推しの誕生日にまんが肉作ってみた
1/22は私の推し、ちいかわのうさぎの誕生日でした。
キャベツの中からベイベー姿で開幕悩殺、直後瞬時に歯をはやし、流れるように自立歩行開始、というフィジカル・ギフテッドぶりを見せつけて界隈を沸かせたプルャさん。さすがである。惚れ直さずにおれない。
そしてメインキャラの誕生日に、こんな訳の分からんもの(賞賛しています)を投下してくるナガノ先生もまた、さすが……と感嘆せずにはおれないくらいどうかしている(くどいようですが賞賛しています)。
これからもどうか筆の向くまま、御心のままに、しずかな狂気と性癖で界隈を翻弄していただきたい。
私がうさぎに恋をしたのは、昨年の夏前のことだ。
春の始めに愛ねこが急逝し、以来、喪失感で這いつくばるようにしてなんとか生きていた私の前に、綺羅星のごとく降ってきた恋。
あの日から私は、いったいどれだけうさぎに救われ、支えられ、元気づけられたことだろう。
恋をしてからはぢめて迎える大好きな推しのお誕生日……
感謝の気持ちも込めて精いっぱいお祝いしたい。
どんなお祝いにしようかと、先月からずっと考えていた。
相手はちいかわ界でも屈指の食いしん坊だ。
となればやはり、ここは手料理でもてなしたい。
最初はうさぎの好きなカレーを作ることを考えたが、カレーでのおもてなしは既にソロキャンプでやっているし、せっかくなので別メニューでいきたいところだ。
ちょっぴりごちそう感があって、めんどく星人でも作れるくらいの難易度で、なおかつ、うさぎが好きそうな料理。
となれば・・・
やはり『まんが肉』だろう。
手づかみで豪快に食べる骨付き肉はうさぎのイメージにぴったりだし、ボリューム満点なので大ぐらいの食いしん坊でもきっとご満足いただける。
何よりこのような公式グッズまで売られているのだ(もちろん買いました)。
ということで、まんが肉を作ることにした。
我が家でいちばんデカいボウルに、合い挽き肉、玉ねぎのみじん切り、パン粉、たまご、マヨネーズ、ナツメグ、塩こしょう、料理酒を投入。
マ・・・要するにハンバーグですね。
これを粘りが出てくるまでねちねちとこねくりまわします。
ちなみに玉ねぎは炒めずに生のままだ。めんどくさいのでシャキシャキとした歯ごたえが我が家の好みなのでこの方式だけど、もちろん炒めても良い。
気が済むまでねんど遊びを楽しんだら、これをまんが肉用の骨に巻きつけて形をととのえます。
まんが肉の骨は、数年前にこちらで購入したもの(残念ながら現在は販売終了?してるみたい)。
フードプロセッサーを買うか否か、かれこれ数年間悩んでいるくせに、こういうものはすぐに買う民。そしてフープロは未だ導入されていない。
これは陶器でできているので、加熱調理にも対応してくれます。
久しぶりのねんど遊びでつい夢中になってしまったせいか、思ったより肉がやわい。
なのでしばし冷蔵庫にてお休みいただきます。
しばしお休みいただいたのち、オリーブ油を敷いたフライパンで両面しっかり焼きつけ、蓋をして弱火でじっくり火を通します。
骨から肉が離脱しやしないか不安と緊張で胸いっぱいだったので、焼いてるところの写真を撮り忘れましたすみません。
焼き上がったら肉を別皿に取り、洗わないままのフライパンに赤ワイン、ケチャップ、とんかつソース、おたふくソース、にんにくパウダー、ヒガシマル牡蠣だし醤油を適当にぶちこみます。
フライパンの焦げ目を剥がすようにしながらしばらく煮詰め、とろりとした質感になったらソースの完成。
そしてお皿にホイ!
粉ふきいもと、サーモンときゅうりと紫玉ねぎのマリネを添えてできあがり。
うむ……なんとか崩さずに仕上げることができた。
なかなかのビジュアルではなかろうか?
まんが肉に全身全霊を傾けてしまったので、汁物はかんたんにミネストローネで。
誕生日のディナーとしてはやや質素かもしれないが、栄養バランスはなかなかよくできたと思う。
そして味はというと、我ながら大成功!だった。肉厚バーグ、あいや、肉厚まんが肉はジルたっぷりでしっとりとした食感の中に、ほどよくシャキ感のある玉ねぎが効いていてむちゃうまい!
毎回適当に素材をぶちこむため、2度と同じ味が再現できないことで定評のあるデミグラスソースも、ケチャップの酸味がうまく飛び、絶妙な甘じょっぱさに仕上がってくれた。
ど、どうかなぁプルャさん・・・
お口に合いますかしら?
『イヤァーッハァアアアアア!わぐっ、わぐっ』
嗚呼よかった!!!
お気に召していただけたようだ。
お誕生日おめでとう、プルャさん♡
新しい1年も、ちいかわとハチワレと一緒に、なかよくたのしく元気いっぱいに過ごしてね!
そんな君の笑顔とぷりんケツを拝めるだけで、私は本当にしあわせだから・・・
バースデーケーキも召し上がっていただきました。
(夫が2個消化)
ということで、はぢめての推しの生誕祭、とてもたのしくお祝いすることができました。満足。