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大学芋はま寿司問題!便乗記事

はま寿司が大学いもで大揺れ!・・・・

していません!


アサ芸の記事👆に後乗っかりするのは
気が引けるのですが
あえて・・・・

「Xユーザーによる写真を見る限り、確かに4個盛り付けされたメニュー写真と比べると寂しいように思えますが、はま寿司の大学いもは決められたグラム数で盛り付けることになっているといいます。
なので単に見た目の物足りなさの可能性は高いですが、今回のような疑問の声はネット上で複数見られますね」

アサ芸記事より引用

メニューの写真と実物の差はどうして起きるのか?

大手のチェーン店では

「誇大広告と世間に騒がれて・・・炎上」


することを望みません。

たとえば
「大学芋は160グラムを標準とする」と
本部が決めていても
実際にサーブするのは実店舗のパートさんです。

はま寿司に限らず大手寿司チェーンは
「どこも大忙し」です。
寿司という手間がかかる食品を
「安価で提供する」
ために・・・一番削るのは

「土地代と人件費です。」

作業限界まで効率を追求して絞られたパート数で
運営される店舗の作業は毎日戦争です。

パート採用から2か月程度は
「研修期間」ですが・・・
「きっちりと研修を実施して戦力化」
なんて実施している店舗は稀です。

「少しでも仕事を覚えたら・・・」

「はいあなた次は揚げ物」
「今度は軍艦担当」
「ネタの切り場へ行って」

と・・・
スキルが上がるたびに次の試練が
待ち構えています。

ゆっくりとメニューを覚え・・・

きっちりと作成する

そんな余裕より
お客様のオーダーを滞留なくこなせるスタッフ
が重宝されるのは
オープンカウンター方式ではない
閉ざされた調理室」で寿司を製造する
回転寿司チェーン店では当然でしょう。

テレビ番組とのタイアップやCMを乱発し

「新ネタや期間限定メニュー」
でお客様を呼び込むことに
本部は熱心です。

ただし・・・実店舗では
「新メニューの周知」が行われていないのに
せっかちな本部主導で
不慣れなメニューでも
「今日からお客様へ提供」
されます。

熟練工は・・・
パターン化した新メニュー
をそれとなくこなせます
新人スタッフは毎日目が回っているので
すべてが「新規事業」であり
さらに新たな刺客が加わり・・・混乱必至です。

お局様的店員は大概の実店舗に存在します・・・

「そんなにお芋盛らなくてもいい!」

と本部が決めたグラム数を確認せず
商品が客先へ提供される結果となります。

バイトリーダー的パートスタッフは
なにを基準に新人へ小言をたれるのか?

「自分の感覚がすべて」です。

チェーン店でありながら実態は個人商店と同じ構造です。

パートチーフクラスの・・・
数年務めた店員は
「メニュー写真も盛り付け例や提供グラム数」
を考慮せず自分の感覚で作業します。

「振り返り作業や見返し作業」で
時間を取られる
より
「オーダを素早く確実にこなす」ほうが
本部の評価が高い※からです。

※麺類や茶わん蒸し・揚げ物より寿司メニューのほうが
素早く提供されるのは
製造工程が単純だという理由ではありません。
そのほうがクレームが少ないという本部の
経験則によるものです。

店長でもないパートの古手が幅を利かせ

社員の若手店長を小馬鹿にする場合もあり
店舗の実質的運営は
「パートの古手が担っている」
その構造は・・・

人件費の削減による弊害です。

パート店員にとっては
「戦争を順調に終わらせる」ことが目的化して・・・

「お客様へお得感や納得を提供する」より
「本部の求めに応じた作業進捗と客数や回転率の向上による利潤」
へ舵が切られる・・・

回転寿司の成否はお客の回転だとは皮肉です!

結果として・・・
大手寿司チェーン店は店舗数も多く
いろいろな従業員を抱えるため

「時々炎上する」

バイトリーダーが
「そんなに芋を盛る必要はない」
と判断する材料は
「彼女の行動をとがめる責任者の不在」
に原因があります。

パートにも的確なランク付けを実施し
能力に見合う昇給を実施させれば
問題が解消するかといえば

「日本の硬直した税制」に阻まれ


時給が上がると働ける時間数が減る
という不思議な扶養控除問題が生起します。

国民民主党が
キャスティングボードを手中にした理由は

パートの扶養控除問題が大きいと言われます・・・

本部のほうは・・・
「利益を追求するのが民間企業」
の原則にしたがい
「ボリューム有りお得感満載」
のメニュー写真を掲示し

「この盛り付けなら〇〇グラム」
を例示しますが・・・
「守らなくたっておとがめなし」

でも・・・
心ある優良顧客は
「そんな本部の真意に気付き・・・逃げていく」

寿司チェーンは日本に必要不可欠な飲食店として
すでに「インフラ」に組み込まれつつあります。

寿司に限らず「ファミレス」などは
災害時に
「セーフティーネットとして機能する」
ことは防災関係者が着目しています。

「一定数の食糧と飲料水・避難場所を抱えた中規模施設」であり
どんな地方都市にも存在するからです。

アサ芸の記事に便乗して
「税制の根本問題を語る」

のはズルいと言われるかもしれません。

ただし問題の本質は
「ケチな古手の店員」と
「メニュー写真やレシピを確認する余裕がない店員」
というローカルスケールの問題だけではありません。

どんなチェーン店も炎上を望みません・・・
特に回転寿司チェーン店はその点では懲りています

本部のほうは
「お客さまへ不満を持たれるぐらいなら
大学芋の盛り付けは想定グラム数を多少オーバーしてもよい」
と思っているでしょう。

問題は日本の地下で暗躍するやつら

「デフレマインド暗黒団」

を掃討することで解決できるのでしょうか?

古手の店員だって・・・・
「毎日の異常な客数」をさばくだけで
「毎日ぐったりとして帰宅する」被害者です。

労働時間を短くしても・・・
時給を数十円上げても
根本的な問題解決には繋がりません。

「安価な製品を良しとする風潮」

「安くて美味しいものは・・・
誰かが本来獲得できる利益を犠牲にしなければ成立しません。」
その根本問題に気が付かなければ
解消は望み薄でしょう。

とあるおもうまい店
バカモリ店舗」を賞賛する風潮が社会に広がるのは
ある意味で「破滅的」です。

「バカ盛りは本来得られる販売利益」

より集客や注目度を上げて・・・
宣伝効果による客数増で薄利多売して利潤を追求する

という前提で成立します。

「店主の侠気による美談」などではありません。

お客様が本当に喜ぶのは

「バカみたいに長時間並んだ客だけが得られる満足
普通に提供される値段に見合った商品
という数式です。

社会は常にその方向へ収れんされます。

トヨタは

「100万円でバカ盛自動車」

ソニーは

「1万円でPS5」
を売らずともお客様を満足させ
永続的な繁栄を目指す・・・しかし
両社もいずれは寿命が尽きるでしょう!

それでは・・・

税制を変えない財務省や政治家を非難すれば
問題は解決するのか?

それ違います!

小生がそう信ずる理由は・・・
下記のKei様の記事を読んでください👇


「自分だけがお得な商品を手にできる」

そんな社会は長続きしないと納得し

「正当な対価を払う」

その覚悟が小生にも求められているのです。

社会が持続的に成長すれば
「みんなが欲しがる商品」の値段は少しずつ上がっていきます。

問題の本質は
「インフレ恐怖症」からの脱却です。

あまりにも長期間デフレ基調であったため
国民のマインドが

「円高是認・デフレ前提」

に固定されてしまいました。

しかし日本社会は

「もう簡単にデフレ基調には戻りません」

上向きになった日本経済は

モリタク説のように「大不況」に見舞われる

危険は極めて低いと思います。

その根拠は
国民がデフレマインドから脱却できていないので・・・
狂乱物価上昇は招きようがない
」からです。

マスコミの「インフレ警戒症」も
この点では有効です。

少し物価が上がると・・・
大騒ぎを始める!

そうすると・・・・抑制の効いた
軽度のインフレが長期間続く・・・

世界中の経済学者が夢想した

「軽度のインフレ持続」がかなう夢の世界

それが現在の日本です。

株価や経済指標に凸凹があるのは当然です。
なぜか

「人間のマインドは晴れの日も土砂降りもある」

株価とは「株式投資をする人間の心のゆらぎ」
が数値化されたモノです。

貨幣という「ただの紙切れ」に価値を帯びさせる
「信用創造」とは

「マインド」以外に的確に表現しようがない。

一万円札の製造経費は「数円」です。
それを「一万円の価値がある」
と信ずるのが貨幣経済です。

インフレ恐怖症は完全治癒が難しい!

したがって・・・高名な経済学者や
目立ちたがりの経済評論家の予想に反して
日本の軽度インフレはあと数年継続するでしょう。
それゆえ・・・
株価もアップダウンを繰り返して
少しだけ下値が切りあがる。

はま寿司の店員さんへ
「安心して大学芋を4個以上盛ってください。」


そんなことではま寿司はつぶれません!
バックヤードががさつく心配もありません」

はま寿司の経営が盤石になり収益を拡大することが・・・
「寿司を作った手袋を取り換えずにケーキをサーブしなければ
オーダが処理できない」

労働集約の世界を改善する「軍資金」を
はま寿司本部に与えるアドバンテージとなるのです。

ミクロの世界で
「そんなに芋を盛らなくていい!」
とあなたが小言をいったせいで
「はま寿司が潰れたら元も子もない」のでは
ありませんか?

はま寿司の本部さま・・・
目先の商品提供をケチることは
本意ではありませんよね?
小生はアサ芸記者より・・・
はま寿司などの寿司チェーンのミカタデス。






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