あさりうどん

今夜の晩ごはん、あさりうどん。土鍋にお湯を湧かして冷凍保存のあさりと梅干しを入れ、灰汁を取りつつ煮る。あさりの口が開いたらいったん取り出して、ほんだし少量で味を決めてカトキチの冷凍讃岐うどんを入れて煮込む。うどんがいい具合になったら茹でほうれん草と小ねぎを加えて火を止め、溶き卵を流し入れて、取り分けておいたあさりを載せてできあがり。要するにあさりのお吸い物にうどんを入れたような代物で、わかめを入れるともっとそれらしくなるのだけれど、あいにくわかめを切らしていたので今夜はほうれん草で。でも、あさりから出た旨みと梅干しの酸味が、ほうれん草の甘みと合っていて悪くない。あさりの出汁をふんだんに吸ったうどんとふわふわ卵は安定のおいしさ。あさりって、トマトソースやにんにくと合わせるとめちゃくちゃパンチ力を発揮するのに、こうして和の装いにするととたんにやさしい風情になりますねー。ポテンシャル高し。ごちそうさまでした。

汁の一滴まで余さず飲み干したところで白ごまを入れるのを忘れたことに気づきました。痛恨の極み。ごまの香ばしい風味もよく似合います。