納豆おろしうどん
胃労キャンペーン二日目の今夜、晩ごはんは納豆おろしうどんでさっぱりと。
カトキチの冷凍うどんをやわらかめに茹でて、流水でしっかりぬめりを洗い落とし、さらに氷水で締める。きんと冷えたらスープ皿に盛りつけ、うどんの上に短冊切りの油揚げ(おいなりさん用の甘いやつ)、納豆、大根おろし、紫蘇の千切りをトッピング。ごく薄く割っためんつゆをお皿の端から静かに注ぎ入れてできあがり。
たまには盛りつけも頑張ってみよっかな☆とやる気を出したものの、なんとも悲劇的な結末に……。人生はいたるところに様々な悲劇の種が落ちていて、それらは思いがけない場面だったり、あるいはよりによってこんな時に、という場所で芽吹く。幸福の種が発芽する瞬間と比べると、果たしてどちらが多いのだろう?そもそも何を基準にして、悲劇と言うのだろうか?その定義とは?わかるようでわからない。ただ、今ひとつだけはっきりと理解できることがある。どうせ食べる時にまぜまぜするんだから、盛りつけなんてどーでもよろしいということだ。泣いてませんよ。
本当はあたたかいうどんにした方が、胃労キャンペーンに相応しいのでしょうが……今日は1日蒸し暑くてげんなりしたので、夜はさっぱり食べたいなーと思って冷やしにしました。胃のご機嫌も大事だけど、私自身のご機嫌も大事なのです。せめてもの思いでうどんはいつもより長く茹でたので、これでなんとか誤魔化されてほしい。頼むよ胃。
タレを効かせた納豆のこっくりとした旨みに、油揚げの甘みが相性ばっちり!きりっと冷えたうどんに絡めてすすりこむと最高においしい。油揚げがかなり甘み強めな分、大根おろしのピリリとした辛みが全体を引き締めてくれている。大根おろしは久しぶりに食べたけれど、これいいですねー。一口ごとに胃の腑を洗浄してくれるような清々しさがある。ねぎを切らしていたので、代わりに使った紫蘇もいい存在感。納豆にはねぎかな、と思っていたけれど、紫蘇もなかなかどうして悪くない。めんつゆはごくごく薄めにしたので、底に沈んだ納豆もレンゲで掬って残さずいただきました。うむ、さっぱりすっきり。ごちそうさまでした。
この土日にのんびり休んだことと、病院で処方していただいた薬が効いたのか、一昨日に比べるとずいぶん回復してきた気がする。明日からのお昼をどうしようか迷ったけれど、いつもより油分&塩分控えめでお弁当を持参してみようと思っている。でも晩ごはんはもうしばらく、胃労メニューで行こうと思っています。あのうどんとか、あのお粥とか作りたいですし……ぐふふふ。