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【ストア哲学①】気になることを調べてみた

マルクス・アウレリウスの『自省録』を読んでストア哲学に興味を持った。

マルクス・アウレーリウス 自省録 (岩波文庫)

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ローマ皇帝でありながら哲学者でもあったその生き方、また

自分の内面に向き合うことの重要性、他人への寛容さや運命を受け入れる態度

などがとても印象的だった

マルクス・アウレリウスは121年から180年に生きた人

今からざっくり1900年も前の人が書いた本なのに、現代の悩みと同じものを感じた

そこから「ストア哲学」ってなんだろうと思ったので調べた内容を書いていきたい


ストア哲学の特徴って何?

ストア哲学の特徴は、理性を重視し、自然と調和して生きることを通じて、徳を追求し内面的な平和を得る実践的な哲学


理性、徳に関して意味とは?

理性

  • 意味: 感情や本能に流されず、物事を論理的・合理的に判断する能力。

  • ストア哲学における役割:

    • 人間の本質とされ、自然と調和して生きるための指針。

    • 自己を制御し、正しい行動を選択するための鍵。


  • 意味: 人間としての卓越性や優れた品性を意味し、「善いこと」を行う力。

  • ストア哲学における役割:

    • 真の幸福(エウダイモニア)の唯一の源泉。

    • 主な徳として「知恵」「勇気」「節制」「正義」の4つが挙げられる。



ストア哲学は3つの期間に分けられる

初期ストア派(紀元前4世紀末~紀元前3世紀)

中期ストア派(紀元前2世紀~紀元前1世紀)

後期ストア派(紀元1世紀~紀元2世紀)


主要な哲学者

初期ストア派 : ゼノン(ゼノン・オブ・キティオン): ストア哲学の創始者。

中期ストア派 : パナイティオス、ポセイドニオス

後期ストア派 : セネカ(ルキウス・アンナエウス・セネカ)、エピクテトス、マルクス・アウレリウス


ストア哲学の前には何哲学があったのか?

ストア哲学の前にはソクラテス、プラトン、アリストテレスを中心とする古代ギリシャ哲学があった。

ストア哲学の創始者ゼノンはソクラテスやプラトンの弟子だったのか?

いいえ、ゼノンソクラテスやプラトンは同じ時代を生きていない

時代の違い

  1. ソクラテス

    • 生没年:紀元前469年頃~紀元前399年

    • 紀元前5世紀の古代ギリシャ哲学者。

  2. プラトン

    • 生没年:紀元前427年頃~紀元前347年

    • ソクラテスの弟子で、紀元前4世紀の初期に活躍。

  3. ゼノン(ストア派の創始者)

    • 生没年:紀元前334年頃~紀元前262年

    • プラトンより約100年後の時代に活躍。


マルクス・アウレリウスをもっと学びたい!書籍は?

原典・訳書

  1. 『自省録(Meditations)』


マルクス・アウレーリウス 自省録 (岩波文庫)

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図解 自省録 人生を考え続ける力

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超訳 自省録 よりよく生きる エッセンシャル版 ディスカヴァークラシック文庫シリーズ

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まんが!100分de名著 マルクス・アウレリウス 自省録 (扶桑社コミックス)

  • 扶桑社

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マルクス・アウレリウス「自省録」 (講談社学術文庫)

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NHK「100分de名著」ブックス マルクス・アウレリウス 自省録 他者との共生はいかに可能か

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マルクス・アウレリウス「自省録」を読む (祥伝社新書)

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マルクス・アウレリウス 『自省録』のローマ帝国 (岩波新書 新赤版 1954)

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自省録 (西洋古典叢書 G 6)

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「自省録」だけでもいっぱい本ある。。。

哲学といっても時代や〇〇哲学とかたくさんある、ありすぎる。。


本もそれに合わせていっぱいある。。。


なのでまずは興味を持った「マルクス・アウレリウス」やストア哲学関係から色々と書籍を読んでいきたいと思う。


また今気になっているのはマルクス・アウレリウスと同じストア哲学派の「エピクテトス」だ


またこれらの本もゆっくりと読んでいきたいと思う!


その都度思ったことやストア哲学など関係のあるものをまとめていきたいと思う。


最後まで読んでいただきありがとうございました!



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