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王族ホットドッグ
今日の昼ごはん、王族ホットドッグ。先日のソロキャンプで食べた王族ウィンナー・ジョンソンヴィル様の残り(丁重にジップロックでお包み申し上げ、冷凍庫にてお休みいただいていたもの)を、フライパンにてお焼き申し上げる。その間にホットドッグ用のパンをトースターで軽く温めておく。ジョンソンヴィル様のお身体に高貴極まりない焼き目がついたら火を止めて、昨夜のしょうが焼き用に作って残っていたキャベツの千切りと一緒に、ホットドッグ用のパンに挟みこみ、アスパラのソテーとプチトマトを添えてできあがり。
ジョンソンヴィル様の、その気高くうつくしく尊すぎるたぐいまれな美味しさについては、ソロキャンプ記事にてさんざん語ってきたので、今日はあえて申し上げますまい……と言いたいところだけれど、本当に食べるたびに感動で涙が溢れてしまいそうなほど、おいしい。実際溢れてるのは涎なんですけども。噛ると「パチッ」と小気味良い音を奏でる皮も、ジューシーさが積載過多すぎるお肉の旨みも香ばしさも、もう何もかもが素晴らしい。それをほんのり甘みのあるホットドッグ用パンと、しゃきしゃきキャベツに挟んだら……ええ、お分かりいただけますでしょう?こんなのおいしいに決まってますがな!
ホットドッグにはマスタード&ケチャップがド定番だし、用意もしておいたのだけれど、ハッと気づいた時には使うのをすっかり忘れて二本完食していた。ジョンソンヴィル様の御威光はそれほどまでに強く深く、そして広大に光輝いておられた。何しろそのお身体をお焼き申し上げた後、フライパンに残った油で炒めたアスパラですら、なーんも味つけしなくてもめちゃくちゃおいしかったもの。ロイヤル肉汁と油とをまとい、ほくほくに焼き上がったアスパラは、誇らしげにその青さと甘さとを主張していた。穂先が痛みかけてたなんて嘘みたい。高みにおわす存在の偉大さにひたすら平伏しつつ、ごちそうさまでした。
ジョンソンヴィル様のエモい焼き目を伝えたくて撮った一枚。この写真を見て「うわーなんてエモい焼き目だろう!」と思ってくだすった方、あなたは優しい方です。「うわーパン焦げてんじゃん」と思った方、あなたは間違ってません。
パンを焼くと打率7割くらいで焦がす不届きものの、今日の昼ごはんレポートでした。ここまで来ると一種の才能なんじゃないかと思う。現場からは以上です。
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