この世界は、仮想現実?
私は大学時代情報系の専攻で、量子力学もかじった程度の知識があるのですが、その時から思っているのが、この世界は仮想現実なのではないかということ。
自分で考えたのか、都市伝説系Youtuberの動画から得たものかは完全に忘れたが、どこかしっくりきてしまったのは確かだ。
ゲームの世界と、現実世界との共通点が、あまりにも多すぎる気がしている。我々が認識しているもの全てゲームの設定と言われても、全否定できない気がしている。
つまり、現実世界もゲームのように創り出されたコンピュータの世界で、それを創り出した存在がいるのではないか?ということ。
シミュレーション仮説って、よく言われているやつやね。
メタバース等の概念がいい例かも知れない。
アバターを操作して、画面の中の世界を歩き回る。
現実世界に例えれば、その肉体が”アバター”で、五感で感じる等、認識できるものは全てゲームの設定。
寝ている間はその世界から”ログアウト”していて、
その間に見る”夢”は、自分を操作している存在が見ている景色とか。
少なからずアバターに自己を投影するのだから、
繋がりが強ければ、逆にアバター側から干渉することはあるのかもしれない。
また、メタバースのような概念が出てきたときにふと思ったのが、
我々はゲームのような空間に潜り続けて、今の世界に来てないかということ。
メタバースの中にメタバースを創って、更にその中にもメタバース……
フラクタルのようにずっと潜り続けてその世界に辿り着き、その世界での”死”を迎えれば、来た道を逆行する…とか。
この考え方で一貫しているのが、全てコンピュータの中である、ということ。
現実世界においても、物質の最小単位はコンピュータと同じと言われても、何ら不思議では無いと思っている。
コンピュータの最小単位は「ビット」。
1ビットによって2つの状態、0と1で表現される。
それに対し、現実世界。
量子力学の観点から、量子は波と粒子の性質を併せ持つ…。
コンピュータと現実世界、それぞれ表現の仕方、見え方が違うだけで、
本質的には、同じなのではないかと思う。
ということはつまり、コンピュータの世界が我々によって創り出された世界ならば、我々の世界も創り出された世界と言えるのかも知れない。
そして、我々の世界を創り出した存在が住む世界も、創られた世界…。
一体どこが、終着点なのだろうか?
或いは…無いのかも知れない。
”終着点”という考え自体、愚かなのかも知れない。
きっと我々の次元では想像のつかない何かが、そこにはあるのだろう。