シーフードトマトリゾット
今夜の晩ごはん、シーフードトマトリゾット。鍋にオリーブ油を熱し、生米を洗わずに入れて炒める。油で透き通った米が熱で再び白くなってきたところで、作りおきのトマトソース(トマト缶とにんにく、オリーブ油、アンチョビ、バジルを気長に煮込んで塩こしょうしたもの)を加え、さらに全体がひたひたになる程度の水と、冷凍のシーフードミックス、黒オリーブも入れる。火加減は中強火をキープして、鍋底が焦げつかないように面倒見つつ、水分が減りすぎたらその都度少量の水を足していく。米の硬さを確認してみて、「くくく……貴様の命(米の芯)ももはや風前の灯火よのう!」という状態まで追い込んだら、皮を剥いた空豆、ミニトマト、シュレッドチーズを投入。全体をざっとかき回し、米粒がアルデンテになったら火から下ろす。皿に盛り付けて、黒こしょうを振ってできあがり。
先週自分としては薄味&油分控えめメニューが続いたので、今夜は久しぶりにがっつり濃厚トマト味メニュー。もう散々言ってますけども、トマトと海鮮とオリーブ油の組み合わせを思い付いた方は天才ですな!私の中の全宇宙を挙げて崇め奉り毎日三度のお神酒を捧げたいくらいだわー(お神酒はその後スタッフ(私)がおいしくいただきます)。トマトの酸味とシーフードミックスの出汁、両者をたっぷりと吸い込んだほどよい歯ごたえのお米がとてもおいしい!がつんとパンチの効いた旨みに、とろけてかすかに糸を引くチーズがまろやかさとコクを添えてくれている。仕上げ直前に投入した空豆の、ほくほくした甘みもうれしい。ミニトマトの半生具合も理想的だ。さっと火を通すと、まるで果物みたいに甘やかでジューシーになってくれるので、最近はすっかりトマト料理の定番になりつつある。しょっぱいトマト味と甘いトマト味、両方味わえてなんとも贅沢な気分。久々のトマト祭、大満足であります。ごちそうさまでした。
本当はこういうメニューの時は、キンキンに冷やしたスパークリングワインを合わせたいところだし、実際冷蔵庫でキンキン待機させておいたのだけれど……。いや、昨夜1週間ぶりにお酒呑んだら、レモンサワー350mlでなんかすこぶるご機嫌になっちまいまして。こりゃあ今夜は泥のように眠れるなーとオフトゥンへ潜り込んだんですが、今日目が覚めたらなんと昼を回っていてハニワ顔になった次第。14時間くらい爆睡していたようで……。
昨日寝不足で早起きしたせいだと思うのだけれど、それにしても半日以上寝ちまうなんて自分としては非常に珍しい。まさか、よもや、1週間の禁酒生活でお酒耐性が衰えてしまったのか?!そんな馬鹿な……!!
いえ、絶対寝不足だったせいだと思うんですけども(自己暗示)。
さすがに明日も起きたら昼過ぎてたとか、社会的には真面目なキャラで通っている(つもりの)私としては全面回避したいので、キンキンスパークリング様には今しばらく冷蔵庫にてお休みいただくことにしました。次の週末までのお楽しみに取っておこう。そんで、次の週末までになんとかアルコール耐性を立て直そう。
ちなみに全く記憶にございませんのですが、1明け方トイレに起きた際、ねこたちのごはんはしっかり補充していたようです。ねこへの忠誠心の高さは、自分の数少ない美点のひとつと自負しています。
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