まわってまわってまわって目がまわるー♫ ブーメラン効果
弱者の貧者救済
それがキレイ事では無く
社会の底辺で現実に機能している…
絶望的な飢えをギリギリの防御線で
しのいでる現場をアフリカ赴任中に数度目撃しました。
お金持ちには見えない…
実際に貧乏人の小生ですが
アフリカ赴任中に月一度だけ
福利厚生の施策によって
仕事が終わったあとに拠点外に一泊だけ外出させてもらえる日
がありました。
その施設は「日本人が利用しても安全な場所」です。
とある欧州の軍隊はジブチ国内に駐屯する拠点を持たず
そのホテルを宿泊施設として利用する・・・
警備と安全が確保されたホテルだとお墨付きのある
それなりに高級なホテルです。
そんな高級なホテルを利用しながら小官は
近所の小さな四川料理店へ火が出るほど辛い麻婆豆腐を食べに
歩いて出かけました。
アフリカでは…徒歩でほっつき歩くのは貧者です。
有産階級はどんなに近距離でもクルマ移動です。
安全が確保できないからです。
大使館の近所でホテルから10分歩けばたどり着く
その中華料理店の立地は
東京で言えば四谷や飯田橋のようなエリア
それでも…安全は確保されても安心※できない。
逆説的に言えば
「日本一過激な町と称される都心のとある繁華街」
のほうが安全で安心です。
日本の治安がどれほど有効に機能しているのか
「外国かぶれのようで非常に居心地が悪いけれど・・・」
日本の警察力や治安能力が不安定になる未来は
想像したくもありません。
一部のマスコミ・・・文化放送の午後の番組を占拠する
一団のような番組では
「言葉で表記するのが憚れるほど一抹の不安」を
盛り上げ煽っていますが・・・
彼らが番組で危惧する事柄は
「なぜか反方向へのベクトル」となる・・・
あのお方には
「♬これじゃ日本は心配だ!」と
植木等節を髣髴とさせる伝統芸で
日本の輝かしくない未来を
予言して欲しいものです。
とある高級ホテルでは
「美味しいけれど日本国内の倍以上」
は確実に…取られる食事🍴が標準です。
日本の高級ホテルより高い※くらいです。
本当に「取られる!」と実感するほど割高デス
ビールやウイスキーを屋上の展望バーでひっかけると
1杯2000円するホテルです。
ホテルの夕食代5分の1程度の値段で
待場のレストランならお腹いっぱい食べてたらふく飲めるのです。
従って月に一度の外泊でそちら方へ足が向くのは小官だけではありません。なぜわかるのか
「外出する場合はどこへ行くのか申告し許可を得て」
でないと・・・違反になるからです。
小官が当直の時はその申請を受理していた・・・
だから大体の行動パターン読めます。
自衛官がアフリカ勤務でもらっている手当では
「滞在ホテルのビールが二杯飲めないから」です。
四川料理店からホテルまでの薄暗い露地には
数件のキオスクと数件のレストランがあります。
その中の一軒は
寿司を提供する多国籍料理店「るつぼ」で
月に一度の「寿司ナイト」の時だけ訪問しました。
当時は3000円ほどで寿司が食べ放題になる
魅惑の場所でしたが・・・諸物価が高騰して
現在はいかほどするのか不明です。
コンビニの4分の1程度の広さしかない
キオスクは
日本にも昔たくさん存在した
街角の食料品店の趣きです。
店の中には
フランスパンやタバコ・ジュースやお菓子など...
「豊富な商品」とは別次元の必要最低限の生活物資が
並んでいます。
そこで二人兄弟と思われる小学生が
小官へ近寄ってきて
パンを1本差し出し・・・
「あげる」と・・・・
小官のみすぼらしさは定評があります。
近所の高級ホテル宿泊客というより・・・
一つ星安宿の客という風体です。
だからと言って少年が抱える家族の夕食とおぼしき
フランスパンの三分の一を無償譲渡される
訳には参りません。
ジュースでも買おうと右手に持っていた
日本円で200円ほどの少額紙幣を差し出すと・・・
「お金なんていらないよお腹すいているんでしょう?」
という返答です。
決して裕福そうには見えない少年の優しい心根は
「生活保護不要論」を声高に叫ぶ方々が
「弱者救済を施しだと履き違えている」
日本国内で蔓延する深刻な病巣にとらわれた
「守銭奴病末期患者」には
未来永劫理解不能な光景でしょう。
将来世代へ残すのは
債務?か美田?かについては
Kei先生のこの記事をお読みになってください・
まだの方!必読です👇
福祉予算をコストという側面で見る
それを完全否定するつもりはありません。
その否定する能力も根拠も
持ち合わせていません。
ただし・・・これだけは実感として
言いたい!
福祉予算もカタチを変えた
「未来への投資」です。
世代間の仕送り
だという学者もおりますが・・・
それでは受益者は高齢者に限定されます。
将来ある若年者だって・・・
その投資先・・・
客先案件です。
この投資は必ず将来戻って来る確実な投資案件です。
投資先は将来の日本を支える庶民です。
庶民が成立しない国家なら
「ご近所のとある国のように・・・
衰亡する?
または
消滅する?
危険負担が高い」
投資案件ですが
日本には十分すぎるくらい庶民が多い。
庶民が多い国は国民国家の持続性が高く
投資適格案件です!
その理解ができない方には・・・
アフリカの少年はただの偽善者です。
貧乏な風体の小生を有産階級ではない少年が施そうとする。
なんの見返りもない無償の双務契約です。
アフリカでも・・・お金持ちの子供はキオスクでパンを買いません。
当然小生へ施してくれる機会もえられません。
国家が直接福祉を実施できない場合・・・
そのときに起きる現象は原始的な共産制
国家成立以前から営々と実施されていた
人間本来の集団維持機能としての
弱者救済
なぜジブチというアフリカの小国へ多数の難民が押し寄せるのか?
欧米人やアジア人が
「汚いもの」でもサゲすさむように蔑視する
難民の物乞いに対して・・・・
真っ先に少額を渡したり食べ物を分け与える
その一群は
決して裕福そうには見えないジブチの庶民です。
その光景を自分の目で確認すると・・・
お金の価値とは?
投資の意味とは?
半永久的に解消しないパラダイム・・・
に頭を悩ませ・・・・
スカスカの脳みそがフル稼働しても
「自分の価値観との差位が埋まらず答えがでない」
そんな堂々巡りを体験できます。
過去に何度も起きた飢饉のたび
この土地では一部の奇特な庶民が
さらなる弱者を救ってきた・・・
それゆえ底辺の社会が維持されていた。
その真実は
「守銭奴病」的価値基準や
貸借対照表では数値化不能です。
しかし現実世界のジブチでは
右項目も左項目もしっかりと
バランスし債務超過にはならない。
近代経済学も真っ青の原始共産制です。
今から10年ほど前
とある浜松町の放送局の番組を筆頭に
「日本は老人がお金を使わないから駄目だ!」
・・・大手マスコミはこぞって
保守的で消費行動を起こさない中高年層を
散々にこきおどしました。
アベノミクスなんて効果のないまやかしだ
と煽っていました。
あれから…現状がどう変化したのでしょう…
日本各地ではインバウンド外国人ほど羽振りの良くない
日本人観光客が平日の観光地を占拠しています
たくさんの中高年層が観光して
お金を使い消費活動を実行しています。
ホテルは…外国人に見向きもされない低廉なホテルほど予約が取りづらい…
十年前なら貸し切り状態だった
房総半島の奥深い君津市郊外にある温泉施設にも…
驚くほどの宿泊客が押し寄せている…平日の夜に
時々温泉を利用する・・・
十年以上通っている場所なので
その状況は刮目に値するほどの活況に見えます。
社会が安定し…少し景気が良くなっただけで
「中高年層だって温泉に浸かってのんびりとバイキング料理を楽しみたい」
そんな需要が創出されます。
福祉の必要性は未来を安定化させるスタビライザーです。
社会全体がダッチロールを起こし安定軌道からそれないよう・・・
航法支援装置を整備するような…
投資だと思います😊
「怠け者が…ヤクザモノが…」と
叫ぶ人々には
「100%成功する安全な投資は無い」
という投資世界の現実を知らないか
意図的に無視しているのでしょう…
どの投資が成功するのかわかるなら…
投資家ではなく役人が運営しても…
ファンドは成立します。
しかし残念ながら役人が手を出したファンドは
ことごとく失敗します。
役人には「どれかひとつでも成功すれば良い」という…
挑戦的な投資は不可能です。
伊東園ホテルズや大江戸温泉グループの施設は…
「手軽な旅」を楽しみたい中高年層で平日も満員御礼です。
マスコミ各社は「老人は金を使え」と煽った行為の決算として…
「中高年層の観光客が増えて地方へ波及効果をもたらしています。」
とハッキリ宣言すべきです。
福祉の充実はアベノミックスによって
この十年でもたらされた果実です。
「アベ嫌いだから。。。現実の好況に沸く地方の観光地」を
意図的に取り上げ無いのは卑怯者です。
「ゴールデンラジオ」
でおよそ10年前
「このママ安倍総理の施策を進めたら
老人や弱者層は切り捨てられ更に貧困化する」
そう断定した左寄りのコメンテイターの方は
健忘症が進んだのか?
前言撤回不能なほど頑迷固陋なのか…?
その発言は無かったことになっています。
アベノミックスを否定していた首相は大惨敗して
しれっと方向転換を図って国民民主党へすり寄る
節操のない・・・無分別な裸の王様みたいです。
マスコミも…
「このママでは更に右傾化して…貧乏になる」
と煽った過去は封印しています。
今日現在もみじ狩りで各地に溢れる観光客は
「貧乏に陥った!やぶれかぶれに観光に興じる中高年層」
なのでしょう・・・
福祉に予算を喰われるのは無駄!!
と財務省の
大便代弁をしていたマスコミ諸社には
もれなくうんちマークを献上します!