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露光時間とサポート材の位置について

新しくシンプルなハンマーを造ってみた。

中空構造になったため(レジン液がもったいので)2パーツに分けて印刷。

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ロングソードを造った時にレジンが溶けているような事象が発生したが、ハンマーを造った時にも発生した。原因を色々と考えていた。

最初に考えたのはレジンの洗浄不足。造形物に未硬化のレジンを残したまま2次硬化してしまったのではないかと。

なので、ハンマーを印刷した時には初期洗浄を十分に行ったが、やっぱりレジンが溶けたような事象が発生した。(上写真)

原因が分からず色々と調べていたら、「露光時間が長すぎると、造形物上に残ったレジンに漏れた印刷光が当たり、造形物が太る可能性がある」という記事を見つけた(URLメモるの忘れた)

そういえば、露光時間についてはNOVA3D Elfin2の水洗いレジン用に自動設定しただけで、全然いじってなかった。

なので、1体目のハンマーを印刷した後に露光時間を短めにして新たに印刷してみた。

また、サポート位置によっても造形物がへたり込んで凹凸ができやすくなる、という記事も見つけたので、サポート材の位置も改めてみた。


改めて印刷後↓

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(サポート処理の甘さはご愛敬)

ハンマーは2パーツに分けて印刷し、2次硬化後に接着剤で接合した。露光時間を短くしてもレジン垂れは発生したが、露光時間デフォルトよりマシになった。隙間も多少マシになった。


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反対側の写真。露光時間デフォルトの方はグリップの造形が溶けている感じがあるが、露光時間が短い方はデフォルトよりハッキリ印刷されている。

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露光時間デフォルトの方は頭頂部の造形がちょっと膨れた感じになってしまっている。レジン垂れも発生していたが、露光時間を短くすると造形がハッキリ、レジン垂れもほとんど発生しなかった。ちなみに、頭頂部面はFEPフィルム側。

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こちらはサポート材の面(プラットフォーム側)

露光時間を短くした方はレジン垂れが目立たなかった。(サポート材の処理甘さがある)

露光時間デフォルトの方は、2パーツの接合面が平行に印刷されず、隙間が多くなった。サポート材の位置を見直した露光時間短めの方は隙間がかなり改善された。

露光時間だけでなくサポート材の位置もまだまだ研究の余地あり。



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