが対面にて,順に各グループのミーティングに参加いただきました。
再度リサーチを重ねていきます。
このプロジェクトはデザイン史や歴史,政治,現実と虚構,など題材とする各々のモチーフは一筋縄ではいかず,多くのリサーチや私達ならではのアプローチを必要とします。
コラボレーターの方々とのセッションは毎回新たな気づきや未知との遭遇ばかりです。😄
明日も,引き続きリサーチを重ねていきます!
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