鮭弁当
今日の昼ごはん、鮭弁当。地元のお弁当屋さんのもの。常時八種類くらいあるメニューの中では、いちばん好きなのがこの鮭弁当だ。昔ながらのきちんと塩辛い焼き鮭に、気前よく分厚く切られた練り物とこんにゃくの煮物、そして立派な唐揚げがなんとふたつもついてくる。鮭弁当なのに……なんという気前の良さ。たっぷり入ったごはんは鮭をおかずにほとんど食べ尽くしてしまうので(そのくらいしっかり塩辛いのです)、唐揚げは鮭の下に入っている千切りキャベツと一緒にいただく。鮭のうまみを白いごはんで包んで楽しみ、しっかり下味のついた唐揚げをしゃきしゃきのキャベツの甘みと共に楽しむ。ふっくらと分厚い練り物は甘めの出汁をたっぷり含んでいて、とてもやさしい味わい。大根漬けとカリカリ小梅のすっぱさがまたうれしい。これぞ手作り弁当!というラインナップだ。ごちそうさまでした。
最近なかなかきちんと塩辛い鮭にはお目にかかれないので(梅干しもしかり)、こういうしっかりしょっぱいやつがお弁当に入って出てくると、それだけで幸せな気持ちになれる。欲を言えば、ここに甘めの卵焼きなんか入っていたら最高ですなあ。
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