中華風海鮮スープ
胃労キャンペーン4日目、野菜がたっぷり食べたくなったので、晩ごはんは具だくさんの中華スープで。しょうがと長ねぎのみじん切りをごま油で炒めて香りを引き出し、薄いいちょう切りにしたにんじん、ざく切りにしたチンゲン菜の茎部分を加えて更に炒める。全体がちょっとしんなりしたら、適当に裂いた舞茸とたっぷりの水、少量の料理酒を追加。煮たってきたら冷凍のシーフードミックスと、チンゲン菜の葉の部分を入れてさらに煮込みつつアクを取る。野菜がしんなりしたところで、ごく少量の鶏がらスープの素とみりんで味を決めて火を止める。スープ皿に盛りつけて、仕上げに水で戻したクコの実を散らしてできあがり。
だいぶ胃のご機嫌も治ってきたので、野菜の歯触りを楽しみたいなーと思い、あまり煮込みすぎずに短期決戦で仕上げてみた。唯一手強いにんじんは薄切りにしたので、ちゃんと火が通りつつも程好い煮え具合。舞茸のシコシコ感、チンゲン菜のシャリっとした食感もいい感じ。シーフードミックスから出た海鮮出汁が、野菜の青くささを中和しつつ、その甘みはしっかりと引き立ててくれている。本当、冷凍モノでお手軽に扱えるのにいい出汁出るよなー君たち。鶏がらスープの素はほんの少しだけしか使わなかったけれど、海の幸と山の幸、両者を繋ぐ良き架け橋になってくれている。あと、彩りが欲しくて散らしたクコの実がとてもフルーティーで、いいアクセントになった。具だくさんなのでこれ一皿でもなかなかの食べ応えで満足。ごちそうさまでした。
汁物を作る時の常で、つい具も水も「も、もうちょっとだけ……」と入れすぎてしまったので、あと1.5皿分くらいのスープが残っております。タッパーに入れて冷蔵保存したので、近日中にアレンジしてみようと思う。ちょっととろみをつけてラーメンと合わせても良さそうだし、ごはん入れて雑炊にしても良さそうだ。あ、お豆腐とお酢を足して酸辣湯にするのもいいなー。
酸辣湯と言えば、最近サワースープが酸辣湯のことを指しているのだと知ってびっくりしました。今までずっと炭酸水を入れたスープのことだと思ってた。レモンの輪切りとか浮いてて、シュワッと爽やかスープだと思ってた。いやー、人前で言わなくて良かったなぁー。