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今週のお弁当 2021.9.6-
先週から9月になったわけですけど、月が替わったとたんに一気に涼しくなりましたね。秋の野郎、急発進がすぎるっつーかのっけから本気出しすぎじゃないかな?そりゃ暑いの苦手勢な私は待ちわびていたけどもね。こちとら先週の弁当記事はTシャツ短パンでパピコ食べながら書いてたし、脳内はまだ全然そういうモードなのに……移行期間をくれよ、移行期間をよ。(なんて書いてるとまた暑くなりそうだな)
さて今週のお弁当は、
・手羽トロの成吉思汗(やはり人名に見える)たれ漬け焼き
・世界一のフライドポテト、さつまいもver.
・キャベツとにんじんの即席漬け
・えのきのカリカリ焼き
・あけぼのごはん
以上5品。
すんげー茶色。
ここだけもう落葉したの?
いや、実はおかずを作っている時点で「こりゃあ今週の弁当は茶色みあふれる匂いがプンプンするぜェーッ!!」てな感じだった。だからこそ、普通に白いまま炊くつもりで用意しておいたごはんを、炊飯直前に急きょあけぼのごはんに切り替えたというのに……。
あけぼのごはんは、目下ハマっている千早茜さんの著書『さんかく』で読んで以来、一度作ってみたいと思っていたもの。すりおろしたにんじんと昆布だしを入れて炊いたごはんで、仕上がりはまばゆいばかりのオレンジ色になる、と作中には書いてあったのだけれど……なんか私のは茶めしみたいな色になってしまった。もっとにんじんをたくさん入れたらよかったかな。
見た目はともかく、にんじんの爽やかな香りと、ごくわずかに残ったほどよい甘みがとてもおいしかった。これはまた作ろう。バター混ぜたらシチューやカレーのお供にいいかもしれない。
ちなみにこの『さんかく』、アラフォー女性の主人公、主人公の手料理に魅せられた草食系アラサー男子、その彼女、という三角関係を指しているようだ。全ての章に大変おいしそうなごはんがたくさん出てくる。それはいいのだけれど、2人の女性の間を行ったり来たりしている草食野郎が始終鼻につき、話が進むにつれて、こいつふん縛って鼻毛一気抜きしたろうか的な、若干殺意に近しいどす黒い感情を抱くようになってしまったので、2周目以降からはおいしいごはんが出てくる部分だけ拾い読みしています。千早さんは、こういうクセのある人物を書かれるのが本当に巧みでいらっしゃいます……本読んでてこんなにイライラしたのずいぶん久しぶりだ。(※褒めてます!)
セカイチフライポさつまいもver.は、先日作った男爵ver.と同じ行程で作ったもの。というかこれは、お弁当用というより昨日のおやつ用に作ったやつの残りです。
すごく不思議なのだけれど、この倍量は揚げたはずなのだ。でも撮影用に盛り付けて食卓に運んだら、これしか残ってなかったの。すげー怖くない?私はすげー怖い。
じゃがいもで作った時は「ガリガリ&ねっとり」だったけれど、さつまいもver.は「ガリガリ&ほっくり&あんまァーい」に仕上がった。調味料もバターも要らない、ただ20分ジュワジュワしただけのやつが無限に食べられる。さつまいもの甘みがぎゅぎゅっと濃縮されていて、お芋天とはまたひとあじ違うおいしさ!冷めると表面はしっとりするけれど、中はほくほくのまま。今週は一段とお昼休みが楽しみになりそうだ。
えのきのカリカリ焼きは、いつぞやに作ったやつのえのき限定ver.。お弁当のおかずなので、塩は少し控えめにして、みりんを追加してからカリカリにしてみた。そんでもけっこうしょっぱくなったけれど、これは味の調整次第ではすごくいい常備菜になると思う。おつまみ版とおかず版で、いろいろ模索してみよう。お粥に載せてもおいしそうだ。
そして今週のメイン、手羽とろのタレ漬け焼き。これはですね、いつもなら焼肉のタレを使うところを、ベルの成吉思汗たれに替えてみました!焼く20分前くらいにお肉にたれをもみ込んで、焼くだけ。このたれは本当においしい!余計な甘ったるさやベタつきもないし、鶏肉に合わせてもイケる!ラム肉だけでなく、今後も色んなお肉に合わせてみたい。
なんだか今週は、いつぞやのおさらいメニューが多いな。進んで復習を忘れない精神……我ながらなかなか立派な心がけではないの。よーし今週もがんばるぞーい!
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