初心者向け、ラジアルインベントリーを使わずに物のONOFFを実装

お久しぶりです。Wizzです。今日はラジアルインベントリ―を使わず、
物のON、OFFをする方法を書こうと思います。
この記事はWD(Write Default)がOFFの状態でやってます。(多分WDにチェック入れるだけで出来ると思います。しかし逆の場合(WDがONの状態からOFFに)だと少し手間がかかるのでこの記事では紹介しません。ご了承ください)

やることリスト


・ON、OFFのアニメーションの作成
・FXレイヤーの編集
・エクスプレッションパラメーターの編集
・エクスプレッションメニューの編集
以上の4つです。
頑張っていきましょう。


アニメーションの作成

プロジェクトタブの何もない所を右クリック→create→animationです。
名前をOO onなど分かりやすい名前にしておきましょう。
これでアニメーションが出来たので、中身を作っていきます。

アニメーションをアバターにドラッグアンドドロップ←これしないと編集できません。ご注意を
アバターにD&D後、アニメーションをダブルクリックでアニメーションタブを開きます。その後アバターの一番上の階層を選択します。

そうするとアニメーションタブの赤い丸が触れるようになります。
では編集をしていきましょう。

アニメーションの編集

赤い丸は行動を録画してくれるボタンです。それをクリックするとボタンが赤くなり、中腰になります。
次にONにしたいものを選択してください。私の場合はこのネイルハンマーです。

次に右側のInspecterの上部にある名前の左のチェックがあります。
これがオブジェクトをON、OFF出来るボタンです。
ここを一度チェックを外して、もう一度チェックを入れます。
チェックがはじめから入っているので、外してチェックを付けないと記録されません。

記録されたならprojectに戻ってアニメーションを選択、
CTRL+Dコピーしてください。
コピーしたアニメーションをRename。OO on→OO offに変えましょう。
アニメーションをダブルクリックしてアニメーションタブを開きます。
こちらは既に録画してあるものを編集するので、アバターにD&Dしなくても大丈夫です。
中身がOO 1みたいな感じ(OOはObjectの名前)になってると思うので、1を0に変えます(ON OFFは1と0の切り替えで出来てます)
編集したならここは終わりです。

FXレイヤーの編集

アバターのギミックなどは基本的にこのFXレイヤーを触ります。
アバターの一番上の階層を触り、プレイアブルレイヤーからFXをダブルクリック
黄色くピックアップされるのでそれをダブルクリックです。


次にFXレイヤーを開いた中(アニメーターウィンドウ)内の上部にある+マークを押します。


New layerが出来るので名前を好きな名前にします。
(私の場合ネイルハンマー)
レイヤー名をコピーしておきましょう。
Layerの右側にある歯車のマークを押して、Weightを1に(スライドバーを右に)


次にさっきの+マークの近くにあるParametersを押し、
Boolを選択、先ほどコピーしたLayer名をCTRL+Vでペーストします。
これで用意はできました。
先ほどのアニメーションを下記の画像のように配置します。
(分かりやすく配置してあるだけで特に意味はないです)

そしてこのアニメーションをD&Dして出来た箱(以降ステートと呼ぶ)
をクリック、Write Defaultをアバターによってチェックを外したり、付けたりなどしてください(他のレイヤーを見てみて、Write DefaultがONだったらONに統一してください。)
次にオレンジステートを右クリック、Make Transitionを選択しグレーのステートに繋げてください。
今のを逆にグレーからオレンジに繋げてください。
上向きの矢印を、下記の画像通りに設定してください。

次に下向きの矢印を下記の画像通りに設定してください。

簡単に言うと0.75などは終了時間です。これだと0.75秒分、終了時間が伸びる(長くなる)
ちなみに1秒にするとアニメーション一周分です。
Conditionsの所はさっき設定したParametersです。
TrueはMenuでONにするとぐるぐる回ってる状態(分かりにくくて申し訳ない)
物がはじめOFFの状態からONにする場合は右をTrue 左矢印をFalseに設定
逆の場合はTrueとFalseも逆にします。
ここはこれで終わりです。

エクスプレッションパラメーターの編集

もうすぐ終わりです。頑張っていきましょう。
アバターの一番上の階層のアバターディスクリプタ―から
下部のExpressionsの2つあるうちの下に設定されてる、エクスプレッションパラメーター(以降パラメーター)を選択、黄色くピックアップされるので、パラメーターを開きます。

上部にあるAddからFXParametersに設定した名前(コピーしたやつ)
をCTRL+Vでペースト。Boolにしておきます。
ここはこれで終わりです。

エクスプレッションメニューの編集

先ほどと同じ、アバターディスクリプターから次はMenuを選択、
エクスプレッションメニューを開きます。

Add controrlから好きな名前に設定。
TypeToggleにします。これ大事
その下にあるパラメーター先ほど入力した名前を選択
これで終わりです、お疲れさまでした。
(お好みでジェスチャーマネージャーで試してみましょう)

最後に

今回は久しぶりに記事を書かせていただきました。
これを機にラジアルなどから卒業し、自分でやれるようになるのがいいですね。確かにラジアルは楽なんですがね…壊れやすいのがデメリット。
Unity初心者の方にもわかりやすいように書かせていただきました。
が、分からないところや誤字脱字があったら私のツイッターよりDMを送っていただけると嬉しいです。
お次の記事でお会いしましょう。お疲れさまでした~





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