健やかさは最強
今日は息子中3の体育大会で、有給休暇をとって学校のグラウンドで太陽を浴びている。
暑いけど、蒸し暑さがマシなので木陰に入っていればすこぶる快適。
さわやかな初夏の休日だ。
パパ友さんとの会話。
みんな爽やかですね。
ねぇ、私たちの頃は殺伐としてましたよね。
でしたね。3年生とかめちゃくちゃ怖かったですね。
競技も、やるかやられるか、みたいな。
棒倒しとか騎馬戦とか、やばかったですよね。
近所中から卒業生のヤンチャが集まってくるしね。
祭りでしたからね笑
そんな会話をしながら、目の前では、殺伐の「さ」の字も感じさせない爽やかさで子どもたちは体育大会をめいっぱい楽しんでる。
しかも、学校や先生方がガチガチに厳しくしてるってわけではなく、リレー走の時に自クラスの前を走り抜ける時には、ゴールセレブレーションよろしくスタンドを煽るパフォーマンスで盛り上がりを欲しがる生徒がいたり、綱引きではエールが自然発生しての大盛り上がりがあったり、自由な雰囲気でめちゃくちゃ楽しんでる。
なんだろう。(地域や学校それぞれで違うとは思うが)学校が厳しく縛らなくてもとんでもないことをする子もいなくて、だから縛る必要もなく、縛られてないから、はみ出そうとする子もいない、というような。
悪いことしなくても、じゅうぶん楽しめる、というような。
爽やかに、楽しくはしゃいでる生徒たちを見ていると、健やかであること、素直に、思うがままに「頑張る」ことが揶揄されない環境って最強だな、と思った。
すくすくと、とか。
すこやかに、とか。
ずっと嘘だと思ってきたけど、そうじゃない世界が始まってるのかもしれない。
(もちろん、これも一側面ではあるのだろうけど)