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トマト味噌ラーメン

先日、例によって大量生産したミネストローネ。(長年、汁物をこしらえると予定の1.5倍量が完成する呪いに侵されている)


こいつのアレンジメニューということで、今夜の晩ごはん、トマト味噌ラーメン。小鍋にお湯を少量沸かし、サッポロ一番味噌ラーメンのスープを入れて溶かす。ここに冷蔵保存してあったミネストローネを追加し、全体を混ぜつつあたためる。この段階で味見したらだいぶ塩気が強かったので、トマト缶と水少量で伸ばして調整。トッピング用の水菜はざく切りにしておく。スープとは別鍋でサポイチ味噌の麺を茹で、ちょっと固め加減で引き上げて湯切りしたら丼にホイ。味噌ブレンドのミネストローネをたっぷりそそぎ、仕上げに水菜をてっぺんに載せたらできあがり。ヒュウ!今夜もいいズボラ飯だな。


ちょっとお久しぶりな感じのまんが飯。今回は、おかざき真里さんの『かしましめし』1巻に登場するトマト味噌ラーメンを作ってみました!

毎年秋から春にかけ、頻繁にミネストローネを作っている自分としては、かねがね一度試してみなくては……と思っていた。作中で「呑んだ翌日はトマト味」という台詞も出てくることだし。ただ、トマトに味噌味ってどうなの……?という疑心暗鬼にかられて、なかなか一歩を踏み出せなかった。ここでようやくトライしてみたってわけです。


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ミネストローネの具材大杉。肝心のラーメンが埋没してる

パンダちゃんカラフルなスープ入れてもかわゆいねえ(*´ω`)デレデレ

ってかこの丼本当にちょうどいい大きさだし、手にしっくり馴染む重さだし、真面目に有能すぎる。そのうちきっと、シチューとか豚汁とかうどんとか、全然中華じゃないメニューもこれに盛り付けだすな。


さてさて、初めてのトマト味噌ラーメン。具材が多すぎて麺に辿りつくのにひと苦労しつつ、ずぞぞと啜ってみると……おお?これはなかなかに、おいしいですな?!インスタントラーメンのスープ特有の、あの安っぽい味噌の風味(※褒めていますし愛しています)としょっぱさに、ミネストローネの甘酸っぱさが意外なほどよく馴染む。それでいて、濃厚なトマト味に負けることなく、味噌のコクがしっかり感じられるのがいい!トマト味と味噌味、どちらもそのクセを主張しすぎることなく、かと言って存在感を埋没させず、とってもいいフュージョンぶり。細めのちぢれ麺に、野菜の上品なうまみとほどよいジャンク感がたっぷり絡みついていて、うむ……いけるわ。なんかこれクセになりそうな味だな。煮返したことでさらにやわらかくなったスープの具材と、生の水菜のシャキシャキ感とのコントラストもいい。基本的には濃厚味、な部類のはずなのだけれど、野菜たっぷりなせいか、飽きずにスルスルいける。ラーメン食べてるのに、なんかすごく健康によろしいことしてる気分になれるのもすばらしい。もっと早く作ればよかったなー!ごちそうさまでした。


そういえば作中にて、メインキャラの一人であるエイジくんが「こんなん食べたら肌ツルツルに若返ってモテてしまう」的なことを言っていたな。よし、今日からこいつのことを『美肌麺』と呼ぼう。深酒しすぎた翌朝にも良さそうですね。もっとも、あまりに深刻な二日酔いだと厳しいかもしれないけれど……あ、深酒の〆に食べればいいかもな。

今回自分は入れなかったけれど、作中では仕上げにパルメザンチーズやオリーブ油を振りかけています。そんなん絶対合うよなー。先日買ったレモスコなんかも試してみたい。


トマトと味噌の合わせ技、自分の口に合うと判明してうれしい。今度はトマトとニラで作る豚汁を試してみようと思います。



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